2022年レギュレーション向け空力開発は2021年までお預け
こんにちは!
F1のある暮らしデザイナーのしゅんじです。
新型コロナウイルスの影響で2021年から導入が決定していたマシンの技術レギュレーションの導入を2022年からに延長したF1ですが、さらなる施策を検討していたようです。
新レギュレーションの導入を一年後ろ倒し、さらにいかにその状況を平等に作り出すかが課題になります。
近年、大幅なレギュレーション変更を活かし、圧倒的なマシンの優位差を武器にチャンピオンシップを制しているチームが存在します。
一つは2007年のブラウンGPであり、もう一つは今現在でも圧倒的な力を示し過ぎているメルセデスです。
特に後者は豊富な資金力を活かしつつ、過去のレギュレーションでの勝負をある意味捨ててまで新たなレギュレーションへの変換点で、競争を挑んで勝ち取ったとも言える状況です。
新レギュレーションの導入が2021年から2022年に延期される中で、このように豊富な資金を背景にした開発力を武器に圧倒的な競争力を産み出すチームの力を懸念し、F1は2022年まで技術レギュレーションに変更を加えない(2021年は今年のマシンで走る)ことに加えて、2021年は2022年向けの新しいレギュレーションに向けた空力開発を停止するという方針にしました。
時間的観点での平等性を産み出す苦肉の策のようには見えますが果たしてどうなるのでしょうか?
完全に取締るのも難しそうに感じますが。
今日も一緒にF1を楽しみましょう!