コーチングを受けるメリット、受けないデメリット
こんにちは!
時速350Kmの未来を達成するコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。
今日はコーチングのメリットとデメリットについてお伝えしたいと思います。
ただし、一般的に語られるコーチングを受けるメリットとデメリットではなく、コーチングを受けるメリットと、受けないことによるデメリットについてです。
まず、コーチングを受けるメリットです。
最大のメリットは、クライアントが一人では気づけない観点での気づきを得られるということです。
コーチとの対話によって、自分では気づけないところに意識が向き、潜在意識から情報を引き出し、新たな気づきを得るのです。
さらにセッションの中で培った考え方やスキルをもって、セッション終了から、次回のセッションの間の生活にも変化がもたらされます。
コーチング的な考え方で自ら内省して、セッションで得た気づきをさらにブラッシュアップすることも可能になります。
一方で、受けないデメリットについてお伝えします。
最大のデメリットは機会損失だと考えます。
コーチングにより新たな気づきを得て、スピードアップを図ったり、スタックしている現状を打破するといった機会を失うことになります。
目標達成に向けたタイムスパンが延びる結果になりかねないと言うことです。
ここでまたF1の事例を取り上げます。
F1では、いかに効率的に、短時間でマシンの開発を継続的に進めて行けるかがポイントになります。
そのためには、あの時にやっておけば良かったという機会損失は無視できません。
エンジニアたちは、大小あらゆる改善ポイントを全てリストアップし、そのリストに優先順位を付け、その優先順位に従って開発を進めて行くのです。
こうすることで効果の高い開発は必ず実行に移し、大きな機会損失にならないよう判断して進める訳です。
先のコーチングのデメリットの観点でも、機会損失に陥る事が無いよう、考えられる選択肢を抽出して、分析して頂きたいと思います。
自分の挙げた選択肢の優先順位に従って、何を実行するのが自分にとって効果があるのかを見極めて下さい。
その時にコーチングより他の選択肢を優先しても良いと思います。
自身の置かれた状況の中で、最適な選択をし、悔いのない行動をして頂ければと思います。