その行動は結果に結びついていますか?
おはようございます!
おはようございます!
朝勝つ習慣実践コーチの福井俊治(しゅんじ)です。
行動が目的化してませんか?
いきなりですが、今日も計画に基づいて実行できているでしょうか?
ここで一つ確認をお願いします。
日々の行動は自分が求める結果を生み出しているでしょうか?
もしくは、まだ十分ではないかもしれませんが、正しい方向に進んでいるでしょうか?
自分も陥ってしまいがちな罠ではあるのですが、計画表で行動を明確にすることはいいのですが、行動すること自体が目的化してしまい実行しただけで満足、ということもあります。
行動を明らかにしてスムーズに動けるようにするのが計画表の役割なので、計画に基づいて行動すること自体は問題ありません。
ただ、行動することが目的化すると、実行したらOKとなってしまい、それが本来やりたかったことを実現もしくは、そこに向かって進められているかの観点が抜けてしまいます。
従って、問題はその行動の結果なにができたかを評価する必要があるということです。
結果を評価して、次の行動を見直し(見直す必要がない場合もあると思いますが)、計画表に反映する必要があるのです。
登山の例で考えてみましょう
一つの例でお話ししましょう。
あなたは登山をして、ある山の頂上を目指すとします。
それに向けて、登山計画を立てたとしましょう。
最初は最速で登頂するためには最短が良いと考え、最短ルート前提で計画を立てたとします。
そこで、計画に従って登り始めました。
しかし、行ってみると、とても自分の体力では登れる気がしません。
ここで、あきらめずにそのルートにトライし続けるのが、行動が目的化してしまった人です。
登れないルートに挑み続けても、時間と体力を失うだけで、登頂するという目的に一切近づけていません。
でも、とりあえず頑張っているから満足!という状態になってしまっているのです。
ここで考えるべきは、他のルートはないのか?という事です。
ということで調べてみると幸い他に2つのルートがあることが分かりました。
一つは最短ルートよりやや距離がありますが、自分でもギリギリ進めそうなルートです。
もう一つは迂回して距離はありますが、比較的緩やかな登りの連続でスピーディに登れそうです。
PDCAは正解を進み続けることではない
どちらを選んでもいいですが、選択して、次の行動に繋げるのがPDCAと言えます。
ここで、ギリギリ進めるルートに挑んで時間を掛けながら頑張ってもいいです。
あるいは、迂回ルートで遠回りして進んでもいいです。
でも、もしかしたら、ギリギリルートを進むより、迂回ルートをスピーディに進んだ方が登頂に要する時間は短いかも知れません。
そんな風に自分のリソース(能力や時間)をどう使うのが自分にとって最適化を判断して次の行動に繋げていくのが大切になります。
当然、やってみないと分からないこともあります。
ギリギリルートに行ってみたら思ったより厳しく、こんなスピードなら迂回ルートで行った方が速いと思えば一旦戻ってみるのもありです。
そんなことも含めてPDCAになります。
要は行動して得られた結果から、今後の成果を予測して、そのまま続けるのか、何か別の対策を打つのかを考えて次の行動に繋げる。
これを日々繰り返していくのがPDCAです。
必ずしも最速ではないかもしれませんが、山頂を目指して、その時点での考えられる最善策を打っていけば大外しせずに登頂できるはずです。
ということを考えて日々のPDCAを回して頂ければと思います。
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