成果を数値で把握するメリット3つ
おはようございます!
おはようございます!
プロジェクトマネジメントコーチの福井俊治(しゅんじ)です。
目標を数値で設定していますか?
これをお読み頂いている方は、計画を立てて、それに対する実績を測定されてる方も多いと思います。
その実績はどのように把握されていますか?
まさか、行動した量から何となく推し量る…なんてことはしてないですよね?
ここで、自分が断然おススメしたいのは、目標は数値で設定して、そこへの到達度で達成度合いを判断するという方法です。
3つのメリットを確認しましょう
数値目標をもって実績を評価することに対しては、大きく3つのメリットがあると考えています。
今日はそのメリットについてお伝えしたいと思います。
最初に3つのメリットを確認しておきましょう。
それは、以下の通りです。
・最終的に目標を達成したか否かを客観的に判断できる
・途中の進捗度合いが具体的な数値で判断できる
・実行途中で挫けそうになった時のモチベーションアップにつながる
では、それぞれ順に見て行きましょう。
達成したか否かを客観的に判断可能
最初に、目標を達成したかどうかを客観的に評価できる点についてです。
目標に向かって行動を起こしたものの、それが予定通りの成果をにつながっているかを判断するのは、どのような方法で実施されているでしょうか?
仮に数値目標がない場合、達成できたか、できなかったかは、主観的な何となくの判断に委ねざるを得ないのではないでしょうか?
実際に達成できたかどうかを明確に判断できる材料がないため、判断が人によってブレる可能性がありますし、もやもや感が残ってしまいます。
一方で、数値目標さえあれば、誰が見ても明らかな判断ができます。
ある意味、ごまかそうと思ってもできないくらい、客観的かつ明確な判断ができてしまいます。
これくらいでないと、達成できない状況下で、次の行動に移すことができず、結果的に目標達成できない状況に陥ってしまいがちです。
なので、数値目標に従って、達成できるまで行動し続けるということは重要になります。
進捗度合いを数字で判断する
次に、進捗状況を数値で判断できるという点についてです。
数字で目標値を持っていれば、途中の進捗を明確に達成率何パーセントといった指標で把握することが可能になります。
ここが曖昧だと、人間は途中でしんどい場面に出くわした時に、ついつい挫けてしまいがちです。
想像してみて下さい。
富士山を登っている時、何合目というマイルストーンがないと、3776m もある山を何時間もかけて進んでいる途中で心が折れてしまいそうだと思いませんか?
富士山は5合目や9合目といったマイルストーンがあるからこそ、途中で挫けそうになっても、頂上にまでの残りの行程が想像できます。
数値目標がある場合も全く同じです。
進捗率が何パーセントかを正しく判断することで、ゴールに向かってあきらめずに行動を続けることができるのです。
モチベーションアップにつながる
最後に行動中のモチベーションアップにつながる点についてです。
ここでおススメしたいのは、目標数値を積み上げ式にすることです。
これにより、そこまでの道のりを振り返り、その達成状況から力をもらえるということがあります。
例えば、イチローは現役時代にヒットの本数を年間目標に設定していました。
これはヒットを打つことで着実に積み上げられ、仮に凡退したからといって減るものではありません。
指標としては、必ず一方通行で増え続けるものになります。
その場合、積み上げた本数を見れば、これまでの自分の努力の成果が客観的に評価ができますので、これから先もがんばって行こうというモチベーションアップにつながります。
一方で、打率のような指標を使ってしまうと、がんばっても打率が下がってしまった時にモチベーションが逆にダウンしてしまう可能性もありますのであまりおススメできません。
やはり積み上げ式の目標が成果を見える化してくれるのでおススメです。
以上、目標を数値で設定することのメリットをお伝えしてきました。
ぜひ、目標達成に向けて行動を継続する際に、数値目標を設定して挑戦を続けるようにしてみてください。
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