2019年のメルセデスを分析

こんにちは!

F1のある暮らしデザイナーのしゅんじです。

今シーズンのF1には全10チームがエントリーしています。

その10チームそれぞれについて、今日からレビューしていきたいと思います。

まずは昨年のチャンピオンチーム、いや、5年連続でコンストラクターズとドライバーズの両タイトルを取り続けてきたチームです。

メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

シャシー:W10 EQ Power+

パワーユニット:メルセデス M10 EQ Power+

ドライバー:#44 ルイス・ハミルトン(イギリス)、#77 バルテリ・ボッタス(フィンランド)

今年もタイトル争いの主役であることは間違いないメルセデス。

新型マシンW10も昨年の正常進化型と言える見栄えになっています。

フロントウイングが、ワイドかつ、エレメントシンプル化のレギュレーション変更を受けて変わっていますが、コンサバティブな印象を受けます。

見た目で大きく変わったのはカラーリングでしょうか。(笑)

シルバー、ライトグリーン、ブラックのカラースキームは変わりませんが、エンジンカウル後半は黒い部分が増えるとともに、メルセデスのスリーポインテッドスターを思わせるマーキングを散りばめています。

カーナンバーの塗装はノーズはブラック、エンジンカウルは上記の通りベースがブラックなのでホワイトで塗られている事もあり、全体的に引き締まった印象を受けるカラーリングです。

チーム体制、ドライバー陣ともにダブルタイトル獲得の昨年から大きな変更はなく、安定性を継続できそうなのもこのチームの強みでしょう。

とは言え、フェラーリとのタイトルバトルは昨年以上に熾烈さを増すことが予想されます。

ドライバーズタイトルは今年もハミルトンとフェラーリのセバスチャン・ベッテルの一騎打ちが予想されます。

ハミルトンの不安材料として、かつてニコ・ロズベルグが付け入る隙として表現した精神的なムラがありましたが、昨年終盤、フェラーリとベッテルが崩れる中、圧倒的な強さを見せつけた様子を見る限り、今のハミルトンはその弱点を克服したのでは?と思わせるものがありますね。

一方のボッタスは今年は正念場のシーズンと言えそうです。

ロズベルグ時代に比べると、ハミルトンに対する戦績が今ひとつの期待外れ感があります。

まぁ、作戦的なところもあって、全てが彼のせいではないのでしょうが。

昨年、フォース・インディア(現レーシング・ポイント)のシートを放出されたエステバン・オコンがリザーブに控えるだけに、ここは踏ん張りどころでしょう。

いずれにしても、注目はこのチームが今年もトップに君臨し続けるかどうかですね。

1999年から2004年まで6連覇を果たしたフェラーリの大記録に挑むシーズンになります。


今日も一緒にF1を楽しみましょう!

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