計画8割の真の意味とは?
こんにちは!
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時速350Kmの未来を達成するコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。
計画が成功の鍵を握っている
何かを達成しようとする時、計画するのが8割、それを実行するのが2割という言い方をされる場合があります。
要は、正しい計画を立てられればその目標は8割方達成できたも同然で、その計画を予定通り進めていくことで残りの2割が達成されるというイメージですね。
要は、それだけ計画を立てるのが難しく、重要であるということだと思います。
計画を立てるためには、現状の整理、目標達成後の姿の明確化、その間のギャップ分析、そしてギャップの埋め方の検討といった一連の作業が必要になります。
この辺り、まさにコーチングの問い掛けそのものといった感じです。
現状の分析では、今どういう状態にあるかを整理します。
何ができていて、何ができていないか。
目標に対して、足りていないものと、そのレベル感(例えば10点満点で何点くらいかとか)を明確にします。
次に、目標達成後の姿の明確化では、具体的にどうなれば目標達成かを明確にします。
数値など、客観的に捉えられる指標で見える化するのも役立ちます。
この時、達成できたシーンを明確にありありとイメージできるくらいになれば理想的です。
ここがブレると、計画も行動もブレますので、しっかり明確化しましょう。
次のギャップ分析は、現時点と達成後の姿とのギャップを確認します。
何が、どれくらい足りていないかの観点です。
最後に、埋め方の検討ですが、先の明確になったギャップをどういうアクションで埋めて行くかを考えます。
その際、どんなリソースを使うかも検討します。
ここでは、時間やお金もそうですし、誰かの力を借りるとか、何かのサービスを利用するとかも含まれます。
そうやって、計画を立てて、あとは実行すればいいだけかというと実はそうではないんです。
F1マシンは常に開発計画最適化を図っている
ここで、F1での事例をお伝えします。
F1では激しいマシンの開発競争があります。
近年では、毎戦アップデートのパーツを入れるのが当たり前で、いかに効果的なパーツを早期に投入できるかがカギになってきます。
当然、開発は年間の開発計画に従って進んでいきます。
しかし、それだけでは足りません。
当初の開発計画はベースとしつつも、ライバルチームとのマシンの比較で開発アイテムの優先順位を組み替えたり、新たな計画を追加したりといった計画のアップデートも必要です。
このようなPDCAサイクルを回すことにより、ライバルより優位に開発を進めることが可能になるということです。
目標達成に向けた計画もPDCAを
最初にお伝えした計画立案についても同じです。
先にお伝えした通り最初の計画を立てはしますが、実はそれだけで8割達成できた訳ではありません。
立てた計画を実行に合わせて見直して、PDCAサイクルを回し続けることで8割達成できるというイメージです。
なので、計画は行動しながら常に見直すくらいの感覚が必要です。
そうやって初めて8割達成できると考えて下さい。
そう考えると、計画8割って妥当だと思いますよね。
ぜひ、そんな行動計画を立てて、アクションを進めてみて下さい。
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