やっぱり人は目標が明確でないとがんばれない
おはようございます!
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問い掛けで活路を開くビジネスコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。
明確な目標を持つことの意味を考えてみる
気が付けばすっかり年の瀬ですね。
年内のお仕事もすっかり終えて、ちょっとのんびりという方も多いと思います。
忙しい日常から離れ、英気を養う意味でも、たまにはのんびり過ごすことも大切だと思います。
そんな感じで休みに入ったからか、近頃、近所でジョギングする人を多く見かけるようになってきました。
実は、この時期(!?)、うちの近所って走っている人が増える時期なんですよね。
というのも、毎年1月の最終日曜日には、近所でその筋ではそこそこ有名な「勝田全国マラソン」が開催されるからなんです。
今日はそんな走っている方々を見て改めて認識した明確な目標を持つことの意味をお伝えしたいと思います。
具体的な目標が行動を後押しする
先ほどお伝えした通り、うちの近所ではこの時期、走っている人が増加するのですが、走っている方の多くは、勝田マラソンに向けて練習している方ではないかと推測します。
そして、今年はこれまでより増加の割合が多いように感じるのです。
何でかなぁ…と考えた際に真っ先に思い浮かぶのは、勝田マラソンが2020年の大会を最後に新型コロナウィルスの影響で開催を見送られており、2023年が実に3年振りの開催となって、これが影響しているのではないかということです。
ここ数年は勝田マラソンという明確な目標がなかったために、この時期に走る人も通常よりも減っていて、今年はレース復活に合わせて走る人も戻って来たのではないかという推測ですね。
実際、具体的な目標がないと力が入らないという話はよく聞きます。
なので、勝田マラソンという明確な目標が見えて、それに向かって動きが活発になったと思うのです。
人はいつかに向けての備えは難しい
ただ、考えてみると、勝田マラソンは中断されていたとはいえ、状況がそうさせているだけで今後実施しないという話ではないですし、いつか復活することが確実視されていたレースです。
であるならば、別に直近でレースがなくとも、いつかあるレースに向けて練習を続けてもいいんじゃないかという気もしないでもないです。
でも、いつかのレースに向けては、なかなか人は本気になれないんだと思います。
それは、練習した方がいいのは分かっているものの、「いつかのレース」に対して、どれくらい不利益やご利益があるか見えないから。
要は、今の行動のインパクトが分からないからなんですね。
ところが、1月末に走ることが明確であれば、そこから逆算して、どれくらいの練習が必要かとか、いつのタイミングでどんな練習をしておかないといけないかが明確になり、それに対して、やったか、やってないかが明確になるので、行動の後押しになりますよね。
ということで、具体的な目標が定まると、それに向けてやるべきことが明確になり、行動を後押ししてくれるということが分かります。
これって何事においても同じだと思うんです。
人はいつかに向けては本気になれないので、まずは具体的な目標を設定することから始めるのが良さそうです。
ちょうど新年という新たな節目のタイミングですので、ゆっくり考えて見てもいいんじゃないかと思います。
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