計画立案の前にやっておくべきこと
おはようございます!
おはようございます!
プロジェクトマネジメントコーチの福井俊治(しゅんじ)です。
計画表をただ作るだけではダメ
いつも自分は行動に際して、事前に計画表を作って、それをベースにタスクを実行していくべきだということをお伝えしています。
しかし、実はそれだけではまだダメで、計画表を作る前にやっておかなければならないことがあるのです。
今日はそれについてお伝えしたいと思います。
目的地の設定と現在位置は確認できているか
計画の立案は、カーナビのルート設定のようなものであると言われることがあります。
目的地を設定して、そこに向かうために、どのようなルートを選んで進んでいくかを決定するのが計画立案だという話ですね。
カーナビのルート設定する際には、先ほど書いたように目的地を設定するのはもちろんですが、GPSによる現在位置の確認も重要になります。
今どこにいるのか分からなければ、ルート探索のしようがないですよね。
それは、お分かり頂けると思います。
ではあなたは、自分の目標達成に向けて、この目的地の設定と現在地の確認を正しく実行できているでしょうか?
これが計画表を作る前にやらなければいけないことになります。
目的地設定
まず目的地の設定です。
計画表を作ろうと言うからには、何かしら達成したい目標をお持ちなのだと思います。
しかし、ここをもっと深掘りして、具体的にイメージできるレベルまで落とし込んでおく必要があります。
腹落ちできてないといざ計画を実行するときに、本気度が不足してしまい、ついつい行動がおろそかになってしまいがちだからです。
ここで明確にして頂きたいのは、その目標を達成すると、あなたはどんな気持ちになれるのか。
そして、それによって、あなたにとってはどんな嬉しいことが得られるのでしょうか。
あるいは、あなたに関わる人は、あなたの行動にどんな感情を抱き、あなたにどんな感謝の言葉を伝えてくれるのでしょうか。
このようなことをイメージして、具体的に目標達成した際に何が得られるかを考え、その成果から本当に自分のやりたいことであるかを腹落ちさせて目的地を明らかにします。
現在位置の確認
次に現在位置の確認です。
先に明確化した目標を達成するために、今自分がどういう立ち位置にいるかを確認します。
基本的にはヒト、モノ、カネ、情報といった観点で、自分の手元にあるものを明確にします。
自分の手元の資産の何が目標達成のために役立つかをここで明らかにするのです。
例えば、自分のどんなスキルが役立つか、誰か助けてくれそうな人はいるか、時間やお金はどれぐらい投資することができるか、といった観点で使えるリソースを全て洗い出します。
そうすることで、現在位置を正しく認識でき、目的地に対するギャップを明らかにすることができます。
このような行為によって、目的地、現在位置が明確になれば、それに対するアプローチ、すなわち、ルート検索がより精度高く実施できるようになります。
ぜひ、計画立案の前に、まずは目的地と現在位置の確認を行ってみて下さい。
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