コーチの役割は触媒作用
こんにちは!
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時速350Kmの未来を達成するコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。
コーチングって何?という方へ
もしかしたら、まだ一般の方々にとってコーチングというものは縁遠い存在かもしれません。
コーチングって一体何をしてくれるの?
コーチングの結果得られるものって一体何?
と言う方も、多くいらっしゃるかもしれません。
本日はそんな疑問にお答えする1つの考え方をお伝えします。
コーチは触媒
コーチングセッションでは、コーチがクライアントと対話することによって、課題と向き合っていきます。
この時、課題を解決する主体はあくまでもクライアントであって、コーチはそれをサポートする存在ということになります。
人は誰かに話をすることによって、その話した内容を自分の耳で聞き、そして自分の脳で改めて咀嚼します。
オートクラインと呼ばれる作用ですが、ある意味、これがコーチングの真髄と言えるかもしれません。
コーチはあくまでクライアントの気づきをサポートする触媒にしか過ぎません。
クライアントは自ら発した言葉を自分の中で整理し、そしてときには深掘りをし、そこから新たな気づきを得られるのです。
このような作用をするのがコーチの役割といえます。
F1ドライバーとエンジニアの関係
F1を例にもう少しわかりやすく解説してみましょう。
クライアントはF1ドライバーであると考えてください。
そして、コーチはそのクライアントにF1マシンを提供するエンジニアという風に捉えることができます。
F1ドライバーは本来速く走る能力を持っています。
しかし、マシンのセットアップが不十分であれば、マシンの速さを十分に引き出せず、ドライバー本来の速さで走ることができません。
そこで、エンジニアすなわちコーチの出番です。
ドライバーと対話して、走りの癖や、セッティングの好みなどを引き出し、それを踏まえて走りやすいマシンにセットアップしていくのがコーチングセッションと考えられます。
その結果、提供されたマシンはドライバーにテーラーメイドで用意された、そのドライバーのためだけのマシンであり、能力が最大限発揮できる環境を整えたものでもあります。
このようにセットアップされたマシンを提供するのがコーチの役割です。
この例からわかるように、コーチは自ら課題解決して対して直接の行動はしませんが、クライアントが最大限能力を発揮できる環境を提供し、一緒に最適な結果を導き出すのです。
いかがでしょうか?
多少なりともコーチの役割を理解して頂ければ幸いです。
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