レッドブルにリカルドの将来はあるか?
こんにちは!
プロジェクトマネジメントコーチの福井俊治(しゅんじ)です。
昨シーズンをもってマクラーレンを放出されてしまったダニエル・リカルド。
残念ながら、その後、レギュラーシート獲得には至らず、今シーズンはレッドブルのサードドライバーとアンバサダーを兼任するポジションを手に入れています。
リカルドとしては、2019年~2020年にルノー、2021年~2022年にマクラーレンと渡り歩いたのち戻ってきた場所ではあります。
そのリカルドの来季の去就に関して、早くも憶測が飛び交っています。
そもそも、リカルドが今回のポジションに収まったのは、2024年のレギュラーシート獲得に向けたステップにすぎません。
では、リカルドは2024年にレッドブルのシートを獲得する可能性はあるのでしょうか?
契約面で考えると、2028年までの超長期契約を結んでいるマックス・フェルスタッペンはもちろん、セルジオ・ペレスも2024年までの契約を持っています。
それを考えると、リカルドがこのチームでレギュラーシートを手に入れる余地はないように感じます。
ただ、ペレスが期待に応えられなかった場合、そして、リカルドが良いパフォーマンスを魅せた場合には可能性があるのではないかとの憶測も飛んでいます。
まぁ、F1の世界では、契約があっても、それが絶対的な約束にならないというのはよくある話です。
なので、ペレスを1年早く放出するのは可能でしょう。(実際、リカルド自身、昨年マクラーレンにされた行為ですし…)
とは言え、リカルドがパフォーマンスを魅せる機会が果たしてあるのか?
サードドライバーとはいえ、どちらかと言えばマーケティング的な役割を期待されているリカルドはシミュレータに乗る機会は限られるでしょうし、実車での走行となると期待できるのか怪しいところです。
と考えると、現実的には他チームに活路を見出すのが現実的だと思いますが、どうでしょう?
今日も一緒にF1を楽しみましょう!