すべては現状認識から始まる
■こんにちは!
こんにちは!
時速350Kmの未来を達成するコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。
■まずは現状分析から
何かを達成しようとするときに、まず必要になるのは自分が今どこにいるかを認識することです。
すなわち、現状分析をして自分の立ち位置を明確にするわけです。
今自分がどこにいて、どういう状態にあるのかを正しく認識することから全ては始まると言っても過言ではありません。
そこからあるべき姿、すなわち達成した未来の自分の姿とのギャップを明確にして、実行するべきことを抽出していくわけです。
■競争の激しいF1でも現状分析から
F1の世界でも、現状認識する事は重要です。
F1では常に開発競争が行われており、進歩がなければ後退していると言われるほど、各チームの開発スピードは早いです。
そんな時、効率よく開発を進めるために必要になるのが、自チームのマシンの現状分析です。
マシンのパフォーマンスを正しく理解し、開発目標に達している部分と、そうでない部分をを明確にし、今後の開発の方向性を定めます。
ただ、F1の場合、ギャップ分析する対象は自らの開発目標だけでなく、ライバルチームのマシンとのパフォーマンス比較も必要になります。
他チームの能力をベンチマークとして把握し、自分たちに足りない部分やさらに強化すべき部分を評価していくことになります。
このような分析を通して、何が自分たちのパフォーマンスアップに効果的かを判断して、実際の開発計画に落とし込んでいくのです。
■現状分析ができてギャップ分析ができる
冒頭に述べた通り現状認識を正しくすることが最初のステップであり、そこからでなければ達成したいありたい姿とのギャップを明確にすることはできません。
これができて初めて、次のフェーズに進めるのです。
その差分を埋めるために今最優先でやるべき事は何か、それをどのような方法で達成していくのか、どれぐらいのリソースを投下するのか、といった話ですね。
閉ざされたF1の世界と違って、これを実行していく過程は、他に成功している人のやり方をベンチマークとして検討することも可能です。
いずれしても、すべては自分の立ち位置を明確にすることから始まりますので、まずは現状をしっかり分析してみましょう。