立てた計画は守らなくてもいい

おはようございます!

おはようございます!

朝勝つPDCA実践コーチの福井俊治(しゅんじ)です。

計画を立てていますか?

突然ですが(最近こればっかり…)、ちゃんと計画を立てて行動できていますか?

計画の大切さを理解している方は多いと思いますが、なかなかちゃんと計画表を作って実行しているという方も少ないのではないでしょうか?

よく聞く話として、計画を立てるとプレッシャーになってしまうということがあります。

どういうことかと言うと、計画を作ったことによって、それを達成するために心理的ストレスが発生するという話です。

確かに、一度立てた計画は絶対変えてはいけないとか、必ず全てのタスクをその通り達成しないといけない、といった考え方になってしまうとなかなか大変だと思います。

そんなあなたに強くお伝えしたいことがあります。

それは、立てた計画は守らなくてもいい(!?)ということです。

立てた計画を守らなくていい理由とは

そんな話をするとちょっとびっくりされるかもしれませんね。

少し解説をしましょう。

実は、冷静に考えて頂ければ分かると思います。

計画を立てた段階で、必要な全ての情報は手元に揃っていましたか?

計画を立てた時から、周囲の状況やその他変わっている条件はありませんか?

計画を立てた時点で全てを見通せていれば問題ないのですが、そんな恵まれた状況はなかなかないと思います。

そう考えると、それらの状況変化に応じて計画を見直すのは当然の帰結になります。

また、実行段階で自分が想定していた通りに進まなかったり、想定していた状況と違うが故に別のアプローチを取らざるを得ないといったことも往々にして発生します。

そう考えると冒頭にお伝えした通り立てた計画を守らなくてもいいという話になるのです。

PDCAの真髄はアジャスト

いや、むしろ柔軟に状況に応じて計画を見直すのは正しいと言えるのです。

PDCAの真髄はどちらかと言うと、立てた計画を一切変えずに進めるという話ではなく、日々状況が変化しつつ進んで行く中で、いかにアジャストしていくかがポイントになります。

そのため最終目標や、重要なマイルストーンの日程さえ達成できれば、その他のタスクは組み換えたりリカバリーを図ったりしながら進んで行くというのが当たり前になります。

そのように考えれば、計画を立てることに対するプレッシャーも和らいでいくのではないでしょうか?

必要なのは、日々の行動の中で、計画に対し自分の置かれた状況や現在の進捗状況をいかに正しく、素早く把握するかになります。

その把握した情報に応じて、その時考え得る最善の策で計画を立て直すのがPDCAのAに当たると考えて頂ければ良いかと思います。

このように柔軟に進めて行くことがPDCAを回しながら日々を過ごしていくコツになります。

計画を立てたが故にプレッシャーに押しつぶされそうになっている方は、このことをヒントにして頂ければ良いかと思います。

計画は絶対変えてはいけないという発想から離脱できれば、随分と日々の行動が楽になると思います。

ぜひ、計画を守らなくても良いという前提のもとで日々を安らかに過ごして頂きたいと思います。

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