コーチはクライアントのことを知りたがる

こんにちは!

まだ自己の可能性を信じるあなたの目標達成コーチ、福井俊治(しゅんじ)です。

今日はコーチングセッションに関して触れさせて頂きます。

コーチは基本的に知りたがりです。

クライアントのことをとても知りたがります。

こう書くとアレですが、興味本位という訳ではなく、クライアントと同じ思考、同じ目線に立たないと一緒に走れないので、そのための情報を入手したがるということです。

例えば、クライアントが「忙しくて困ってるんです」というテーマを話したかったとします。

そうですか、忙しくて困ってるんですね…ではコーチは務まりません。

忙しいってどういう状態なのか?

困っているというのは具体的に何がどうなっていて、どういう状態のことを指しているのか?

他に困っていることはないのか?

その困っている状態をどんな状態にしたいのか?

そんな事をいちいち確認していかないと、コーチの思い込みで話が展開するばかりになり、クライアント自身の課題解決には導けません。

クライアント目線で正しく課題を認識し、クライアント目線でどういう未来を望んでいるかを一緒に確認する行為こそコーチングセッションと言うこともできます。

その土台の上で、今後何を、いつまでにするかを考えて行くのです。

土台がない、あるいはグラグラした状態では、いくらその上の話をしても崩れ去る可能性があるのです。

この土台をしっかりさせる質問を繰り出すためにはラポールを築き、引き出す対話を実践する必要があるのでクライアントとの信頼関係も重要です。

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