共感により能力を引き出す
■こんにちは!
こんにちは!
時速350Kmの未来を達成するコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。
■共感は引き出す力
先日、共感力に関する書籍を読んでいて気づきがありましたので共有させて頂きます。
人は自分のことを誰かに共感してもらい、自分の考えや行動をサポートしてもらうと、その能力が伸びるということが書かれていました。
その人が持っている能力が最大限に引き出されると言った感じでしょうか。
もうちょっと言うと、本来出せる力の120%引き出すことも可能というイメージかも知れません。
■共感も思い込みも能力解放につながる
プラシーボ効果という言葉を聞かれたことがある方もいらっしゃるでしょう。
ただの砂糖を服用するだけても、良薬と信じて飲み続ければ、自分自身の治癒力で病気を治すことも可能だという話です。
これは、思い込みの作用が、人にもたらす影響を端的に示す事例です。
共感に関する話は、思い込みとは少し観点が違うかもしれません。
しかし、自分はこう考えています。
周りが共感してくれることで自分に自信が持て、自らの力を発揮すればいいという思い込みが、能力を開放してくれるのではないかと。
■自信を得たF1ドライバーは突如能力開花することもある
F1においても、同じように自分への自信を力に変えて進化するドライバーがいます。
例えば、勝てそうでなかなか勝てないドライバーがそうです。
勝負どころで一線を超えられず、優勝には手が届かず、いつも表彰台止まりというドライバーです。
そんなドライバーも一勝するとがらりと走りがが変わったりします。
初優勝から連勝することも少なくをありません。
なぜ、今まで勝てなかったんだというくらい…
ちょっと古いですが1993年のデーモン・ヒルがこの事例に当てはまります。
1996年にワールドチャンピオンを獲得したヒルは、前年にブラバムという消えゆくチームからデビューし、1993年にチャンピオンチームのウィリアムズに移籍。
当初はこの年に4度目のワールドチャンピオンを獲得することになるアラン・プロストの影に隠れて、なかなか勝利を得られませんでした。
しかし、第11戦のハンガリーGPで初優勝飾った後、そこからベルギー、イタリアと3連勝を飾ったのでした。
このように人の能力は一気に開花することもあります。
■コーチングでも共感力でクライアントの能力を解放する
コーチングセッションにおいて、クライアントに共感し、クライアントの行動を後押しすることが、クライアントの自信を強化し、能力を最大化することにつながると思います。
そこからクライアントは自らの自信を武器に、能力を開花あるいは開放し、目標達成に向けてドライブしていくこととなるでしょう。
そんな関わり方ができれば最高だと思います。