2019年のマクラーレンを分析
こんにちは!
F1のある暮らしデザイナーのしゅんじです。
今日もチームレビューをお届けします。
F1ベストシャシーを持っていたはず?が昨年不発に終わった名門チームです。
マクラーレンF1チーム
シャシー:MCL34
パワーユニット:ルノーE-Tech 19
ドライバー:#55 カルロス・サインツ(スペイン)、#4 ランド・ノリス(イギリス)
1966年にデビューした歴史のあるチームです。
グランプリ182勝の実績を誇るものの、昨今はその面影すら見受けられない残念な状況でした。
昨年からチーム創世者ブルース・マクラーレンの母国ニュージーランドのナショナルカラーであるオレンジを纏うマシンになりました。
ホンダ・パワーユニット搭載時は、ベストシャシーを持ちながらパワーユニットの問題で、その能力がスポイルされていたと訴え続けてきたチームでしたが、昨年ルノーにスイッチしても結果が芳しくなかったことから、それが真実でなかったことが明確になりました。
あえて言うなら、昨年のマシンが失敗したという言い方も出来なくはありませんが、それもねぇ…
今年のマシンも鼻先に特徴があり、3つの穴を持つノーズを継続採用です。
昨年登場時も、見た目以上の効果は感じられませんでしたが、その効果はどうなんでしょう?
あと、ルノー・パワーユニットが収まるエンジンカバーの上にあるドーサルフィンが独自形状となっていますがどう進化していくか気になります。
ルノー・パワーユニットに関しては、継続採用で学習が進んで速さに繋がっていることを期待します。
実際、今週のバルセロナテストではトップタイムをマークするなど悪くはない様子です。
さて、ドライバー陣は一新です。
フェルナンド・アロンソが一旦F1に区切りをつけて去っていったため、エースドライバーは同郷のカルロス・サインツとなりました。
ルノーにダニエル・リカルドが移籍した事ではじき出された格好ですが、今年はどんな走りを魅せるのかです。
マシン次第という所でしょうがまだまだ我慢のシーズンになりそうな予感です。
一方のランド・ノリスはF2から昇格のルーキーです。
昨年まで在籍したストッフェル・バンドーン同様、マクラーレンのジュニアドライバーとして育ってきた生え抜きです。
バンドーン同様、ルーキーには厳しいチーム状況の中で臨むシーズンになりそうですが、チームと共に成長して欲しいですね。
昨年の不振でチーム体制も大幅に変更して臨む出直しのシーズンですので、まずは中団での上位争いが目標ですかね。
それでも、今年は例年以上に中団争いが大変そうですが。
今日も一緒にF1を楽しみましょう!