過去の決断に執着しない。目標を正しく「軌道修正」する客観的な視点
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、私たちが目標や計画に向かって進む中で、どうしても直面する「想定外の変化」との向き合い方についてお伝えさせて下さい。
テーマは、過去の決断に固執せず、目標や計画を正しく軌道修正するための客観的な基準です。
新しい年や新しいプロジェクトの始まりに、高いモチベーションを持って綿密な計画を立てることもあると思います。
半年後にはこのスキルを習得する、3ヶ月後にはこのサービスをリリースする、毎日この作業を継続する。
そうやってカレンダーに落とし込まれた計画は、目標達成に向けた道筋になります。
しかし、いざその計画を実行に移し始めると、ほぼ間違いなく想定外の壁にぶつかります。
環境が急激に変化して前提条件が崩れてしまった。
実際にやってみたら、自分の見込んでいたスキルやリソースでは全く時間が足りなかった。
このような状況に直面した時、真面目で責任感の強い人ほど、最初に自分が決めた計画や目標に強く固執してしまいます。
一度やると宣言したのだから、ここで辞めるのは逃げではないか。
これまで何十時間も投資してきたのだから、今さら方向転換するのはもったいない。
そうやって、現在の状況が当初の計画と明らかにズレていることに薄々気づきながらも、無理やり力技で推し進めようとしてしまいます。
その結果、心身ともに疲弊し、最悪の場合は目標そのものから完全にドロップアウトしてしまうのです。
ここで非常に重要な視点があります。
それは、私たちが立てた計画や目標というのは、決して「守らなければならない絶対的な法律」ではないということです。
計画というのは、あくまでその計画を立てた時点での限られた情報と、その時の自分の知識レベルで作られた「最初の仮説」に過ぎません。
実際に行動を起こせば、当然ながら新しい情報が入り、自分自身の解像度も上がります。
行動する前には見えていなかった障害物や、より効率的な新しいルートが見えてくるのは当然のことなのです。
それなのに、解像度が低かった過去の自分が立てた「古い仮説」に縛られ続け、目の前の新しい現実を無視して進み続けるのは、古い地図を握りしめたまま新しい街を歩こうとするようなものです。
過去の決断や、これまでに投資してきた時間(サンクコスト)に執着してしまう気持ちは痛いほど分かります。
しかし、目標達成において本当に重要なのは、「最初に決めた通りにやり遂げること」ではなく、「最終的に望む成果を手にすること」です。
では、単なる諦めや逃げと、前向きな「軌道修正」をどのように区別すれば良いのでしょうか。
それは、感情で判断するのではなく、客観的な基準に基づいて判断しているかどうかです。
「今日はなんだか気分が乗らないから」とか「思ったより作業が面倒くさいから」という一時的な感情で目標を下げるのは、ただの逃げです。
そうではなく、事実とデータに基づいて客観的に現在地を評価します。
例えば、毎日1時間英語の勉強をするという計画を立てたが、日々の業務の割り込みが激しく、過去2週間で一度も1時間を確保できていないという「事実」があったとします。
ここで自分は意志が弱いと感情的に責めるのは無意味です。
この事実から、今の自分の生活環境において「毎日1時間」という設定自体が非現実的であるというデータを受け取ります。
そして、このデータに基づいて「平日は15分に減らし、その分週末にまとめて3時間確保する」といった新しい仮説を立て、計画を書き換えるのです。
あるいは、半年後のリリースを目指していたサービスの開発において、競合他社が先に類似サービスを出してきたという外部環境の「変化」があったとします。
これまでの開発期間がもったいないからとそのまま突っ走るのではなく、一旦立ち止まり、サービスのコンセプト自体をずらすのか、ターゲット層を変えるのか、あるいはこのプロジェクト自体を潔くクローズして別の領域にリソースを集中させるのかを、冷静に再評価します。
このように、行動した結果として得られた新しい事実やデータに基づいて、戦略的に方向を変えることは、挫折でも失敗でもありません。
それは、目標達成の解像度が一段階上がったことによる、極めて前向きでプロフェッショナルな「軌道修正」です。
プロジェクトマネジメントの世界でも、状況の変化に合わせて計画をアップデートし続ける柔軟性こそが、プロジェクトを成功に導く最大の鍵になります。
もし今、あなたが最初に立てた目標や計画に対して、何か強い違和感や行き詰まりを感じているのであれば。
一度立ち止まって、過去の決断に対する執着を横に置いてみて下さい。
今の自分は、過去の自分よりも確実に多くの情報と経験を持っています。
その今の自分の目線で、フラットに現在地を評価し直した時、果たしてこのまま進むことが最善の道なのか。
それとも、勇気を持ってルートを引き直すタイミングなのか。
間違った判断に気づいたら、それに固執することなく、しなやかに補正して新たな道を選択すれば良いのです。
計画通りに進まないことを恐れる必要はありません。
大切なのは、変化を恐れず、常に現在地から最適な次の一歩を選び取り続けることです。
過去の決断に縛られず、未来の目標に向かって、今日も柔軟に軌道修正していきましょう。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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