逆境の時こそ試される「信用残高」の積み上げ方
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、自分も周囲とのやり取りで最近特に感じる余裕がない時こそ表面化される「人間性」と、そこで決まる「信用」に関してお伝えしたいと思います。
テーマは「ダメな自分を認める勇気が、最大の信用を生む」です。
仕事が忙しくなり、タスクに追われ、精神的な余裕がなくなってくると、私たちはどうなるでしょうか。
目の前の状況を受け止めるだけで精一杯になり、周囲への配慮がおろそかになります。
ボールを前に飛ばすことに必死で、横にいる仲間や、後ろで支えてくれている人の声が耳に入りにくくなります。
しかし、そんな時に限って、ミスは起こるものです。
自分がいっぱいいっぱいで走っているということは、往々にして何かが滞っていたり、重要な連絡が漏れていたりするものです。
しかも、当然ながら、自分自身はそのことに気づいていないことが多いです。
必死だからこそ、視野が狭くなり、自分の背中に火がついていることに気づかないのです。
そうすると、必然的に周囲のメンバーやクライアントから指摘を受けることになります。
「あの件、どうなっていますか?」
「依頼していた期限を過ぎていますが…」
この瞬間。
この指摘を受けた瞬間の「態度」こそが、あなたのビジネスパーソンとしての、いや、人としての「信用残高」を大きく左右する分岐点になります。
相手も人間です。
相手に心に余裕があれば、「忙しそうだから仕方ないね、次から気をつけて」と優しく指摘にとどめてくれるかもしれません。
しかし、ビジネスの現場では、相手もまた切羽詰まっていることが多いものです。
相手も納期に追われ、プレッシャーと戦っています。
そんな中で、こちらの不手際が原因で彼らの進行が阻害されれば、当然ながら口調は厳しくなります。
時には、攻撃的なアプローチで来られることもあるでしょう。
「なんでこんなことも出来ていないんですか!」
という怒りの感情が乗っかっていることもあります。
さて、ここであなたならどう反応するでしょうか。
一番やってはいけない、最悪のパターンからお話しします。
それは、「自分を正当化すること」です。
そして、あまつさえ「逆切れ」することです。
「こっちだって寝ないでやってるんだ!」
「そんな言い方しなくてもいいだろう!」
「そもそも、そっちでもう少し積極的に考えてもいいんじゃないのか!」
心の中で、こんな防衛本能が働き、攻撃的なアプローチに対して、真っ向勝負で攻撃的に返してしまう。
これは、信用を一瞬にしてゼロ、いやマイナスにする行為です。
忙しい自分を守りたい気持ちは痛いほど分かります。
しかし、相手からすれば、あなたの忙しさは関係ありません。
約束が守られていないという事実があるだけです。
そこで感情的に反発してしまえば、「この人はプロではない」「苦しい時に逃げる人だ」というレッテルを貼られて終わりです。
では、どうすればいいのか。
答えはシンプルですが、実行するのは勇気がいります。
「ダメな自分を素直に認め、指摘してくれたことに感謝し、真摯に向き合うこと」
これに尽きます。
忙しい中、わざわざ時間を割いて、あなたの至らない点を指摘してくれたのです。
どうでもいい相手なら、何も言わずに静かに去っていくでしょう。
指摘してくれるということは、まだ関係を続けようとしてくれている証拠でもあります。
たとえ相手の言葉にトゲがあったとしても、その奥にある「期待」や「事実」だけを受け取るのです。
「ご指摘ありがとうございます。私の確認不足でした」
「忙しさにかまけて、配慮が欠けていました。申し訳ありません」
「ご迷惑をおかけした分、ここから最優先でリカバリします」
この姿勢を見せられるかどうかが勝負です。
自分がいっぱいいっぱいの時ほど、この「謙虚さ」というブレーキを意識的に踏まなければなりません。
不思議なもので、結果としてミスをしてしまったという事実は変わらなくても、その後の「振る舞い」一つで、相手の評価は180度変わります。
「ミスはあったけれど、この人は逃げずに誠実に対応してくれた」
「言い訳をせずに、すぐに改善に動いてくれた」
そう感じてもらえれば、むしろ以前よりも信用度が増すことさえあるのです。
雨降って地固まる、とはまさにこのことです。
信用というのは、「結果がすべて」だと思われがちです。
もちろん、プロとして結果を出すことは大前提です。
しかし、自分はあえてこう言いたいと思います。
「信用に関しては、結果がすべてではなく、振る舞いがすべてである」と。
順調な時に笑顔でいるのは誰にでもできます。
結果が出ている時に自信満々に振る舞うのも簡単です。
本当にその人の真価が問われるのは、逆境の時です。
ミスをした時、追い込まれた時、痛いところを突かれた時。
その時に、ふてくされるのか、人のせいにするのか。
それとも、自分の非を認めて、泥臭く前を向くのか。
人は、他人のそういう一挙手一投足を、驚くほどよく見ています。
言葉でいくら綺麗事を並べても、ピンチの時の態度は嘘をつけません。
自分も今、忙しさの中で日々試されています。
正直に言えば、厳しい指摘を受けて、カチンときそうになる瞬間がないわけではありません。
人間ですから、感情は動きます。
でも、そこでグッと堪えて、一呼吸置くようにしています。
「これは、自分のOSをアップデートするチャンスだ」
「相手は、自分のためにエネルギーを使ってくれているんだ」
そう捉え直して、感謝の言葉を返すように心がけています。
実際に、そうやって真摯に向き合って行動に移すと、相手の態度も軟化することがほとんどです。
「いや、こちらも言い過ぎました」
「そこまでやってくれてるなら安心です」
そんな風に、信頼関係がより強固になる経験を何度もしてきました。
完璧な人間などいません。
どんなに優秀な人でも、ミスはしますし、キャパオーバーになります。
だからこそ、私たちは「完璧であること」を目指すのではなく、「誠実であること」を目指すべきではないでしょうか。
ダメな自分を隠そうとするから苦しくなります。
ダメなりにも前向きに取り組んでいる。
状況を受け止めて、一歩でも前に進もうとしている。
その姿勢を隠さずに見せること。
それが、最強のコミュニケーションであり、信用の源泉なのだと思います。
もし今日、誰かから耳の痛いことを言われたり、思い通りにいかないことがあったりしたら、深呼吸をして、この話を思い出してみて下さい。
「今、信用残高を増やすチャンスが来たぞ」と。
戦う相手は、指摘してきた誰かではありません。
自分の中にある「小さなプライド」です。
素直に、謙虚に、そして誠実に。
あなたのその振る舞いは、必ず誰かが見てくれています。
そしてそれは、いつか必ずあなたを助けてくれる大きな財産になります。
気持ちよく毎日を過ごすためにも、清々しい姿勢で仕事に向き合っていきましょう。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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