自己流を手放し教えに乗り切る。ブレイクスルーを生み出す師からの学び方

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、私たちが現状を打破するために誰かから新しい教えを請う際、無意識のうちに陥ってしまう学習の罠と、その抜け出し方についてお伝えさせて下さい。

テーマは、自分の過去の経験値を一旦横に置き、師の教えに全身全霊で乗っかってみることの重要性です。

私たちの人生や日々の活動において、いろんな方から学びを得る機会はたくさんあります。

自分以外の人は、年上であろうと年下であろうと、ベテランも初心者も、すべてが何かしら学べる対象であるという考え方があります。

それはそれで非常に大切な姿勢ですが、本日のテーマは、そういった日常の気づきとは別の観点です。

明確に自ら師を見つけ、時間やコストを投資して「この人から学ぼう」と決断した状況でのお話しになります。

人生やビジネスをある程度進めてくると、誰しも自分の中にそれなりの経験値というものが蓄積されていきます。

これまでの成功体験や、失敗から学んだ自分なりのルール、いわゆる「自分のスタイル」というものが出来上がっている状態です。

これは厳しい環境を生き抜くための自分なりの生存戦略であり、ある意味で非常に心地の良いコンフォートゾーンでもあります。

しかし、新しく師匠から学びを得る際に、実はこの過去の経験値が大きな邪魔をすることがあります。

それは、師から新しいアプローチを提示された時に、「あの人はこう言っているけれど、自分はこの方がやりやすい」「自分の経験からすると、こうした方が効率がいい」といった具合に、無意識のうちに自分のフィルターを通して教えを受け止め、それ以外の部分を流してしまう状況です。

教えられたことをそのまま実行するのではなく、最初から自分流にアレンジを加えてしまうのです。

自分は過去にプロジェクトマネジメントの領域に携わってきましたが、新しい開発手法や管理ツールを導入する際にも、これと全く同じことが起きます。

新しい枠組みの根本的な哲学を理解する前に、現場が「今までのやり方の方が慣れているから」と、最初から新しいツールを古いやり方に合わせてカスタマイズしようとしてしまうのです。

結果として、新しい手法の本来の価値を引き出せないまま、中途半端な運用になって終わるケースも見てきました。

もちろん、最終的に行動して結果を出すのは師匠ではなく自分自身です。

ですから、自分のビジネスや活動において、最終的な判断を下すことは決して間違っていません。

しかし、最初から師の教えを無視して自分のやり方に固執することは、目標達成の観点からはおススメしません。

ここで少し立ち止まって、思い出してみて下さい。

あなたはなぜ、わざわざ時間やリソースを割いて、その師に教えを請おうと思ったのでしょうか。

きっと、今までの自分のやり方に限界を感じていたり、今のままの延長線上では前に進めないと感じている部分があったはずです。

その現状を打破するブレイクスルーのために、「教えてもらう」という決断をしたのではないでしょうか。

そうであるなら、そのブレイクスルーを生み出すためには、まずは教えを一通り、疑いを抱かずに体感してみることが極めて大切になります。

今の自分のやり方で限界が来ているのであれば、限界を迎えた「今の自分の物差し」で新しい教えを測って、自分には合わないと判断するのは論理的に矛盾しています。

これまでの自分にはない、少し違和感のあるアプローチの中にこそ、限界を突破するための鍵が隠されているからです。

「守破離」という言葉がありますが、まずは師の型を徹底的に「守る」期間が絶対に必要です。

まずは自分の判断を保留にし、実際に手を動かしてみる。

師が言う通りに実践し、体感してみて、結果がどうだったかを客観的に評価する姿勢が大切です。

それも、一回や二回試しただけで判断するのではなく、ある程度その結果に再現性があるかを確認できる回数は、トライアルするのが良いと思います。

ビジネスや日々の行動において、たまたま運良く上手くいったり、逆に運悪くイレギュラーな要因で上手くいかなかったりする異常値は必ず発生します。

試行回数が少ないと、その異常値のデータだけで新しい手法の価値を誤って評価してしまうリスクがあるためです。

加えて、実行する際の心のスタンスも非常に重要です。

新しいやり方に対して、斜に構えて向き合うのではなく、全身全霊で向き合いましょう。

「どうせこのやり方じゃ上手く行かないよ」と心の中で否定しながら実行すると、人間の脳は不思議なもので、上手く行かなかったという「成果が出ない事実」ばかりを集めるようになります。

自分は正しかったということを証明するためのアラ探しになってしまうのです。

時間とコストを掛けているのに、自ら失敗するための振る舞いをするのは、無駄以外の何物でもありません。

なので、新しいことを学ぶ際は、ぜひ一度自分を白紙に戻し、ニュートラルな気持ちで向き合って下さい。

そして、出た結果に対して真摯に受け止めるのです。

十分な回数をニュートラルな状態でトライアルした上で、それでもトライアルの結果が芳しくない、自分には合っていないということであれば、そこで初めて別の方法を試せばいいと思います。

それは失敗ではなく、行動した結果として得られた価値あるデータです。

とにかく、最初は自分の知らないやり方、過去の自分なら選ばなかったやり方を、素直に体感してみるのが大事だと思います。

その結果どうなるかは、行動した後の「その次の評価ポイント」と捉えて進めて下さい。

一旦全部乗っかってみるという素直さが、結果的にあなたの目標達成への最短ルートになります。

それでは、良い師から学び多きことを期待しています。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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