継続力とは「休まない力」ではなく「戻ってくる力」
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、目標達成において重要なテーマの一つである「継続」についてお伝えさせて下さい。
多くの人が誤解している「継続の定義」を書き換えることで、少しでも心が軽くなり、再び歩き出すきっかけになれば幸いです。
テーマは「継続力とは戻れる力」です。
自分には毎朝走るという習慣があります。
雨の日や体調が極端に悪い日を除いては、基本的には毎日家の周りを走りに出ます。
ただ、その内容は平日と週末で意図的に変えています。
平日は仕事のリズムを作るためのメンテナンスという意味合いが強いので、約一時間で気持ちよく走れるようなフラットなコース設定をしています。
一方で週末は、時間的にも精神的にも比較的余裕があるので、平日のコースをベースにしつつ、あえて階段や坂道を追加したコース設定にしています。
平日は整えるランニング。
週末は脚力と心肺機能に負荷を掛けて、自分の限界を少しだけ拡張するランニング。
そんな風に使い分けています。
といいながら、実はこのところ週末にその「高負荷コース」を走ることができていませんでした。
おそらく3週間くらいは走れていなかったと思います。
もちろんサボっていたわけではないつもりです。
それなりに正当な理由はありました。
マラソンのレース本番が入っていたり、天気が崩れて走れなかったり。
あるいは、足を少し痛めていて大事を取ったり、単純に平日の疲労が抜けきらずに身体が重かったので平日のコースに切り替えたり。
そんな「走れない理由」が偶然にも重なり、気づけば3週間というブランクが空いてしまっていました。
そして、その後、条件が整い、久しぶりに階段と坂道のあるコースを走ることができました。
まぁ、走った話自体はこれで終わりです。(笑)
しかし、今日お伝えしたいのは走った距離やタイムのことではありません。
自分が「週末はちょっと負荷の高いコースを走る人」というアイデンティティ(自己認識)を、この3週間一度も失っていなかったという事実です。
ちょっと分かりにくいかも知れませんが、こういうことです。
3週間走れない期間があった時、物理的には週末に負荷の高いランニングはしていませんでした。
行動だけを見れば「続いていない」状態です。
しかし自分の中では、それはあくまで「一時的な中断」に過ぎませんでした。
「今は雨だから走れないだけ」
「今は怪我を治す期間だから走らないだけ」
当たり前ですが、そのうち走るつもりだったので特に気にもしていませんでした。
そして、ついに走れる条件が整ったので、予定通り負荷の高いコースを走った。
ただ、それだけのことです。
結果として、自分の中にある「週末高負荷ランナー」としてのアイデンティティは守られました。
一方で、物事が続かないと悩む人の心理状態は、これとは少し違うのかも知れません。
もし、同じように3週間走れない期間があったとしたら、どう考えるでしょうか。
「あぁ、また今週も走れなかった」
「せっかく習慣になっていたのに途切れてしまった」
「3週間もサボってしまった自分は意志が弱い」
次にまた走り始める機会が訪れるのか、自分でも自信がないので、走れない期間があること自体で自己嫌悪になってしまう。
一度途切れた状態から、「もう元には戻らない」と絶望してしまう。
そしてそのまま、「一旦途切れたし、もういいや」となってフェードアウトしてしまう。
ここで止まるから「習慣が続かない人」になってしまうのです。
物理的に止まったことが失敗なのではありません。
心理的に「終わった」と認定してしまうことが失敗なのです。
ここで「もういいや」とならずに、自分のように「条件が整ったので再開しよう」と淡々とした気持ちになれれば、それは「習慣化の人」です。
3週間空こうが、1ヶ月空こうが、戻ってこれればそれは継続です。
極端な話、1年休んでいても、今日からまた始めれば、長い人生のタイムラインで見れば「続いている」と言えるはずです。
私たちはどうしても「継続」という言葉を「毎日欠かさずやること」や「一度も休まないこと」と定義しがちです。
完璧主義な人ほど、その傾向が強いように思います。
カレンダーに毎日マルがついている状態だけを成功と呼び、一つでもバツがつくと、オセロが一気に裏返るようにすべてが失敗に見えてしまう。
しかし、人間の生活はそんなに単純ではありません。
仕事の繁忙期もあれば、体調を崩すこともあります。
家族の事情や、天候の影響も受けます。
ロボットではないのですから、ずっと一定のペースで走り続けることなど不可能です。
そんな風に考えると、習慣が続く人と続かない人の差は、休まない強さにあるのではありません。
何か理由があって継続できなかった後に「戻ってこられる力」にあるのではないでしょうか。
軌道から外れることは誰にでもあります。
大切なのは、外れた時に「あーあ、外れちゃった」と嘆くのではなく、重力に引かれるように、当たり前の顔をして元の軌道に戻ってくることです。
では、どうすればこの「戻れる力」を養えるのでしょうか。
ポイントは2つあると自分は考えています。
一つ目は「休む自分を許す」ことです。
走れない期間、勉強できない期間を「サボり」と捉えるのではなく、「充電期間」や「調整期間」と捉え直すことです。
F1のレースでも、タイヤ交換のためにピットインします。
あの瞬間は停止していて、何台ものマシンに抜かれてしまいますが、レースを放棄したわけではありません。
速く走るための戦略的な停止です。
みなさんの休息も、人生という長いレースを走り抜くためのピットインだと思えば、罪悪感を持つ必要はありません。
「今はピットに入っているだけ」
そう思えば、整備が終わればまたコースに戻るのが自然な流れになります。
二つ目は「再開のハードルを下げる」ことです。
3週間ぶりに走る時、「3週間前と同じタイムで走らなきゃ」と思うと腰が重くなります。
ブランクがあるのだから、パフォーマンスが落ちていても仕方がないと考えることもできます。
「今日はとりあえずウェアに着替えて外に出るだけでOK」
「歩いてもいいからコースに行ってみよう」
それくらいの軽い気持ちで、まずは「現場に戻る」ことだけを目標にする。
最初から完璧を求めないことが、戻るための第一歩です。
目標達成の道のりは、決して一直線ではありません。
進んだり、止まったり、時には後退したりしながら、螺旋階段のようにゆっくりと登っていくものです。
止まることを恐れないで下さい。
止まっても、また動き出せばいいだけです。
もし今、みなさんの中に「最近できていないな」「習慣が途切れてしまったな」と気になっていることがあるなら、今日この瞬間から「再開」してみてはいかがでしょうか。
「久しぶりにやってみるか」
その軽い一歩が、あなたの中のアイデンティティを呼び覚ましてくれるはずです。
過去のブランクなんて関係ありません。
今日やるか、やらないか。
それだけです。
自分もまた来週、天気が悪ければ雨の中では走りません。(笑)
でも、再来週にはまた当たり前のように高負荷コースを走るでしょう。
あなたの中で止まっている時計があるなら、その針を動かしてみませんか。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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