立ち止まる恐怖を手放す。目標達成という超長距離レースを完走するための戦略的な休息
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、私たちが目標に向かって全力で走り続ける中で、どうしても見落としがちな「自らを整えることの重要性」についてお伝えさせて下さい。
テーマは、長期的な目標達成を支える戦略的な休息の決断です。
自分は毎朝、平日は12Km程度、週末は15Km程度のランニングを日々の習慣にしています。
雨の日や、出張の移動などでどうしても朝の時間がない時を除いて、基本的には毎日欠かさず走りに出ます。
ちょっと体調が悪そうな日であっても、布団の中で悩むのではなく、まずは実際に外に出て走ってみます。
そして、客観的にタイムを確認し、これは本当に体調が悪くて練習しても意味がなさそうだとデータで判断出来たら、そこで初めて引き返して休むことにしているくらいです。
なので、走る前から自らの意思で休むと決めることは基本的にありません。
継続を力に変えるためには、とにかく行動を当たり前事化する(習慣化する)ことが大切だと考えているからです。
しかし先日は、朝起きる前に、前日の夜の段階で、翌朝走るのを断念して意図的に寝坊することに決めました。
その理由は、このままの生活リズムでは自分の体が持たないと判断したためです。
この自分自身の経験を通して、目標達成は超長距離レースと同じであり、明確な意思をもって休むことの大切さをみなさんと共有できればと思います。
みなさんは100Kmを超えるようなウルトラマラソンや、100マイルなどの長距離トレイルランニングのレースにおいて、エイドステーションというものが用意されているのをご存じでしょうか。
そこは選手が食べ物や飲み物を補給したり、ちょっとした休憩や治療をしたりするための場所です。
数十分で終わるような短い距離のレースであれば、息を止めるように気合いと根性だけで走り切ることも可能です。
しかし、過酷な自然の中を何十時間も走り続けるトレイルのレースでは、このエイドステーションでどのように補給し、どう休むかが優勝争いを大きく左右することすらあり得ます。
何日もかかるようなレースになれば、そもそも「どのエイドでどんな補給をするか」「どこで何時間の仮眠を取るか」という休憩の計画そのものを事前に緻密に行うくらい、休むことは重要な戦略の一部なのです。
限界まで自分を追い込んで倒れてしまうのは、一流のランナーとは言えません。
そう考えると、私たちが挑んでいる人生やビジネスの目標達成というレースは、何日どころか、何カ月、何年にも及ぶ途方もない長丁場です。
だからこそ、過酷なトレイルランニングと全く同じように、適切な補給や休息の取り方が極めて大切になります。
先ほどの自分の話に戻りますが、前日の夜に走るのを断念したのは、今の自分には絶対的に回復が必要だと判断したためです。
ここ最近の自分は、常日頃から平日の睡眠時間が3時間から4時間程度になっていました。
その分、週末に7時間程度しっかりと寝ることで、何とかギリギリ日々の業務を稼働できるようにコントロールして乗り切っていました。
ところが、休息を決断した直前の週末は、イベントが盛りだくさんであった上に遠方への出張も重なり、早朝から夜までずっと外に出て活動しなければならない状況でした。
必然的に睡眠時間は大きく削られ、土曜日は3時間半、日曜日は3時間という睡眠時間になってしまいました。
週末でまったく疲労を回復できるどころか、さらに心身を消耗した状態で、また新たなウィークデーに突入することになってしまったのです。
週末に稼働していた時から、すでに強い疲労を感じていました。
この状態でまた翌朝無理をして早起きしても、おそらくまともには走れないだろうと判断しました。
朝無理に起き出して、少し走ってみて、やはりダメだと諦めて戻ってくる。
その一連の無駄な時間を過ごすくらいなら、最初からその時間をすべて睡眠に当てて、少しでも回復に努めた方が長期的に見て絶対に良いと判断したのです。
実は、この「休む」という判断には、自分の中で非常に大きな痛みを伴いました。
「もしかしたら、何とか走れるんじゃないか」
「いくら疲れていても、日々の業務をこなすくらいはできるんじゃないか」
そんな、日々の習慣を途切れさせることへの罪悪感や、歩みを止めることへの焦りの思いが頭をよぎったからです。
真面目に目標に向き合っている人ほど、休むことに恐怖を感じます。
休む決断をするというのは、実は走り続けることよりもはるかに強い意志を必要とします。
なぜなら、疲れていてもただ今まで通りに動き続けることは、ある意味で惰性であり、日常の延長線上でしかないからです。
思考を停止してルーティンをこなす方が、一時的な安心感を得られます。
しかし、そこで立ち止まり、「今の状態は最適ではない」と現実を直視し、あえて歩みを止めることには、強い自己客観視の能力が求められます。
冷静になって考えてみると、無理をして動くという選択は、あくまで「ランニングも業務もギリギリ許容ラインを狙えるかどうか」という、低次元の勝負でしかありません。
疲労困憊の頭と体では、良いアイデアも浮かびませんし、些細なミスも増えます。
プロフェッショナルとして本来発揮すべきパフォーマンスからは、大きくかけ離れているのは確かです。
しかも、ここで勇気を出して休みを挟まないと、その低空飛行のパフォーマンス状態が1週間ずっと継続してしまうかも知れません。
それは目標達成のスピードを著しく落とす、非常にリスクの高い状態です。
そのように客観的に考え、ここは一旦しっかりと休んで、翌日から改めて本来の力を発揮しようと考えたのでした。
目標に向かって一生懸命に走っている時ほど、立ち止まってしまうことへの恐怖が生まれるのは当然のことです。
休んでいる間に誰かに追い抜かれるのではないか、一度休んだら二度と走り出せなくなるのではないかと不安になるかも知れません。
しかし、私たちが挑んでいるのは短距離走ではありません。
先の長い今後のレース展開を俯瞰して考えたときに、この局面でどうするのが全体にとって得策かを考えて、行動を選択して頂ければと思います。
疲労困憊のまま惰性で走り続けても、どこかで必ず限界が来ます。
「休む」ことは、決して逃げや諦めではありません。
それは、次の確実な一歩を力強く踏み出すための、前向きで戦略的なアクションです。
時には勇気を持ってエイドステーションに立ち寄り、しっかりと自分を整える意識を持ってみて下さい。
その戦略的な休息が、結果としてあなたを目標というゴールへ確実に導いてくれます。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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