目の前のことに切羽詰まっている時に「遠くを見ろ」という無茶振り

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、最近の自分のホットなテーマの一つでもある余裕がない時の動き方について、お伝えさせて下さい。

テーマは「目の前のことに全集中する勇気」です。

ビジネス書や自己啓発の世界ではよくこんなことが言われます。

「忙しい時こそ視座を高く持て」

「目の前のことばかり見ていると近視眼的になる」

「常に全体像を意識して行動しろ」

これは間違いなく正論です。

平時のマネジメントにおいては教科書通りの100点満点の答えでしょう。

しかし、現場という戦場で泥にまみれて戦っている私たちにとって、この正論が心をえぐってくることがあります。

ある時、ふっと視界が開ける瞬間があります。

それはトンネルを抜けた時です。

しかし裏を返せば、トンネルの中にいる最中は視界なんて開けようがないのです。

忙しくしていると、ホントに近視眼的になってしまい、目の前のゴールに向かって集中し過ぎ、他のことは一切気にできない状況になってしまう。

この時に「広い視野で物事を見て」などと、口で言うのは簡単です。

安全地帯にいる評論家なら、いくらでも言えるでしょう。

しかし、実際にはどうでしょうか。

目の前のゴールに到達できるかどうかも分からず、自分の持てるリソース(時間・体力・精神力)をその目の前のゴールに向かって全集中して投下している最中です。

「今日、この納品を完了させないとプロジェクトが終わる」

「あと1時間でこの資料を仕上げないと、商談が破談になる」

そんな極限状態で、それをクリアした「先」のことなんて考えられるでしょうか。

自分には絶対無理です。

今日を生き延びられるかどうかも分からず必死でもがいている時に、「来週の有意義な過ごし方」を聞かれても反応できないのと同じです。

このような場合は、誰が何を言おうが、まずは目の前のゴールに到達することに全力投球することが「正しい」と考えます。

それが達成出来たら、その時に初めて顔を上げて、来週の過ごし方でも来年の目標でも、何でも思い描けばいいのです。

それに対して、また外野からこんな声が聞こえてくるかもしれません。

「そんな自転車操業でどうするんだ」

「もっと計画的に動かないと、また後手後手になるぞ」

おっしゃる通りです。

しかし、残念ながら状況的に、すでに後手に回ってしまっています。

これは、変えようのない事実です。

その中で、無理に視線を上げて、遠い未来に目を転じたところで、事態は好転しません。

それは例えるなら、今日を生きるための日銭を稼ぐのに精いっぱいの人が、不明確な未来への投資のために借金をするようなものです。

その投資は将来役に立つかもしれないし、立たないかもしれない。

しかし、確実に言えるのは、今考えないといけないことに割くべき貴重なリソースが、未来への憂いによって確実に削られてしまっているということです。

今の生存がおぼつかないのに、未来の繁栄などあり得ません。

それならば、やっぱり「今」にリソースを全集中した方が無駄を省けます。

一点突破で、現状を打破する。

少なくとも、後手に回ってしまっている状況の改善は、まず目先のゴールを達成した後、あるいは達成の目処が立った後で、安全地帯に移動してからしっかり考えればいいことです。

溺れている最中に、泳ぎ方のフォームを修正しようとすれば沈みます。

まずは、陸に上がること。

話はそれからです。

このように緊急事態においては、いわゆる「べき論(一般論)」が邪魔をしてしまうことがあります。

「マネージャーならこうあるべき」

「計画的であるべき」

一般的な正解と言われることであっても、置かれている状況や背景などによって、必ずしも正解とは限りません。

大事なのは、一般解の考え方をベースとして知っておきつつも、今の自分にとって何が必要なことで、何が「一旦置いておくこと」なのかを自分で判断することです。

教科書を閉じて、自分の目で現場を見る勇気を持つことです。

もちろん、その判断は一発で正解を出せなくてもいいんです。

「やっぱり少し先を見ておくべきだった」と後から気づくこともあるでしょう。

やってみて間違った判断に気づくこともある。

そんな場合は、そこで補正して新たな道を選択すればいいだけの話です。

そのすべての行程に、自らが責任を持つためにも、今どこを見るべきか、何が必要かは、他人の言葉ではなく、自分で判断しないといけません。

もし今、みなさんが何かに追われていて、周りから「もっと先を見ろ」と言われて苦しくなっているとしたら、自分はこう伝えたいです。

「まずは目の前のことだけでいいですよ」と。

一点集中で、目の前の壁を突き破って下さい。

視界が開けるのは、壁を壊した後です。

取っ掛かりとして、今日を全力で乗り切りましょう。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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