機が熟すのを待つのも一つの解決策

おはようございます! 

一緒にやり抜くマネジメントコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。

このブログをお読み頂いている方は、きっと達成したい大きな目標があって、それに向かって動いていらっしゃることでしょう。

その中で、調子が良くて思うように進むこともあれば、残念ながらあまり期待通り進まず、停滞感を持ってしまう事もあるのではないかと思います。

そんなときの一つの考え方となるヒントをお伝えしたいと思います。

特に、まじめで、一生懸命で、努力家のあなたには知っておいて頂きたい考え方でもあります。

その考え方とは、あまり色んなものに固執し過ぎないということです。

行動をしたけれど思うような成果が出ない、そもそも行動を起こしたいけれど状況がそれを許さない、周囲の制止を振り切ってまで踏み出す勇気や自信が自分にはない…などなど。

色んな状況の方がいらっしゃると思います。

そんな方々には、あまり今の自分の状況を責めないように気を付けて頂きたいのです。

行動したけど成果が出ない方に関しては、やり方が適切ではない可能性があるのでPDCAサイクルを回して、今のやり方に固執せずに色んな方法を試して頂きたいです。それを繰り返している先に、何かヒントが見つかるかも知れませんし、自身がスキルアップして今までより上手くできるようになるかも知れません。あるいは、実は時代を先取りし過ぎていたやり方に対して、世の中が追い付いてくるかも知れません。

ここでは、色々な方法を試しつつ、目標に向かって取り組むことだけはあきらめずに続けていくことが大切です。

次に、自らの周囲の状況が許さず、行動に起こせない方、あなたは一足飛びに状況を整えることに固執せず、状況を変える努力から始めるのがいいでしょう。目標に向かって行動したいことを信頼できる人に打ち明けつつ、今の状況を変えるために何ができるかを考えて、細やかなことからでもいいので行動を続けるのです。

そうすると協力者が現れて状況が変化するかもしれませんし、自らの細やかな一歩が一部の状況に変化をもたらし、それによって世界の見え方が変わってくるかも知れません。真北に歩いていた人が、つま先だけでも西に向きを変えるだけでも、辿り着く先は全く異なる地点になります。

ここでのポイントは、目標を常に意識しつつ、自分ができることで生み出される変化を感じ、さらなる行動に繋げて行くことです。

最後に、一歩踏み出す勇気がない方、あなたは機が熟すのを待った方が良いかも知れません。

勇気が持てないというのは色んな要因があると思いますが、一つは自分の中で、まだ準備が整っていないと感じる部分があるから、というのもあります。それであれば、準備することにまずはフォーカスして、勇気が持てる自分に固執せず、自身を変えて行くというのも一つの考え方です。

ただ、漠然と不安になっている可能性もありますので、まずは今自分は何が足りないから勇気が持てないんだろう、何が整えば一歩踏み出せるんだろうと考えてみて下さい。ここから見出されたアクションを実行することで、徐々に勇気が持てるように変えていくのです。

以上のように、なかなか思うように目標に向かって進めない時、機が熟すのを待つのは一つの戦略です。ただ、それは単に待つのではなく、アクティブに状況を変えつつ、熟すのを待つという手法が良いと考えます。

ぜひ、アグレッシブに熟させに行きましょう。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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