打率3割ですら難しい世の中で挑戦を恐れていないか

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は「新しい価値観との出会い」そして「打席に立つ勇気」について、最近自分が強く感じていることをお伝えさせて下さい。

テーマとしては「食わず嫌いをやめて、まずはバットを振ってみる」です。

自分は仕事柄、本当に多くの方とお会いしてお話しをさせて頂く機会があります。

経営者の方、フリーランスの方、企業にお勤めの方、これから新しいことに挑戦しようとしている方。

それぞれの立場、それぞれの人生背景から紡ぎ出される言葉には、その人だけの哲学が宿っています。

また、ここ数年は読書量も意識的に増やしており、年間でおよそ400冊から500冊ペースで本を読んでいます。

ジャンルはビジネス書が大部分ですが、歴史、哲学、小説まで多岐にわたります。

その中で当然ながら、自分にこれまではなかった考え方や、全く異質な価値観に触れる機会が結構な頻度であります。

「そんな考え方があるのか」

「その視点は持っていなかった」

と、圧倒的な衝撃を受けることもあれば、正直に言えば「これは自分には合わないな」と違和感を覚えることもあります。

ここで少し、自分の過去を振り返ってみたいと思います。

会社員時代、自分はどうだったか。

思い返すと、そういった「自分とは異なる価値観」や「異質な考え方」に触れた時、自分の価値観に合わないと判断した瞬間に、割とスルーしていた気がします。

「そのやり方は効率が悪い」

「自分のスタイルではない」

無意識のうちにフィルターをかけ、自分にとって心地よい情報、あるいは今の業務に直結する正解だけを選り好みして取り入れていました。

おそらく会社員時代は、会社から与えられる業務の範囲内で、定められたルールや方針に従って動いていればそれなりの成果が出せたので、そんなに変化や多様性を意識しなくても済んでいたのだと思います。

組織という守られたレールの上では、異質なものはノイズとして処理した方が、ある意味で効率的だったのかもしれません。

しかし、独立して起業してからは、その感覚がガラリと変わりました。

「いろんな考え方があっていいよな」

「そういうアプローチも面白いな」

と、多様性を心から受け入れられるようになったのです。

なぜか。

それは、起業すると「正解」がどこにもないからです。

今現在、行っている業務が未来永劫続くかどうかも分かりません。

今のやり方が本当にベストなのか、あるいはもっと良い方法があるのか、誰も教えてくれません。

常に手探りで、霧の中を進んでいくような状況の中で日々を過ごしていくことになります。

そんなサバイバルな環境に身を置くと、人間というのは不思議なもので、生存本能が働くのでしょうか。

「自分のやり方」に固執することのリスクを敏感に察知するようになります。

結果として、改善余地のある情報はどん欲に吸収するようになりますし、試せるものはどんどん試して、自分に合うか合わないかを確認するようになります。

「食わず嫌い」をしている余裕などないのです。

使える武器は何でも使う。

ヒントになりそうなことは何でも試す。

そうしないと生き残れないという、おそらく無意識の危機感が、自分の視野を強制的に広げてくれたように思います。

そうすると、やっぱり前述の「自分にない考え方」や「独特なモノの見方」といったものは、学ぶネタになります。

かつてなら「関係ない」と切り捨てていた情報の中にこそ、現状を打破するブレイクスルーの種が眠っていることに気づかされます。

興味があれば、まずは否定せずに積極的に試してみるわけです。

もちろん、試したからといって全てが上手く行くわけではありません。

むしろ、上手く行くものばかりではありません。

「やってみたけど、やっぱり合わなかった」

「期待したほどの効果はなかった」

「時間の無駄だったかもしれない」

そう思うことも多々あります。

失敗の山を築くこともあります。

それでも、結局は「出会いの数」と「試せる数」を増やしていく中で、たまにクリーンヒットが出て、自分にとって「これはいい!」「これだ!」となるものに出会える。

それが成長というものの本質ではないかと確信しています。

ここで、野球を例に考えてみて下さい。

プロ野球の世界で「優れたバッター」と呼ばれる選手でも、その打率は3割台です。

10回打席に立って、3回ヒットを打てば一流。

逆に言えば、どんなに凄い選手でも、7回は失敗(凡退)しているのです。

私たちの日常やビジネスにおけるチャレンジも、これと同じくらいの感覚で良いのではないでしょうか。

いや、むしろそれくらいクリーンヒットが出れば、相当良い方だと思います。

新しい習慣、新しいツール、新しい思考法。

10個試して、3個自分に定着すれば御の字です。

もしかしたら、1割打者でも十分かもしれません。

たった一つのホームラン(運命的な出会いや気づき)が、人生を劇的に変えることだってあるからです。

それくらいの感覚で、「当たらない可能性は高いが、とりあえず試してみよう」という軽いフットワークで打席に立ち続ける姿勢。

これこそが、不確実な時代を生き抜くための最強のスキルだと思います。

多くの人が、打率10割あるいは、それに近い数値を目指そうとし過ぎています。

「失敗したくない」

「無駄なことはしたくない」

「最短距離で正解に辿り着きたい」

そう考えて、バットを振る前に悩み、情報を集め、結局一度も振らないまま終わってしまう。

これは非常にもったいないことです。

振らなければ、当たる確率は永遠にゼロです。

結果を変えるためには、行動を変えないと変わりません。

アインシュタインの言葉とされる有名な一節に、「狂気とは即ち、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること」というものがあります。

昨日と同じ思考、同じ行動、同じ選択を繰り返しながら、明日が劇的に良くなることを願うのは無理があります。

現状を変えたいのなら、何かを変えなければなりません。

その「何か」は、あなたの外側に落ちています。

本の中に、人との会話の中に、あるいは今まで避けてきた「自分らしくないやり方」の中に。

そう思うと、試さない選択肢はないと思います。

コストがかかるわけでも、命を取られるわけでもありません。

「そういう考え方もあるよね」

と、まずは受け入れてみる。

そして、

「ちょっと試してみるか」

と、小さな実験を始めてみる。

合わなければやめればいいだけです。

「合わないことが分かった」というのも、立派な収穫であり前進です。

時間がある休日には、いつもは手に取らないジャンルの本を読んでみるのもいいかもしれません。

いつもは話さないタイプの人と会話をしてみるのもいいかもしれません。

あるいは、いつもとは違うルートで散歩をしてみるだけでも、脳には新しい刺激が入ります。

ぜひ、いろんな考え方に触れて、無理なく試せる範囲で、自分の変化を確認する行為を楽しんでみて下さい。

その小さな「お試し」が、あなたの限界を突破する意外なきっかけになるかもしれません。

日々の生活の中で、軽やかにバットを振っていきましょう。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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