成長の物差しは「他人」ではなく「過去の自分」
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
新年というのは不思議なもので、誰もが「今年は飛躍の年にしたい」「昨年よりも成長したい」というポジティブなエネルギーに満ち溢れています。
このポジティブなエネルギーは、何かを成し遂げるための強力な推進力になりますので、ぜひ大切にして頂きたいと思います。
そして、その飛躍を実現するために、年末年始に「自分がどうなりたいか」「どんな成長を遂げていたいか」という未来の姿をイメージすることは、脳のナビゲーションシステムをセットする上でも非常に有効です。
しかし、ここで多くの人が無意識のうちに陥ってしまいがちな間違いがあります。
今日は、せっかくのやる気が空回りしないように、そしてあなたが心から納得できる「真の成長」を手に入れるために、そんな間違いに関してお伝えし、行動を見直すきっかけとして頂ければと思います。
その間違いとは何か。
それは、「周囲と比較して、自分の成長を図ろうとしてしまうこと」です。
今の時代、SNSを開けば、他人のキラキラした成功体験や、輝かしい実績が嫌でも目に飛び込んできます。
「○○さんは昨年、起業して年商1億円を達成したらしい」
「同僚の△△さんは、難関資格に一発合格したらしい」
「友人の××さんは、毎日欠かさずジムに通って、素晴らしい肉体を手に入れている」
こうした情報に触れた時、私たちはつい、こう考えてしまいがちです。
「○○さんがあんなに凄いことを達成したんだから、自分も今年はここを目指さないといけない」
「みんながこれくらいやっているんだから、自分も最低限これくらいはやらないと恥ずかしい」
「あいつに負けないように、自分ももっと大きな目標を立てなきゃ」
いかがでしょうか。
心当たりはありませんか。
自分も油断するとそんな思考に囚われてしまいますので、意識して距離を取るようにしています。
この他人の基準で目標設定や成長を定義することは、絶対にやってはいけないことです。
なぜなら、それはあなたが本当に達成したいことではない可能性が高いからです。
他人との比較で自分の価値や成長を測ろうとすると、いつまで経っても心からの充足感や達成感は得られず、常に何かに追われているような焦燥感だけが募っていきます。
自分が本当に達成したいこととずれている上、誰か基準で設定した目標は自分とは関係ないところでどんどん高くなっていくからです。
イメージとして、ピッコロを倒したと思ったらベジータが現れ、ベジータを倒したと思ったらフリーザが現れ、フリーザを倒したと思ったらセルが現れ…といった具合にどんどん無意味にハードルが上がっていきます。
孫悟空のように強大な敵を打ち倒すことが目的で、それに対してワクワクしているなら、それはそれで良いのですが、多くの人は、自分らしい人生を生きたいと願っているのではないでしょうか。
そうした場合、他人基準の目標へのトライは、結果として、途中でガス欠を起こし、挫折してしまう可能性が高くなるのです。
では、私たちは何を基準に成長を図ればいいのでしょうか。
答えはシンプルです。
「過去の自分」です。
成長の物差しを、他人から自分へと持ち替えるのです。
昨年の自分と比べて、今の自分は何ができるようになったか。
昨日の自分と比べて、今日の自分は一歩でも前に進んでいるか。
比較対象は、常に「過去の自分」だけで十分です。
例えば、あなたが英語の勉強を始めたとします。
帰国子女の友人と比べて、「自分は全然喋れない…」と落ち込むことに何の意味があるでしょうか。
スタート地点も違えば、環境も、才能も、投下できる時間も違います。
比べるべきは、他人ではなく、「英語が全く分からなかった昨年の自分」です。
「昨年は単語帳を見るのも嫌だったけど、今年は毎日1ページ見ている」
これだけで、成長を実感できます。
「昨年は聞き取れなかったフレーズが、今年はなんとなく聞き取れた」
これは、もう紛れもなく進化です。
このように、過去の自分と比較して、そのギャップがプラスであれば、それは全て「成長」です。
そして、その成長の方向性が、自分が望む姿に向かっているかどうか。
判断基準はそれだけでいいのです。
ここで大切になるのが、目標設定の「起点」です。
目標を立てる時、「あの人があそこに行ったから、私も行く」という風に、他人の到達点を自分のゴールにしてはいけません。
そうではなく、「自分はどうなりたいのか」「自分は何をしている時に幸せを感じるのか」という、自分の内側から湧き出てくる声に耳を傾けて設定するものです。
「自分は、家族との時間を一番大切にしたい」
そう思うなら、バリバリ働いて出世している友人と比べて、自分の年収や地位を卑下する必要は全くありません。
あなたのゴールはそこではないからです。
「自分は、ゆっくりでもいいから、長く続けられるビジネスを作りたい」
そう思うなら、短期間で急成長してバイアウトした起業家のニュースを見て、焦る必要はありません。
あなたのレースは、スピード勝負ではないからです。
自分の人生のハンドルを、他人に握らせてはいけません。
他人の成功は、他人のものです。
あなたの成功は、あなたの中にしかありません。
ただし、ここで一つ補足しておきたい重要なポイントがあります。
「じゃあ、他人と同じ目標を持つのはダメなんですか?」という疑問が湧くかもしれません。
結論から言うと、それは全く問題ありません。
むしろ、大いにありです。
重要なのは、その目標を選んだ「理由(動機)」です。
「あの人が目指しているから、なんとなく自分も」というのはNGです。
しかし、自分の内面と深く対話した結果、「自分が心からやりたいこと」が、たまたま他人と同じだった、あるいは他人の姿を見て「あ、自分も本当はああなりたかったんだ!」と気づかせてもらった、というのであれば、それは素晴らしいことです。
例えば、友人がフルマラソンに挑戦しているのを見て、「あいつがやるなら俺も」と対抗心だけで始めるのは苦しいかもしれません。
ですが、友人の走る姿を見て、「あんな風に自分を追い込んで、ゴールした瞬間の感動を自分も味わってみたい!」と、自分の心が震えたのであれば、それはもう「あなたの目標」です。
その結果として、目指す場所(フルマラソン完走)が他人と同じになったとしても、それは正しい目標設定です。
「憧れ」と「比較」は似ていますが、全く違います。
「あの人のようになりたい」という憧れは、自分を引き上げてくれるポジティブな感情です。
一方で、「あの人より優れていたい」「あの人より劣っているのが嫌だ」という比較は、自分を縛り付けるネガティブな感情です。
ぜひ、今年の目標を立てる際、あるいは立てた目標を見直す際に、この問いを自分に投げかけてみて下さい。
「この目標は、本当に自分が望んでいることだろうか?」
「誰かとの比較や、見栄や、世間体で選んでいないだろうか?」
もし、その目標が「昨日の自分」よりも一歩前に進むためのものであり、その先にある景色を自分が見たいと心から思えるものであれば、その計画は必ずあなたを飛躍へと導いてくれます。
自分のペースでいいのです。
自分のコースでいいのです。
隣のレーンを走っている誰かのスピードを気にする必要はありません。
あなたは、あなたの人生というレースの主人公であり、そのレースにおける自己ベストを更新することだけを考えて走ればいいのです。
成長とは、誰かに勝つことではありません。
以前の自分よりも、少しだけ自由になり、少しだけできることが増え、少しだけ世の中のお役に立てる範囲が広がること。
その積み重ねが、やがて想像もしなかったような遠くへ、あなたを連れて行ってくれます。
周りの雑音に惑わされず、自分の内なる声に従って、自分だけの「成長の地図」を描いていきましょう。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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