感情を手放し現在地を測る。行動と成果の数値化が生み出す確実なPDCAサイクル
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、私たちが目標に向かって日々努力を重ねる中で、どうしても陥りがちな「がんばったつもり」という状態と、そこから抜け出すための具体的なアプローチについてお伝えさせて下さい。
テーマは、目標や行動量の数値化と、そこから導き出されるギャップ分析、そしてPDCAサイクルの実践が大切だというお話です。
みなさんは、一日の終わりや週末に自分の活動を振り返る際、「今週もよくがんばった」という満足感だけで終わらせてしまっていないでしょうか。
何か新しい目標に向かって挑戦している時、自分が一生懸命やっていればいるほど、最終的な結果はさておき、まずはがんばって行動した自分自身を褒めてあげたくなるものです。
これは、人間として非常に自然な感情ですし、前向きに行動を継続するための自己肯定感として大切な部分でもあります。
しかし、大変厳しい言い方になってしまうかも知れませんが、趣味としてプロセスそのものを愉しむ分野であればそれで構いませんが、プロフェッショナルとして何かしらの成果を追及する分野においては、それだけではいけません。
目標達成というシビアな世界においては、がんばって行動した上で、結果として「どうだったか」という事実を冷静に評価することがどうしても重要になります。
この「どうだったか」を評価する際、ただ「上手くいった気がする」「少し足りなかったと思う」といった曖昧な感覚で捉えてしまうと、次の打ち手がぼやけてしまいます。
そうではなく、結果を「数値」でとらえる事ができれば、自分が目指している目標と、今の現実とのギャップが明確に分かるというものです。
そして、最終的な結果だけを数値で測るのでは不十分です。
最終結果だけを見ても、それはすでに終わってしまった過去のデータであり、そこから修正をかけるには遅すぎるからです。
本当に大切なのは、そこに至るまでの「途中の行動」も数値で評価するということです。
ただ「がんばっている」という自分の感覚だけだと、状況が変化した時に適切にフィードバックを掛けることができません。
しかし、がんばって行動した事実を数値化し、日々の実績として確認できれば、理想のペースと現実の行動量とのギャップにいち早く気づき、早めの改善が行えるわけです。
少し話は変わりますが、今日は鈴鹿サーキットでF1日本グランプリの決勝が行われます。
モータースポーツの最高峰であるF1の世界では、レースの展開やマシンの状況を、常に数値でフォローしています。
時速300キロを超える極限の状況下では、当然ながらドライバーの研ぎ澄まされた感覚も大事です。
しかし、マシンの真の状態を把握し、最適なピットインのタイミングを判断するためには、マシンからリアルタイムでテレメータで送られる数値データが最も頼りになるわけです。
ドライバーが「まだタイヤは行ける」と感じていても、データが異常な温度を示していれば、チームは迷わずピットに呼び戻します。
自分は過去20年以上にわたり、自動車のエンジン制御開発に向けたプロジェクトマネジメントに携わってきました。
その開発現場でも痛感してきたことですが、複雑なシステムを目標通りに機能させるためには、センサーから得られる客観的な数値データこそがすべてでした。
データという事実に基づいて微調整を繰り返すことでしか、望むパフォーマンスを安定して引き出すことはできないのです。
私たちの目標達成に向けた行動も、このF1マシンやエンジン制御開発のプロセスと全く同じように、データでフォローできると良いです。
行動の目的として、ビジネスの売り上げだったり、サービスの問い合わせ件数だったり、ブログのアクセス数だったり、あるいはSNSのフォロワー数だったり。
ご自身の目標に合わせて、何かしら数値で追いかける指標を定めておくようにすると、ごまかしの効かない明確な状況把握ができます。
さらに、「週に3回記事を書く」「毎日10人に声をかける」といった、自分自身でコントロール可能な日々の「行動量」も必ず数値化しておきましょう。
自分が一生懸命にがんばっていると、どうしても「これだけ時間をかけたのだから報われるはずだ」と、ついつい感情に流されてしまいます。
目標との大きなギャップを見つめるのは、時に苦しい作業です。
しかし、数字は決して嘘をつきませんし、あなたの現在の立ち位置をフラットに、客観的な結果として突きつけてくれます。
その数字はあなたの人間性を否定しているわけではなく、ただ「現在地はここですよ」と教えてくれている単なるデータに過ぎません。
ぜひ、日々の活動において数字で状況をフォローし、自身の行動を客観的に振り返る習慣を身につけて下さい。
感情を切り離して数字のギャップを見つめることができれば、「では来週はどう行動を変えようか」という具体的な次のアクションが自然と見えてきます。
そして、小さなズレが大きな遅れに繋がる前に、早め早めに改善のサイクル(PDCA)を回し、求める数値目標を確実に達成するようにしてください。
感覚ではなく、数字という事実を味方につける。
その客観的な視点が、あなたの限界突破を力強く後押ししてくれます。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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