想像もできなかったスピードで現実を変える「わらしべ長者」戦略

おはようございます。

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

今日は自分がいつも大切にしている「スピード感をもって動く」ということに関して、最近自分が体験した実例をご紹介することで、その感覚を共有させて頂ければと思います。

目標達成において、行動のスピードは命です。

しかし、頭では分かっていても、なかなか体がついてこないということもあるかも知れません。

そんな時、自分の意志の力だけでなく、「ある力」を借りることで、想像もできなかったスピードで現実が動き出すことがあります。

実は、自分は今、とある交流会に参加しているのですが、その中の「支部」という一つの交流会の場を来年の2月から自分で新しく立ち上げて主催をさせて頂くことにしました。

自分の目標として、「それぞれの夢に向かって支援し合えるコミュニティを作りたい」と考えていましたので、その第一歩を踏み出すことができそうです。

さて、この支部立ち上げですが、実は今から約2か月前までは、まったくイメージしていませんでした。

それどころか、その時点では交流会の活用すら、まだそこまで深く考えていなかったのが正直なところです。

自分の頭の中にある計画表には、「支部主催」なんていうタスクは 1ミリも書かれていませんでした。

始まりは、確か9月くらいだったと思います。

かつて参加していたその交流会でお世話になった方で、会社員と副業で自らのビジネスをされつつ、交流会の主催もされていた方がいらっしゃいました。

その後、その方は会社員を卒業されて、起業されたというのも知っていました。

自分が自ら起業する準備をしていた時に、そのお世話になった方が主催を下りられるということを知り、その最後の主催の場に参加させて頂くことにしました。

そのこともあり、改めてその方と個別でお話しをさせて頂き、情報交換をさせて頂きました。

そこで、交流会活用の話をさせて頂くとともに、その交流会への復帰についてもお話ししました。

すると、その会話の中でふと「どうせ復帰するなら、今度は主催をしてみたら?」というアドバイスというか、提案を頂いたのです。

自分はそこで実はあまり深く考えずに「分かりました」と、二言返事で答えました。

これは、以前お伝えした「とりあえず乗っかってみる」という精神が働いた瞬間でした。

しかし、正直に告白すれば、この時点では自分の中でも具体的な期限感は持っておらず、「まぁ、1年の間くらいにできればいいかな」くらいの非常にふんわりとしたイメージでした。

ただ、いつも自分でお伝えしている通り、期限のない目標は願望と同じなので、このままでは1年経っても実行できてなかったかも知れません。

しかし、ここから状況がどんどん変化していきました。

そうこうしている時に、確か11月の半ばくらいに、別の方で支部の集まりである「ブロック」の運営をされている方と、個別でお話をさせて頂く機会がありました。

その際に、「以前、主催をススメて頂いたので、支部立ち上げを考えているんです」という話をさせて頂いたら、「じゃあ、まずは説明会があるから出席してみれば?」とご提案頂きました。

せっかくの機会だったので、そこから一番日程の近かった12月の初旬の説明会に参加することにしました。

そして、その説明会で、意外に支部立ち上げが容易に行えることや、運営側の「悩んでいるなら、まずはやってみたら?」というスタンスに触れました。

「やってみてダメなら 解散すればいいだけだよ」

そんなニュアンスのトーンに、内心で「軽いな…」と思いつつも、なんかやれそうな気がするな、と思ったものでした。

さらに、説明会の翌週に、別の複数の支部運営をされている方と個別にお話しする機会がありました。

そこで、支部立ち上げを考えていて、説明会に参加したこと、そして、そこで「まずはやってみたら」と言われたことをお伝えして、「実際どうなんですかね?」という感じで確認してみました。

そうすると、その方はこう仰いました。

「それなら、やった方がいいと思うので、もう申請を出した方がいいよ。集客準備を考えると 1月ではなく2月から始めた方がいいよ。」

と、具体的かつ、明確なアドバイスを頂いたのです。

その結果、翌日には申請を提出して、2月から開始することにしたのでした。

振り返ってみると、最初に「支部を立ち上げたら」と言われてから、2月に開始することに決めるまで、たったの2か月弱でした。

2か月前どころか、1か月前の自分でも、そんなタイミングから立ち上げることになるなんて、全く想像もできないスピード感です。

もし、自分一人で計画を立てていたら、情報収集に時間を掛けることを優先して、結局半年経っても始められてなかったかも知れません。

今回、自分がやってきたことは何か。

それは、「関連する知見をお持ちの方に話を聞いてみたこと」と、「その方から言われたことを素直に受け入れたこと」のみです。

それだけでこんなにスピードが出るのか、と自分でも驚いています。

ここから得られる教訓は、何か集中的に取り組みたいテーマがある時は、そのテーマに関する知見がある人の話に「乗っかってみる」のが、強力な加速装置になるということです。

自分はこれを「情報のわらしべ長者」戦略と呼べるのではないかと思っています。

最初の一人目のアドバイス(藁)を持って次の人に会いに行く。

そこで得た情報を持って、また次の専門家に会いに行く。

そうやって、人から人へとバトンを繋いでいくうちに、情報の質が上がり、具体性が増し、いつの間にか「支部の立ち上げ」を手に入れている。

自分一人でゼロから情報を集めようとすると、どうしても自分の知識の範囲内や、検索できる範囲内に留まってしまいます。

しかし、すでにその道を歩いている先駆者たちは、「ここをこうすれば早いよ」「そこは落とし穴だよ」という地図を持っています。

その地図を借りてしまえば、迷う時間はゼロになります。

そして、もう一つ重要なのが「他者の強制力」を借りることです。

「2月から始めた方がいいよ」と言われた時、自分の中にあった「準備ができてから」という感覚は消滅しました。

信頼できる人が言うなら、それが正解なのだろうと思考を預けてしまう。

ある意味で、自分のこだわりを捨てることに近い感覚ですが、これが結果として最速の意思決定につながります。

自分の頭で考えることは、もちろん大切です。

しかし、自分の想像の範囲内で考えている限り、自分の想像を超えるスピードは生まれません。

自分の枠を超えて加速したいのであれば、自分よりも速いスピードで走っている人の気流(スリップストリーム)に入り込むのが一番です。

みなさんも、今何か「やりたいけれど進まない」と思っていることはないでしょうか。

もしあるなら、一人で悩むのはやめて、その分野ですでに結果を出している人に会いに行って、お話してみて下さい。

そして、「どうすればいいですか?」と聞き、そのアドバイス通りに即座に動いてみて下さい。

「え、そんなに急に?」と思うような展開が待っているかもしれません。

しかし、それが自ら設定した限界を突破する合図です。

情報のわらしべ長者状態が、思いがけないスピードで展開されることを体感できるはずです。

このスピード感を体感するのは、かなりおススメです。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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