夏休みの宿題状態からの脱却。タスクの解像度を上げて確実な成果を生むアプローチ

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、私たちが日々の業務や目標達成に向き合う中で、どうしても陥りがちな「行動の遅れ」や「予期せぬトラブル」を防ぐための思考法についてお伝えさせて下さい。

テーマは、行動を起こす前にやるべきことの解像度を上げることの重要性です。

みなさんは日々直面するタスクや、やるべきことに対して、いわゆる「夏休みの宿題状態」になってしまっていませんか。

締め切り間際になってようやく重い腰を上げ、慌てて行動を始めるものの、結局どうしても時間が足りなくなってしまう。

その結果として、本来出すべきクオリティを出せずに手を抜いてしまったり、あるいは周囲に頭を下げて期限を延期してもらったりする。

あるいは、日々の行動をとりあえず進めている中で、全く予想外のタスクが突然発生し、大きな手戻りに繋がったり、最初のアプローチを根本から変えざるを得なくなったりした経験はないでしょうか。

一生懸命やっているのに、このような事態が頻発してしまうのには、明確な理由があります。

それは、もしかしたらあなたがこれから実行しようとしているやるべきことを、解像度高く把握できていないからかも知れません。

解像度が低い状態というのは、これから進む道がぼやけていて、どこに落とし穴があるのか、どれくらいの距離があるのかが全く見えていない状態のことです。

まず、締め切り間際に慌てる夏休みの宿題問題について考えてみます。

この原因の多くは、そのタスクを実行し完了させるために必要な時間見積もりの甘さにあります。

極端な話ですが、作業を完了させるまでに物理的に3日掛かるタスクを、全体像を何も考えずに締め切り当日に開始したとします。

その時点で、どんなに気合いを入れても徹夜をしても、間に合わないという結果は決定しています。

そうならないためには、タスクを大きな塊のまま捉えるのではなく、しっかりとブレイクダウンして細分化する必要があります。

最終的なゴールに向かって、どういう順序で、何を、どのように進めていくのか。

その過程で、どのような中間成果物ができるのか。

そして、細分化されたそれぞれの作業にどれくらいの時間が掛かるのか。

それらを一つひとつ積み上げた結果として、トータルで何日必要なのかを、行動を始める前にちゃんと見積る習慣が大切です。

この際、見積もりの前提として非常に重要なポイントがあります。

それは、すべての作業が何のトラブルもなくスムーズに進むという、ベストな状態で見積もらないということです。

ビジネスや個人のプロジェクトにおいて、何もかもが計画通りに進むことなど稀です。

ワーストな状態とまでは言わないまでも、ある程度のリスクを加味して時間見積もりをする必要があります。

ちなみに、このリスク対策のバッファ(ゆとり)ですが、ざっくりと20%増し程度の時間は最低限でも見ておきたいところです。

10時間で終わると思った作業なら、初めから12時間は確保して計画を立てるということです。

次に、行動している途中で発生する予想外のタスクについてです。

ここで一度立ち止まって考えて頂きたいのは、その発生したタスクは本当に予想できなかったのかという点です。

ここが最大のポイントになります。

本当に予想できなかったか否かを確認するためには、プロジェクトやタスクが完了した後に振り返りをしてみることがおススメです。

物事が落ち着きフラットな状態になった際に、客観的な視点で当時の状況を見つめ直します。

本当に事前に気づく余地がなかったのか。

行動を始める前に誰かに確認したり、少し情報を調べたりしておけば気づけたのではないかを確認してみるのです。

ここで誤解して頂きたくない重要なことがあります。

それは、事前に気づけたはずのタスクを漏らしてしまった過去の自分を責めたいわけではないということです。

もし振り返りの結果として、事前に気づく余地があったと分かったのであれば。

次回から自分の計画の中に、その「事前に気づくための確認タスク」を必ず組み込んでおくということです。

振り返りという行為は、失敗した過去の自分を責めて反省するためのものではありません。

未来の自分が同じ失敗を繰り返さず、確実に成功するように応援するための前向きな行為だと思って下さい。

結局のところ、私たちが予想外だと感じて慌ててしまうものも、事前にタスクを細かく分解して解像度を上げていれば防げるものが多いのです。

これをやるなら、その前にこのタスクも必要ではないか。

このように進めるなら、途中でこんなリスクが発生しそうだから、先回りして対策を打っておこう。

そのように、事前に気づいてやれることは必ずあるはずです。

目標達成への道のりを阻む不確実な要素を、解像度を上げることで一つでも多く事前につぶしておきましょう。

そして、最終的に可能な限りタスクの解像度を高くして、考え得る限りの事前準備をした上で、それでも気づけなかった予想外の事態が起きたとします。

それについては、事前の計画段階ではどうすることもできなかったことですので、やむ無しと潔く受け止めましょう。

それは失敗ではなく、あなたの限界を押し広げる新しい経験値です。

その事実をしっかりと吸収し、次回からその新しい観点も含めて計画に織り込むのが、目標達成に向けた正しいアプローチです。

解像度を上げるということは、自分自身の行動に対するコントロール感を取り戻すということです。

不確実な未来を少しでも確実なものに変え、迷いなく前に進むために。

本日の内容が、みなさんの行動の解像度を高め、確実な成果に繋げるためのヒントになれば幸いです。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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