圧倒的なスピードが「質の高い時間」と「自信」を生み出す
おはようございます。
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
最近、自分が意識して行動していることがあります。
それは、何かを行動する時に、圧倒的なスピードを持って行動しようということです。
会社員時代を経て、現在は自らビジネスを行っていることもあり、自分の行動を自分でコントロールしたいという思いが強くなりましたが、その1つとして自らの行動のスピードを可能な限り高めるということにトライしているという感じです。
本日は、この「スピードを高める」ということに関して、その効能と具体的な実践方法について共有させて頂ければと思います。
まず、自分がどのようにスピードを高めるというアクションを実践しているかについてお伝えします。
基本的には、何かやることを思いついたり、依頼されたりしたら、その場ですぐに予定を立ててしまいます。
「いつかやる」ではなく、日付を決めて、「いつやる」そして「いつまでに終わらせる」と決めてしまいます。
その際、始めるタイミング(着手日)も決めておき、それを予定表に書き込んでおきます。
ちなみに、その始めるタイミングが来るまでは、頭の中からそのことをすっかり忘れてしまっても構いません。
むしろ、忘れてしまっていた方がいいかも知れません。
とにかく、タイミングを明確に定義し、予定表という外部メモリに預けてしまうということです。
人間の脳のリソースは有限です。
「あれやらなきゃ」「いつやろうかな」と頭の片隅にタスクが常駐している状態は、自分が思っている以上に脳のパフォーマンスを低下させます。
決めて、忘れる。
これだけで、目の前のことに集中できる環境が整います。
当然、状況によっては、全てのことを期限を決めて予定を立てることもできない場合があると思います。
その場合は「いつまでに判断するか」という期限を設けて、その時点で判断を行うということを繰り返しています。
ここで意識しているのは、実行そのもののスピードもそうですが 、それ以上に「やるかやらないか」という判断のスピードをまずは高めるということです。
悩んでいる間に時間を無駄にしてしまっても意味がありません。
やるならやる、やらないならやらない、ということで、さっさと決めて、悩む行為に使っている脳のリソースを空けてしまうイメージです。
そして同じように、そのタイミングで何らかの理由(情報不足など)で決断できない場合は、その阻害要因が外れるタイミングを想定し、決断するタイミングを明確にして、そのタイミングで判断を行っています。
「保留」にするのではなく、「〇月〇日に決断する」というタスクにするのです。
これも可能な限り前倒しして行います。
そうすることによって、物事の取り組みに対するスピード感が増すとともに、生活や仕事にリズムがついてきますので、どんどんいろんな取り組みを行いたくなっていきます。
上手くいくこともありますし、そうでないこともありますが、スピードを高めることによって、上手くいかなかった時のフィードバックやリカバリーの時間も確保することができます。
そして何よりも、行動に対して自らが期限を設定し、その期限に対して自ら行動を起こしているということで、「自己コントロール感」が劇的に高まります。
誰かに急かされて動くのではなく、自分で決めたスピードで動く。
これは日々の行動を自分が支配できているという感覚になりますので、非常に目標達成に向けた行動に対して前向きな気持ちになれるのです。
自信というのは、こういった小さな自らに対するコントロールの積み重ねから生まれるものだと思います。
世の中には「パーキンソンの法則」という言葉があります。
人は与えられた時間をギリギリまで使ってしまう、仕事の量は完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する、という法則です。
例えば、1週間あれば終わる仕事でも、期限が1ヶ月先なら、1ヶ月かけてやってしまうということです。
結局、ダラダラと時間を期限いっぱいまで使ったところで、得られる成果には大差はないと考えています。
そうであれば、自らのリソースを集中的に投下して、一つのことをさっさと終わらせて、次にシフトした方が全体的に大きな成果をもたらすと考えますので、ぜひその方向でトライしてみてください。
ちなみに、先日、自分はとある出版プロデューサーの方に、サポートをして頂くための企画書を提出していました。
これに関しては、説明を聞いてから提出期限まで、トータル2週間しか準備期間がありませんでした。
しかし、自分はその期限の1週間前に提出しました。
与えられた時間の半分で提出したわけです。
内容の精度を高めるためには、もしかしたらギリギリ残りの1週間も使って 推敲に推敲を重ね、レベルアップをした方が良かったかもしれません。
しかし、自分はこれ以上時間をかけてもそれほど伝えたい内容の骨子に大差はないと判断し、さっさと期限1週間前に提出してしまいました。
これがいいか悪いかは分かりませんが、結果として、昨日、合格の通知を頂きましたので、次のステップに進むことができました。
おかげさまで、元々欲しかった「合格」という結果も手に入れましたし、何より大きかったのは「1週間」という時間が浮いたことです。
企画書にかける時間が浮きましたので、その時間を別の行動に費やすことができました。
もし、期限ギリギリまで粘っていたら、この合格という結果は同じだったかもしれませんが、浮いた1週間分の価値は手に入らなかったことになります。
このように、行動のスピードを高めることは、単なる効率化ではありません。
複利的に他のことに取り組む時間を生み出し、さらにその時間を使って新たな効果を生み出すという形で、どんどん人生の価値が高まっていくように感じます。
時間は貯金できませんが、スピードを上げることで、実質的に時間を増やすことはできるのです。
こんなに上手い話ばかりではないかもしれませんが、やってみても損はないことだと思います。
まずは「とりあえず前倒ししてみる」という軽い気持ちからで構いません。
ぜひ、スピードを高めて行動するということも意識して頂ければと思います。
あなたのそのスピードが、きっと新しい景色を見せてくれるはずです。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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