努力を裏切らせないための「得意技」の磨き方
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は、私たちが目標に向かって日々努力を重ねる中で、間違ってはいけない「リソースの投資先」についてお伝えさせて下さい。
テーマは、「弱点克服を手放し、自分の得意技に一点突破で磨きをかける」です。
最近いろんな方とお話しさせて頂いたり、本を読んだりする中で、改めて強く意識していることがあります。
それは、苦手を克服することも確かに大事ですが、本当に意識して時間と情熱を注ぐべきは、自分の得意技の有効活用であり、そこにさらに磨きをかけることが最重要だということです。
昔から餅は餅屋と言われるように、やはり一芸に秀でている人や、自分の得意な領域で勝負している人が強いと思います。
すべてをそつなく平均的にこなせるオールラウンダーよりも、何かに突出した強みを持つ人が、最終的に大きな目標を達成し、周囲に価値を提供していく姿を何度も目の当たりにしてきました。
ここで、自分の座右の銘について少しお話しさせて下さい。
自分には「天才は有限、努力は無限。」という大切にしている言葉があります。
これは自分がまだ中学生だった頃に出会った言葉です。
当時、エスビー食品所属のマラソンランナーだった瀬古利彦さんが、恩師である中村監督の教えとして、陸上競技マガジンという雑誌で紹介されていたように記憶しています。
その言葉の響きに強く惹かれ、以来ずっと大切にしてきました。
最初にこの言葉に出会った際、自分は陸上部に所属していました。
毎日練習していましたが、残念ながら陸上競技で思うような成績を全く残せていない状態でした。
だからこそ、この言葉に出会った時、こんな才能のない自分でも努力をひたすら続ければ、いつか瀬古さんのようにとは言わないまでも、もっと上のレベルに到達できるんだ、という強い期待をもって受け止めていました。
才能には限界があるけれど、自分の努力は無限に湧き出てくるのだから、いつか必ず才能を凌駕できるはずだと信じて疑いませんでした。(青いですね…)
しかし、現実はそんな簡単なものではありませんでした。
どれだけ必死に練習を重ねても、結局は素質のある速い人たちには勝てず、深い挫折感を味わうことになりました。
その結果、先の言葉を綺麗ごととして片付けるようになってしまったのです。
しかし、大人になり、様々なビジネスや目標達成の現場で経験を積んできた最近では、この言葉に対する受け止め方が全く違っています。
中村監督が本当に伝えたかったのは、ただ闇雲にがんばれということではなかったのだと、今ならはっきりと分かります。
努力は無限である。
だからこそ、その無限の努力という行為を、いったいどこに投下するかが最も重要だという理解です。
中学生の陸上部だった自分は、自分自身にとって決して得意ではない陸上競技という領域に努力を投下していました。
その結果、あまり成績が伸びないまま終わってしまいました。
そうではなく、この言葉は、自分が持っている本来の得意をさらに磨き上げるために、無限の努力を使えという意味だったのだと理解したのです。
「天才は有限」という前半部分は、ある意味で、ダイヤモンドの原石をそのまま放置している状態ではないかと思います。
いくら素晴らしいポテンシャルを秘めたダイヤモンドの原石であっても、掘り出されたそのままの状態で何もしなければ、それはただの少し硬い石に過ぎません。
他の石と硬さ比べをすれば勝てるかも知れませんが、宝石としての本来の圧倒的なポテンシャルや美しさは、まったく発揮できていない状態です。
そして「努力は無限」という後半部分は、いわばこのダイヤモンドの原石を、時間をかけて削り、丁寧に磨き上げて、まばゆい輝きを放つ宝石へと変えていく過程を指しているのだと思います。
自分の中に眠る得意技という原石を見つけ出し、そこに無限の努力を注ぎ込んで磨き上げ、どんどん輝きを放つ。
そして、その圧倒的な輝きを最大の強みとして、社会やビジネスの舞台で勝負していくという訳です。
だからこそ、自分の中にあるダイヤモンドの原石を、自分の手でちゃんと見つけ出し、磨かないといけないのだと感じています。
その辺の道端に落ちている普通の石を、どれだけダイヤモンドと同じように一生懸命削って磨いても、決してダイヤモンドのような輝きを放つことはありません。
表面が少しツルツルになるだけです。
これと同じように、自分が本来持っている得意技ではない部分、つまり弱点や不得意な分野をいくら必死に磨いても、そこから得られるリターンや、目標達成への大きな効果は期待できないということです。
もちろん、弱点を磨いちゃいけないということは決してありません。
自分の不得意な特性をしっかりと理解した上で、それでもどうしてもそのスキルを磨いて社会に貢献したいという強い思いがある場合や、単純に個人の趣味としてスキルアップを楽しみたいということであれば、何の問題もないと思います。
しかし、本気で目標を達成し、何らかの領域で勝負したいと願うのであれば、本当に勝負すべきは得意技をおいて他にないのだと思います。
これが、挫折と経験を経てたどり着いた、最近の自分の考え方です。
日々まじめにがんばっている人ほど、自分の足りない部分や、弱点ばかりに目がいってしまいがちです。
もっとここを直さなければ、もっと平均的にできるようにならなければと、自分を責めながら道端の石ころを磨くことに貴重なエネルギーを奪われてしまっています。
でも、本当の価値や魅力は、そこにはないかも知れません。
自分の得意技なんて分からない、という方もいらっしゃるかも知れません。
そういう時は、自分が息をするように自然にできてしまうことや、他の人が苦労しているのに自分はあまり苦にならずにこなせることを探してみて下さい。
自分にとって当たり前すぎることにこそ、才能という原石が隠れているものです。
必ずしも、今日お伝えした通りに解釈して行動して下さいと押し付けるつもりはありません。
しかし、目標達成に向かって壁にぶつかっている方にとって、自分を活かすための一つの有力な仮説として、この考え方を受け止めて頂けたら幸いです。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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