前提条件が変われば消える目標にご注意を。自分の人生を生きるためのゴール設定

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、私たちが日々エネルギーを注いでいる「目標」の正体について、少し視点を変えてお伝えさせて下さい。

テーマは、今あなたが追いかけているそのゴールは、本当に自分自身で設定した自分のためのゴールなのかというお話です。

私たちはビジネスにおいてもプライベートにおいても、目標を立ててそこに向かって努力することが推奨される世界に生きています。

明確なゴールを設定し、タスクを分解して日々実行していくことは、目標達成における基本中の基本です。

しかし、その努力の向かう先である「ゴール設定」の根本を間違えてしまうと、どれだけ効率的にタスクをこなし、どれだけ素晴らしい成果を出したとしても、最終的な心の充実や在りたい自分には辿り着けないということが起きてしまいます。

それは一体どういう状態かと言うと、「他人のゴールを設定してしまっている」という状態です。

実は自分自身も、過去の会社員時代にこの状態にどっぷりと浸かっていた時期がありました。

本日は自分の過去の経験を通して、自分の人生を生きるためのゴール設定について共有できればと思います。

自分が会社員として組織の中で働いていた時のことです。

当時の自分は、毎年のように明確な目標を掲げて、それに向かって日々全力で業務に取り組んでいました。

具体的にどのようなことを目標にしていたかと言うと、会社内での自分の役職や評価を上げること、担当しているチームの部下の育成、あるいはクライアントに対する売り上げの拡大などです。

これらは会社員としては非常に真っ当であり、組織から高く評価されるべき立派な目標だと思います。

当時の自分も、これらの目標を達成することこそがビジネスパーソンとしての自分の成長であり、自分の人生の重要なミッションだと信じて行動していました。

しかし、起業して会社という組織を離れてみると、ある事実に気がつきました。

会社員時代に必死に追いかけて、達成しては喜んでいた目標の大半が、組織を離れた瞬間にまったく意味のない目標になってしまったのです。

会社の役職を上げるという目標は、そもそも属する組織のピラミッドがなくなった時点で完全に消滅します。

クライアントの売り上げ拡大というのも、その会社の看板と提供できる事業領域があってこその目標であり、個人の人生のゴールとは本来直結しないものでした。

部下の育成については、人と向き合うという点で、かろうじて現在のコーチングやサポートという仕事にもかすっている感じはしますが…

いずれにしても、会社という枠組みが外れた瞬間に、自分の手元には何一つ残らないような目標ばかりを必死に追いかけていたという事実に気づかされたのです。

この経験から言えるのは、結局のところ、自分は「自分が本当に追いかけるべき目標」を設定できていなかったということです。

すなわち、自分の人生を生きていなかったということができます。

会社という組織が設定した事業目標や、上司や周囲が自分に期待している役割を、いつの間にか「自分の目標」だと勘違いしてしまっていたのです。

そして、その誰かが設定した勘違いの目標に対して、自分の貴重な時間とエネルギーという限られたリソースを投下し、全力で頑張ってしまっていました。

もちろん、その過程で必死に努力したことや、目標達成のために試行錯誤したこと自体が無駄だったとは思いません。

困難を乗り越えるスキルを磨く、あるいはビジネスパーソンとして経験値を積むという観点においては、全く無駄にはなっていないと考えています。

しかし、純粋に「自分の人生のゴール設定をして、そこに向かって進む」という観点で見つめ直した時、それは明らかに間違ったアプローチだったと今となっては思います。

他人の期待に応えて評価されることと、自分の在りたい姿に近づくことは、全く別のベクトルを持っています。

誰かのための人生を生きるのではなく、自分が思い描く理想の人生に近づくためにゴール設定をして、それに向かって努力するのが本来のあるべき姿だと思います。

自分がどう在りたいかという根源的な思いから逆算して目標を設定すれば、たとえ所属する組織が変わろうが、周囲の環境が変化しようが、その目標の価値がゼロになることはありません。

自らの手で自分の人生の舵を握るための自己コントロール感は、この「自分のためのゴール」を持つことから生まれます。

ここで、日々の業務に忙殺されているみなさんに、少しだけ立ち止まって考えて頂きたいことがあります。

今、あなたが毎日一生懸命に追いかけているその目標は、何らかの前提条件が変わった時にどうなるでしょうか。

例えば会社を辞めたり、部署が変わったり、あるいは担当するクライアントが変わったりといった前提条件の変化が起きた時に、まったく意味をなさないものになってしまわないでしょうか。

もし、環境という前提条件が変わればあっさりと消えてしまうような目標だとしたら。

それは本当にあなたが人生の時間を削ってまで、今一番に目指すべきゴールなのかを考えてみてもいいのではないでしょうか。

もちろん、目の前の業務の目標を達成することはプロフェッショナルとして重要です。

しかし、それとは別に、前提条件に左右されない「あなた自身のゴール」が確実に存在している必要があります。

日常の引力は非常に強力で、気を抜くとすぐに目の前の分かりやすい「他人のゴール」に流されてしまいます。

だからこそ、意図的に立ち止まり、自分の設定しているゴールが本当に自分のものなのかを見極める時間を持つことが大切です。

ぜひ、ご自身の目標の現在地を確認する、そんな時間を設けてみて下さい。

その気づきが、本当の意味であなたの限界を突破し、在りたい自分へ向かうための確実な第一歩になるはずです。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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