他者へのイラ立ちから学ぶ。自分のコアバリューに気づきプロジェクトを前進させる視点

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、私たちが目標に向かって他者と協働する中でどうしても生じてしまう摩擦や、ネガティブな感情との向き合い方についてお伝えさせて下さい。

テーマは、日常のイラ立ちから自分の価値観を見つけ出し、プロジェクトを前に進めるための力に変える視点です。

日々仕事やプライベートで他の人と関わる時に、ふとイラっとしてしまうことはないでしょうか。

自分は目標達成の伴走者として感情のコントロールは意識して押さえているつもりですが、それでも残念ながらちょこちょこあります(笑)

このイラっとするシーンは、大人の対応ができなかったと少し自己嫌悪になったりもします。

しかし視点を少し変えれば、それは自分が心の底でどのような価値観を持ち、何を一番大切にしているかに気づく絶好のチャンスでもあるのです。

本日は自分の過去の経験から得られた気づきをシェアさせて頂きますので、みなさんの現状打破のヒントになれば幸いです。

自分は過去20年以上、プロジェクトマネジメントの領域に携わってきています。

その中でそれなりに大型の開発案件も経験してきました。

規模が大きくなると必然的に複数のサブチームに分かれて開発を推進することになるのですが、その組織構造の弊害として、どうしてもセクショナリズムが発生してしまうことがあります。

自分たちのチームのタスクや目標を最優先に考えるのはある程度仕方がないとして、問題は他のチームの状況を全く気にせず、まるで全くの他人のように振舞ってしまう状況です。

こういう状況に直面すると、自分はついついイラっとしてしまいます。

あなたたちは一体何のためにこの仕事をしているのですか?と、心の中で問いただしたくなるのです。

その方のチームは、あくまでプロジェクト全体の中の一部の開発を担う役割です。

仮にそのチームのタスクだけがパーフェクトに完了できたとしても、他のチームと連携できず最終的なシステムが動かなければ、プロジェクトの成功には絶対になりません。

一つの大きなプロジェクトで動く以上、全体最適のための助け合いは必ず必要になりますし、最悪の場合は自チームが一時的に不利益を被ってでも全体の遅れを取り戻すために何かを実行するシーンも発生します。

それを、自チームの分はちゃんとやっているから他チームのことは知らん、というスタンスで来られると、プロジェクト全体を預かる身としては非常に強い違和感を覚えるわけです。

思えば、昔からこういう自分の閉じた世界だけで物事を考える姿勢には、嫌悪感を抱いてしまっていた気がします。

このイラ立ちの感情を深掘りしていくと、自分は常にチーム全体で目指す大きな目標や相互の連携というものを大切にしているのだという自分のコアバリューに気づくことができます。

しかし、ここで一つ冷静にならなければいけないポイントがあります。

当然ですが、立場が違えば見え方も全く違います。

全体最適を求めるのは、あくまで自分のマネジメント目線で見た景色に過ぎません。

相手の開発者目線で見た景色の中には、自チームに割り当てられた予算やスケジュールの範囲内で、目の前の品質を絶対に守り抜くという彼らなりの正義もあるのだと思います。

人は誰しも、目の前のタスクや日々の忙しさに追われると、どうしても「日常の引力」に強く引き寄せられてしまいます。

この日常の引力に捕まると、どうしても目線が下がり、全体像や本来の目的が見えなくなり、自分の足元しか見えなくなってしまうのはある意味で自然なことです。

彼らも悪意があって他チームを無視しているわけではなく、ただ日常の引力の中で自分たちの責任を果たそうと必死なだけなのかも知れません。

ここでお伝えしたいのは、イラっとすることで自分の価値観や大切にしていることに気づき、その上で、相手とどういう落としどころを見出すかがプロジェクトを推進する上では大切だということです。

自分の全体最適という思いを一方的に相手にぶつけても、日常の慌ただしさの中にいる相手にはすぐには理解されないでしょう。

かといって、相手の自チーム優先という思いだけを受け入れてしまってはプロジェクト全体が崩壊するので、自分には受け入れることが難しいです。

だからこそ、感情をぶつけるのではなく、相手の視界を広げるための対話が必要になります。

やはりプロジェクトチームで動くときは、全員で全体最適を意識して、単に文句を言い合うのではなく建設的に意見し合える健全な状況を時間をかけて育てるのが重要だなと改めて思います。

相手の正義を理解した上で、自分の大切にしている価値観との重なり合う部分を探していく作業です。

目標達成のプロセスにおいて、他者との関わり合いによる摩擦は避けて通れません。

もし次にあなたが誰かの言動にイラっとした時は、ただ怒りを溜め込むのではなく、少しだけ立ち止まって自分に問い掛けてみて下さい。

自分は今、自分のどんな価値観を傷つけられたと感じて怒っているのだろうか、と。

そのイラ立ちの裏には、あなたが仕事や人生で本当に大切にしたいコアバリューが必ず隠れています。

それに気づくことができれば、感情に振り回されることなく、相手との建設的なコミュニケーションへと一歩踏み出せるはずです。

自分の価値観を知り、他者の正義を知る。

その重なり合いの中でこそ、大きな目標を達成するための強いチームワークが生まれます。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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