他人の期待という罠。脆い「外発的モチベーション」を手放し行動を自分事化する

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

本日は、私たちが目標に向かって行動を継続する上で、必ず直面するモチベーションの波とその正体についてお伝えさせて下さい。

テーマは、外部からの刺激に依存しない、折れない心の作り方です。

日々、クライアントの皆様と目標達成に向けたセッションを重ねる中で、最も多く寄せられる悩みの根源が、このモチベーションコントロールの難しさについてです。

目標達成という長い道のりにおいて、高いモチベーション状態を維持し続けるというのは、本当に永遠の課題と言えます。

モチベーションが高い状態であれば、放っておいてもついつい体が動き、次々とタスクをこなし、気づけば大きな成果を出しているという理想的な状態になります。

逆にモチベーションが低いと、やらなきゃ、と重い身体に自ら鞭打って、何とか最低限求められていることを終わらせるのがやっとです。

終わらせられたらまだいい方で、そのまま手付かずで先延ばしにしてしまい、そんな自分に自己嫌悪してしまうことも多々あるのではないでしょうか。

そう考えると、いかに高いモチベーション状態を保ち続けるかが大切になるわけですが、ここで見落としてはならない非常に重要な視点があります。

それは、私たちの行動を突き動かすモチベーションには、大きく分けて2つのタイプが存在するということです。

自身の内側から湧き出てくる内発的モチベーションと、外部からの刺激によってもたらされる外発的モチベーションです。

前者の内発的モチベーションは、純粋にそれがやりたくて仕方ない気持ちや、自分の成長を感じるワクワク感のようなものです。

これがあると、たとえ周囲が止めても、自ら進んで寝る間も惜しんで行動してしまうような無敵の状態になります。

自分自身の内側に、枯渇することのない無尽蔵のエネルギー源を持っているようなものです。

一方で、後者の外発的モチベーションは、他者からの評価や、報酬、あるいは期待といった外部からの刺激によって行動が促される状況です。

この外発的モチベーション自体は、決して悪いものではありません。

新しいことを始める時など、重い腰を上げるための最初のきっかけ作りとしては非常に有効に機能します。

しかし、外部からの刺激がなくなると、途端に行動できなくなるという非常に脆い側面を持っています。

自分の行動のエネルギー源の蛇口を、自分以外の他人に握られている状態と言えるかもしれません。

ここで、自分が陥ってしまった、この外発的モチベーションの脆さを象徴するような悪例をお伝えします。

目標達成の専門家を名乗る自分自身でさえ、油断すると簡単にこの罠にハマってしまうというリアルな失敗談です。

自分は定期的に、あるビジネスの会合に出席していました。

特にその会合の正式な会員という訳ではなく、あくまで外部メンバーとして参加させて頂いていました。

最初は純粋に自分の学びや、新しい繋がりを作るために参加していたのですが、ある時、主催側から声を掛けられました。

高い頻度で参加してくれているので、特別会員のような扱いをしてもいいかな、といった大変ありがたいお話を頂いたのです。

その時はまだ確定事項でもなく、まぁ、ありがたいな、くらいの感覚で受け止めていました。

その後、自らの業務が非常に立て込んできて、その会合に出席するかどうか時間的なリソースで悩む状況になりました。

自分の本来のキャパシティや、業務の優先順位を冷静に考えれば、少し参加を控えて自分の仕事に集中した方が良い状況でした。

しかし、先のような主催側からの期待の言葉が頭の片隅にあったため、その期待に応えたい、特別扱いしてくれるなら行かなくては、という思いから、がんばって無理にスケジュールを調整して参加をしたのです。

本来の自分の目的を見失い、これがまさに外発的モチベーションで動いている状態に陥っていました。

しかし、最近になって、自分のほかにも高頻度で参加する熱心な方が現れたようで、主催側からの自分に対する特別感や、以前ほど参加を有難がって頂ける空気が薄れていました。

もちろん、特別会員的な話もいつの間にか自然と消えていました。

誤解のないように言えば、それは単に会合として普通の状態に戻っただけであり、誰が悪いわけでもありません。

しかし、自分の心の中には明確な変化が起きました。

あんなに忙しい中、無理に無理を重ねて、睡眠時間を削ってまで調整して参加したモチベーションが、一気に無くなってしまったのです。

期待されているから、自分が多少無理してでも参加しないと、という思いが、あんまり特別に期待されていないなら、無理してまで参加するものではないかな、という思いに完全にすり替わっていました。

たぶん、自分の業務状況が落ち着かない限り、次回以降の参加頻度は激減すると思います。

このように、外発的モチベーションは、そもそも自分が心の底からやりたいという強い思いを持っているわけではないので、外部の環境や他人の評価が変わるというちょっとしたきっかけで、一気にしぼんでしまいます。

車に例えるなら、外発的モチベーションはエンジンをかける最初のスターターとしては優秀ですが、長く走り続けるためのガソリンにはならないということです。

目標に向かって走り続けるためのガソリンは、あくまで自分自身の内側から湧き出る目的意識でなければなりません。

目標達成のプロセスにおいて、自分一人ではどうしても動けない時の起爆剤として、あえて外発的モチベーションを使うのは良い戦略だと思います。

しかし、これを継続的にあてにして長期的な目標に向かって動くのは、控えた方が良いと身をもって痛感しました。

他人の評価や期待を行動の理由にしてしまうと、その期待が裏切られたり、評価が変わったりした瞬間に、自分の行動まで完全にストップしてしまいます。

それは、自分の人生のコントロール権を他人に委ねてしまっているのと同じです。

目標達成に向けて日々奮闘されているみなさんも、ぜひ一度、自分の日々の行動の裏に、この外発的モチベーションが潜んでいないか確認してみて下さい。

誰かに褒められたいからやっているタスクはないでしょうか。

周囲に過剰に期待されているから、無理をして引き受けてしまっている役割はないでしょうか。

もし、行動の理由が自分以外の誰かの感情や評価に依存しているものを見つけた場合は、少し立ち止まって、その行動の目的をもう一度自分自身に問い直してみて下さい。

もし誰からも褒められなくても、自分はこれをやりたいか、と自分に問いかけるのです。

そして、その行動を通じて得られる自分自身の成長や、新しいスキルの獲得など、自分にとってのメリットを見つけ出し、内発的モチベーションに変換する努力をしてみて下さい。

例えば、会社に言われて嫌々取得する資格の勉強も、将来自分が独立するための強力な武器を手に入れるためだ、と解釈を変えれば、それは立派な内発的モチベーションに変わります。

他人からの期待という脆い殻を破り、行動の理由をしっかりと自分事化できた時、他人の目に決して振り回されることのない、本当に強い継続力が手に入るはずです。

他人のためではなく、自分のための目標達成です。

自分の内側にある小さなワクワク感を大切に育てていきましょう。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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