ハマると突然背中を押されるようになる
おはようございます!
一緒にやり抜くマネジメントコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。
昨日は、行動していてもなかなか思うようにいかない場合や、そもそも色んな理由で一歩踏み出せない場合、その環境の中で無理にもがくのではなく、機が熟すのを待つのもひとつの手段であるというお話をさせて頂きました。
人生は山あり、谷ありなので、坂道を上っている最中にスピードが出ないからと無理をし過ぎるのではなく、淡々と同じリズムを刻んで上り坂に耐え、上り切った先の下りに入ったらスピードアップすればいいのではないでしょうか。
そんなイメージですかね。
ところで、先のイメージで言うところの上り坂を淡々と上っているときの話ですが、機が熟すのと同じような話ではありますが、状況が整うと、突然、淡々と上らせてくれず、背中を押されるようになったりするのです。
状況が一変する瞬間とも言えます。まるで堰を切ったように物事が好転し始めるのです。
まるで、地道に撒いてきた種が、ようやく芽を出し、周囲の目に留まり始めるように。また、これまで積み重ねてきた行動がついに臨界点に達し、ポジティブなエネルギーが連鎖反応を起こすして、その影響が拡大していくかのように。
これまでやってきたことを認めてもらえたり、次のアクションのためのサポートをしてくれる人が現れたり、悩んでいることに対してアドバイスしてくれる人が居たり、それまで阻害要因となっていた事象が排除されたり、色んな形で状況が淡々とした自分でいることを許してくれないタイミングが訪れます。
自分の経験で言えば、独立してビジネスを立ち上げようとした際、勤めていた会社が超協力的で後任者をさっさと決めてくれて、想定していたより早く、スムーズに引継ぎを終えられたり、無条件に自分の決めたことを認めて、今後を信じてくれる人が居たり、クライアントに繋がりそうな知り合いを考えて頂き、その方をご紹介してくれたり、といった感じです。
マイペースで進めようと考えていた自分を、周囲が「早く行け!」と力強く引っ張ってくれる。それはまさに、上り坂の途中で強力なサポーターに背中を押され、本来の自分のペース以上のスピードで、一気に頂上を越えて下り坂まで連れて行ってもらえたような感覚でした。自分の意志だけではコントロールできないほどの、力強い追い風が吹き始めたと言えるかも知れません。本当に、感謝という言葉しか見つかりません。
ただ、これも、自分が常日頃から自分の夢や目標を周囲に語り、本気でそれに向き合う姿勢を行動で示し続けてきたからこそ、生まれた状況だったのではないかと、今では考えています。
このように、人が本気で何かに打ち込んでいる姿は、周囲の心を動かし、「自分も何かサポートしたい」という気持ちを自然と引き出す力があるようです。
あなたも、周りが放っておけないような状況を、ぜひ意図的に作り出してください。それは、難しいことではありません。
例えば、自分の目標や情熱を恐れずに言葉にして発信する、言っていることと、やっていることを一致させる、たとえ小さくても行動し続け、そのプロセスを見せる等々、です。
あなたが一歩一歩、真剣に踏みしめているその足跡は、必ず誰かが見ています。その本気の熱量は、やがて周囲に伝播し、あなたを力強く押し上げる追い風に変わるはずです。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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