その「痛み」と、あなたは、なぜ戦ってしまうのか

おはようございます。

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

日々、目標に向かって、懸命に努力を続けるあなたに、今日、一つの、少しだけ、耳の痛い問いを、投げかけさせてください。

あなたの、その尊い「努力」は、本当に、あなたの目標達成に、貢献しているでしょうか。

自分一人の力で、道を切り拓こうとしていませんか。

自分が、ただ、頑張りさえすれば、いつか、道は開けると、信じすぎては、いないでしょうか。

もちろん、それも、一つの事実かもしれません。

しかし、自分を含め、多くの凡人にとって、自分一人の力など、たかが知れています。

多くの成功者は、その陰に、強力な協力者がいて、適切なサポートを得ながら行動し、その成功を、掴み取っているのです。

であれば、自分の力を過信して、無理に頑張り続けるよりも、助けてくれる、信頼できる仲間を見つけ、一緒に行動する方が、遥かに速く、そして、確実ではないでしょうか。

何よりも、その方が、きっと、楽しいはずです。

そんなことを、常々、お伝えしながら、自分自身が、先日、このテーマの核心に触れる、痛烈な体験をしました。

歯医者で、インプラントの手術を受けていた時のことです。

もちろん、手術は、麻酔をして、行われます。

しかし、治療が進むにつれ、徐々に、鈍い痛みを感じるようになりました。

そして、最後は、その痛みのあまり、涙を目に浮かべながら、その、鋭い痛みと、必死に「闘って」いたのです。

しかし、です。

その闘いは、全くもって、不要な闘いでした。

なぜなら、執刀医の先生は、手術の前に、こう、優しく伝えてくれていたのですから。

「麻酔は、途中で追加できますからね。もし、痛みを感じたら、遠慮なく、すぐに教えてくださいね」と。

それなのに、自分は、なぜか、その痛みと、真正面から、闘っていました。

なぜか、その時「この痛みに、耐えなければならない」「ここで、弱音を吐いてはいけない」と、無意識に、考えてしまっていたのです。

でも、今、客観的に考えれば、この状況で、一体、何を頑張る必要があったのでしょうか。

痛みを感じた、その瞬間に「先生、すみません、麻酔をお願いします」と、ただ、一言、伝えれば、よかったのです。

実は、あなたの目標達成の道のりにおいても、これと、全く同じことが、起こっているかもしれません。

努力家で、真面目な人であればあるほど、ついつい「頑張ること」それ自体を、目的化してしまう。

そして、周囲の力を借りることを「甘え」や「悪いこと」だと、考えてしまいがちです。

しかし、その努力は、本当に、必要な努力でしょうか。

その、一人で耐え忍んでいる、その痛みは、本当に、あなたが、耐えなければならない、痛みなのでしょうか。

そこは、さっさと、誰かに助けてもらって、あなたが、本来、本当に、力を発揮すべき、次のステージで、その力を、出し切った方が、良いのではないでしょうか。

あなたに、求められているのは「ただ、努力すること」では、ないはずです。

あなたに、求められているのは「目標を、達成すること」のはずです。

であれば、周囲の力を借りてでも、成果を出す「義務」が、自分には課されている。

そんな風に、考えることもできるのです。

それをしないのは、ある意味で、目標達成に対する「怠慢」とさえ、言えるのかもしれません。

「立っている者は親でも使え」

少し過激なことわざですが、これもまた、真理の一側面です。

あなたが、最高の成果を出すために、何ができるか。

やみくもに、不得手な分野も、自分一人で、手を動かすのが、努力ではありません。

本当の努力とは、最大の成果を出すために、与えられた、全てのリソースを総動員して、何ができるかを考え、そして、行動することなのです。

あなたの周りにある、助けの手。

それは、同僚の、専門的な知識かもしれません。

それは、便利な、ITツールかもしれません。

それは、自分のような、コーチの存在かもしれません。

それらの「使えるもの」を、最大限に、活用する。

それこそが、現代における、最も知的で、最も効果的な「努力」の、あり方なのです。

どうか、安易な「努力」という言葉の、美しさに、流されないでください。

本当の意味での、戦略的な努力を、積み重ねていきましょう。

あなたは、決して、一人で、戦う必要はないのですから。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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