その「壁」は、本当に、あなたが思うほど高いのか?
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
あなたの心の中に、こんな風に諦めてしまった夢は眠っていないでしょうか。
「あれは、特別な才能を持つ人だけのものだ」
「自分には、到底、たどり着けるはずもない」
今日は、そんな、あまりにも高く、あまりにも巨大に見える「壁」の正体について、自分自身の、少しばかり異常な体験を元に、お話しさせてください。
今となってはずいぶん前の、2017年のことです。
自分は「本州縦断 青森~下関1521Kmフットレース」というレースを、完走したことがあります。
JR青森駅をスタートし、JR下関駅まで、自らの足だけで、30日以内に走り切る。
自分は、18日と5時間28分という記録(当時、歴代最高!えっへん)で、フィニッシュしました。
この話をすると、多くの人は、それを、何か、超人的な偉業のように感じられるかもしれません。
正直に告白すると、自分自身、完走するまでは、そう思っていました。
しかし、1521kmという、途方もない道のりを走り切った後、自分の中に芽生えたのは、達成感と同時に、ある、意外な確信でした。
それは「このレースは、正しいやり方さえ知っていれば、きっと、誰でも完走できる」という、驚くべき気づきだったのです。
一見、不可能に見える1521kmという距離。
これを、制限時間である「30日」で、均等に割ってみましょう。
答えは、1日あたり「50.7km」です。
もちろん、楽な距離ではありません。しかし、これは、早朝から歩き始めれば、(全く走らなくても)多くの人が、一日で到達できる距離ではないでしょうか。
そう、あの絶望的にさえ見えた巨大な壁は、分解してみれば、実は「誰にでも達成可能な、日々の小さな一歩」の、ただの集合体でしかなかったのです。
もちろん、自分も、ただ、やみくもに挑戦したわけではありません。
実は、前年に一度、疲労骨折でリタイアするという、痛恨の失敗を経験していました。
だからこそ、二度目の挑戦では、徹底的に「やり方」を学びました。
歴代の完走者の手記を、それこそ、穴が開くほど読み漁る。
可能な方には、直接お会いして、食事を共にしながら、どんな準備をしたか、何に気をつけるべきか、その知恵を、謙虚に、そして貪欲に、吸収する。
そして、その情報を参考にしながら、全ての宿泊地を予約し、装備を整え、トレーニングを積む。
この「情熱」と「情報収集」、そして「準備」。
この三つが揃って初めて、私たちの挑戦は、単なる「無謀な夢」から、「達成可能な目標」へと姿を変えるのです。
世の中には、外から見ると、あまりにも大変そうに見えるけれど、その「やり方」を知っている人にとっては、実は、そこまで難しくはない、ということが、案外たくさんあります。
もし今、あなたが、あまりにも高い壁を前にして、挑戦を諦めかけているのなら。
どうか、一度、その壁を、冷静に、分析してみてください。
その壁を、既に乗り越えた先人はいないか。
その壁を、乗り越えるための「やり方」を、自分は本当に知っているのか、と。
まずは、情報収集から始めてみましょう。
案外、その壁はあなたが思っているほど高くはないのかもしれません。
そして、たとえ今は高く見えたとしても、一歩ずつ、着実に進めば、いつか必ず、その頂に手が届くはずです。
さあ、やれることから、やってみましょう。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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