あなたは「酔っ払い」の脳で、人生の決断をしていないか
おはようございます。
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
昨日は「楽しくなければ続けられない」という話をさせていただきました。
そして今日もまた、目標達成という長い旅路を最後まで力強く歩き抜くために、決して見過ごすことのできない、一つの重要な原則について、お伝えしたいと思います。
これをもしあなたが軽視してしまえば、あなたの価値ある挑戦は、目標達成のはるか手前で、力尽きてしまうかもしれません。
今日、お伝えしたいその重要なこと。
それは「睡眠時間を慢性的に削って行動するのはやめた方がいい」ということです。
これは、自分自身の痛みを伴う反省からも含めて、お伝えしたいことです。
自分ごとで恐縮ですが、実は最近、毎朝の起きる時間を30分遅らせるという、大きな決断をしました。
これまで毎朝5時に起きていたところを、5時半起きに改めました。
その心はただ一つ。
「最高のパフォーマンスを発揮するための十分な睡眠時間を確保するため」です。
起床時刻は、起業してからも、会社勤めをしていた頃の生活リズムに合わせていただけでした。
しかし先日、日中どうしても疲れが溜まって、強烈な睡魔に襲われ、仕事が全く捗らないという最悪の事態を招いてしまいました。
せっかく起業して、自分のペースで仕事ができる環境を手に入れたはずなのに。
睡眠不足が原因で、日中のパフォーマンスを自ら低下させてしまう。
これほど愚かなことはありません。
朝のわずかな時間を確保するために、睡眠時間を削ったその「努力」の結果が、この残念なパフォーマンス低下であると考えた時。
自分は決断しました。
睡眠時間をしっかり確保し、日中のパフォーマンスを最大化させる方が、遥かに賢明な選択であると。
ある本でこんな衝撃的な一文を読んだことがあります。
「6時間を下回る睡眠時間の状態では、脳は酔っ払っているのと同じ程度の認識力や、判断力しか発揮できない」と。
普通に考えたら、アルコールに侵された脳で、重要な仕事の決断をするなんて、あり得ませんよね。
しかし、私たちは「睡眠時間」ということになると、なぜか平気でそれを削ってしまう。
そして自らの意志で、毎日「酔っ払い」と同じ危険な状態で、自らの人生のハンドルを握ろうとしてしまうのです。
このように、安易に泥酔状態を自ら作り出してしまうという行為は、確実に避けるべきことの一つだと思います。
この睡眠時間の話は、目標達成に向かう私たちの姿勢そのものにも繋がってきます。
継続的に目標達成に向けて行動するにあたって、何かを過剰に我慢したり、無理をしたりということは極力避けた方がいい。
もちろん、あるたった一つの重要な難局を乗り越えるための一瞬。
その時であれば、多少の無理も必要かもしれません。
しかし、結局のところ目標達成とは長丁場です。
ある意味、マラソンのような世界です。
そう考えると、無理を強いて自分の身体を痛めつけながら戦い続けるというスタイルは、どこかで必ず息切れしてしまいます。
そして、ゴールのはるか手前でリタイアする、という最悪の状況に陥りかねません。
思い出してください。
マラソンは途中のラップタイムでどれだけ速いペースを記録しようが、最終的に完走しなければ何の意味もなさない競技です。
目標達成も全く同じです。
途中でどれだけ素晴らしい状況を作り出したとしても、結局、目標達成までたどり着かなければその努力は報われません。
そう考えると、やはり無理強いをして自分を痛めつけるのではなく、自分にとって最も心地よいペースで持続可能なスタイルで進んでいく、ということが必要な選択になるのです。
どうか、あなたのその価値ある挑戦を睡眠不足という名の自らを痛めつける行為で台無しにしないでください。
自分の身体に日々鞭打ちながら行動する、という悲劇的なヒーローを演じるのは、もう終わりにしましょう。
あなたの資本は時間だけではありません。
あなたの健康な心と身体こそが、目標達成のための最も重要な資本なのですから。
その最高の資本を最高の状態に保つこと。
それこそが、現代における最も知的で、最も効果的な努力のあり方なのだと自分は信じています。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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