あなたの種は、蒔くべき畑を間違えていないか? ~努力を「成果」に変える、環境の選び方~
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
目標に向かって、懸命に努力を続けている。
自分の持てる全てを、注ぎ込んでいる。
それなのに、なぜか、思うような成果が出ない。
もし、あなたがそんな苦しい状況にいるのなら。
一度だけ、その内側に向いた視線を、ほんの少しだけ、外に向けてみてはくれませんか。
そして、自らが置かれている「環境」という名の、大地を、冷静に見つめ直してみてください。
あなたの才能や情熱が、どんなに素晴らしい「種」であったとしても、もし、その種が、栄養のない、固く乾いた大地に蒔かれてしまったとしたら、果たして、力強く芽吹き、天に向かって伸びていくことができるでしょうか。
私たちは、つい「成果が出ないのは、自分の努力が足りないからだ」と、自分自身を責めてしまいがちです。
しかし、多くの場合、問題は「種」にあるのではなく、その種が蒔かれた「畑」の方にあるのです。
例えば、あなたのいる環境は、こんな「実りのない大地」になってはいないでしょうか。
・誰かの挑戦を「どうせ無理だ」と嘲笑う、批判という名の「固い粘土層」
・成功しても「当たり前」と見なされ、失敗すれば激しく糾弾される、減点主義という名の「荒れ地」
・助けを求めても「自分の仕事ではない」と、誰も手を差し伸べてくれない、無関心という名の「砂漠」
こんな環境で、心が折れそうになるのは、当たり前です。
それは、あなたの責任ではありません。
チームで何かを成し遂げるということは、本来、支え、支えられ、お互いの力を増幅させていく、美しい共同作業のはずです。
たった一人のスーパーマンが、全てを解決する物語は、現実の世界には、ほとんど存在しません。
国民的漫画「ドラゴンボール」の主人公、孫悟空を思い出してください。
彼が、地球を救うほどの絶大な威力を持つ「元気玉」を放つためには、そのエネルギーを溜める間、身を挺して敵の攻撃を防ぎ、時間を稼いでくれる、仲間たちの存在が不可欠でした。
ピッコロ、悟飯たちが、悟空の可能性を、心の底から信じているからこそ、自らの危険を顧みずに、彼のために戦うことができるのです。
これこそが、個人の才能を、最大限に開花させる「最高の環境」の姿です.
互いの力を信じ、弱点を補い合い、一つの大きな目標に向かって、全員が当事者となる。
もし今、あなたが、残念ながら、そんな環境にいないのであれば、その大地で、根性論だけで戦い続ける必要は、どこにもありません。
自らの手で、環境を変える、という選択肢を、真剣に考えてみるべきです。
経営コンサルタントの大前研一氏は、「人間が変わる方法は三つしかない」と言いました。
「時間配分を変える、住む場所を変える、付き合う人を変える」
これは、まさに、自らの手で、自分という「種」を、より実り豊かな大地へと「植え替える」ための、具体的な方法論です。
いきなり全てを変えるのが難しいのなら、まずは「時間配分」や「付き合う人」を、少しだけ変えることから始めてみませんか。
あなたの挑戦を、心から応援し、信じてくれる人と話す時間を、少しだけ、増やしてみる。
それだけでも、あなたの心という大地は、少しずつ、潤いを取り戻していくはずです。
あなたの努力は、決して、間違っていません。
しかし、その尊い努力を、正しく成果へと結びつけるためには、あなた自身が、最高の畑を選ぶ必要があるのです。
あなたという素晴らしい種が、最も輝ける場所は、きっと、どこかに存在します。
その場所を、自らの意志で、探しに行きましょう。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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