あなたの挑戦は、短距離走か?長距離走か? ~ゴールまで「走り切る」ための、ペース配分の技術~

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

今日は、誰よりも一生懸命に、そして誠実に、目標に向かって努力を続けるあなたにこそ、お伝えしたい一つの大切な注意点があります。

あなたは、目標達成という名のマラソンを、最初の1kmから、全力疾走で走ろうとしてはいないでしょうか。

目標に向かう時、特に立ち上げ期や、成果を向上させようとしている正念場では、一心不乱に行動することが求められます。

その猛烈な行動力で日々を過ごし、心身ともに健康で、楽しめているのなら、それは素晴らしいことです。

しかし、もし、あなたがその努力に少しでも「しんどさ」を感じているのなら。

一度だけ、立ち止まって、自問してみてください。

「自分は、がんばり過ぎていないか?」と。

マラソンランナーの目的は、42.195km先にあるゴールテープを切ることです。

決して、序盤の10kmを、誰よりも速く走ることではありません。

ペース配分を無視した全力疾走は、レース中盤で、必ず、足の痙攣やエネルギー切れという形で、ランナーの足を止めさせてしまいます。

その姿は、一見すると「頑張った結果」に見えるかもしれません。しかし、戦略家の視点から見れば、それは、あまりにもったいない「ペース配分の失敗」なのです。

これは、あなたの目標達成も、全く同じです。

そもそも、あなたが頑張っているのは、目標を達成するためのはずです。

その行動は、ゴールに至るまでの、「妥当な負荷」でしょうか。

1週間かけて仕上げれば、十分な品質のものができる。それを、無理な負荷をかけて、睡眠時間を削り、3日で仕上げる必要は、本当にあるのでしょうか。

70点を取れば、十分に合格と評価される。そこで、満身創痍になりながら、100点満点を目指す必要は、本当にあるのでしょうか。

私たちは、つい、ゴールに向かって行動すること、それ自体を目的化してしまいます。

そして「全力で行動すること」を、いつしか、自らの目標にすり替えてしまうのです。

しかし、あなたがゴール地点で手に入れたいのは、行動の先にある「成果」であるはずです。

無理に詰め込んだ過剰な努力から生まれる疲弊や、燃え尽きた後の虚無感を、誰も期待してはいません。

どうか、あなたの尊い努力を、無目的ながむしゃらさで、浪費しないでください。

成果を得るために、妥当な努力を投入し、時には生まれた余裕を、次の戦略を考えるための、知的な時間として愉しんでもいいのです。

あなたの挑戦は、短距離走ではなく、壮大な長距離走なのですから。

賢明なランナーのように、自らの心と身体の声を聞き、最高のペース配分で、ゴールを目指しましょう。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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