「言葉」を超えて「現物」が持つ圧倒的な力
おはようございます。
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
最近、いろいろなところで自己紹介をする機会が増えてきました。
その際に「計画立案と実行を通して、クライアントの目標達成を伴走するコーチングをしています」とか、「計画表を作って、それをベースにPDCAを回しながら、目標達成まで導きます」とか、そういった自己紹介をしていました。
何となく、伝わらないということもないのです。
しかし、今一つ、相手に届いているかどうか、よく分からないなぁ、というのが自分の印象でもありました。
おそらく聞いている相手も、分からなくはないけども、今一つ掴みきれてない、という状況ではなかったかと思います。
ある意味、かゆいところに手が届かないような…
そうしている時、とある方から「実際に使ってる計画表のイメージを共有頂くことはできますか?」という、非常に良い質問を頂きました。
さすがにクライアントの計画表そのものは守秘義務もありますし、共有することはできません。
テンプレートぐらいしかお見せできず、結局、その場はお見せするのを控えることにしました。
しかし、このご質問を頂いて、自分は大きな気づきを得ました。
確かに、「計画表を作って行動を支援する」と言っておきながら、その肝心の「計画表」のイメージがわかないと、今一つ、聞いている方はピンと来ないんだろうな、と痛感したのです。
ということで、自己紹介にも使える、計画表のサンプルを作ろうと考えました。
以前、お遊びで、ドラゴンボールの孫悟空の行動をタスクに分解したWBS(ワーク・ブレイク
ダウン・ストラクチャー=作業分解構成図)に落としたことはありましたが、計画表という形にはしていませんでした。
また、ドラゴンボールは多くの方が知っているとはいえ、知らない方もいるのも事実です。(先日紹介したブログで、ご存じない方には申し訳ない、と書きましたね…)
そこで、さすがに、日本人なら誰でも知っているであろう「桃太郎」の物語を、プロジェクト計画に落としてみることにしました。
自分が普段使っているテンプレートをベースに、桃太郎の物語を「鬼退治プロジェクト」として計画したものが、添付の画像になります。

いかがでしょうか。
何となく、桃太郎のストーリーがプロジェクトとしてイメージできるでしょうか。
添付の画像ではすべてを表示していませんが、実際の計画表は、鬼を退治して、桃太郎が村に帰ってくるまでを表現しています。
そして、この計画表を使って、自己紹介の際に「自分は、こういう計画表を用いて、クライアントの行動を支援していきます」という、お話をさせて頂くようにしたのです。
そうすると、どうでしょう。
それまでのぼんやりとした反応とは全く違う、明確な反応が返ってきました。
人によっては、食いつくようにこの計画表を見て頂き、その内容の緻密さや、整理の仕方を評価して下さる方も多くいらっしゃいました。
何よりも「具体的にやることが、目に見えてイメージできるので、支援の内容が分かりやすい」という、高い評価も頂けたのです。(特に、IT系の業務に携わってる方の反応が、抜群に良かったのはおまけです。)
いずれにしても、同じように自己紹介をしても、現物で具体的にイメージがつくようなものが「ある」と「ない」とでは、相手の反応が全く違う。
このことを、改めて非常によく理解しました。
やはり「現物」の力は、偉大だなぁと思った次第です。
【あなたの「言葉」を「現実」に変える現物の力】
ここで、あなたにお伝えしたい最も重要なこと。
それは、私たちが何かをアピールする時、言葉だけでは実感がわかないことが多々ある、ということです。
それは、当たり前のことです。
その「言葉」に「現物」であったり、実際の「成果」や「実績」であったり、そういった目に見える「証拠」が付随してくると、相手の理解は格段に増します。
これは、あなたの目標達成のプロセスにおいても、全く同じことが言えます。
あなたが、誰かに協力を仰ぎたい時。
あなたが、自分のアイデアの価値を伝えたい時。
あなたが、自らのプロジェクトの進捗を報告する時。
言葉を尽くして、説明することももちろん大事です。
しかし、それ以上に「一目見れば分かる」ような、具体的な「現物」を見せることはできないか。
それは、あなたが作った、簡単な試作品(モックアップ)かもしれません。
それは、あなたが集めた、具体的な「データ」や「グラフ」かもしれません。
それは、あなたが書いた、一枚の「設計図」や「計画表」かもしれません。
その「現物」こそが、あなたの1時間の説明よりも、雄弁にあなたの本気度と、計画の解像度を、相手に伝えてくれるのです。
おそらく、あなたが思っている以上に、数倍レベルで「現物」の力というものは、訴求力があると思います。
ぜひ、何か使えそうなアイテムがあれば、一度、それを使って、これまでの反応と比較されてみることをおススメします。
あなたの、その挑戦が、より深く、多くの人に伝わるきっかけになるはずですから。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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