「日常」という強烈な引力から脱出し軌道に乗るための方法

おはようございます!

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

今日はお正月の決意と、今の現実とのギャップに少し苦しんでいる方に向けて、始めた行動をどうやって結果に繋げるかというテーマについてお伝えさせて頂ければと思います。

お正月に「今年はこれをやるぞ!」と決めて、三が日の間は順調にできていたことが、仕事が始まった途端にピタッと止まってしまった…なんてことはありませんか?

「毎日読書をするはずだったのに、昨日は本を開くことすらなかった」

「早起きして勉強するはずだったのに、疲れて起きられなかった」

「ジムに行く準備はしていたのに、残業で行けなかった」

もし、そんな状態になっていたとしても、決して自分を責めないで下さい。

それは、あなたの意志が弱いからではありません。

構造上、極めて「当たり前」のことが起きているだけだからです。

自分はこれを、「日常の引力」と呼んでいます。

よく、変化を拒む心理的な働きとして「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」という言葉が使われます。

生物として、現状を維持しようとする本能のことですね。

もちろんそれも一理あるのですが、ことビジネスパーソンの目標達成においては、もっと物理的で、現実的な要因の方が大きいと自分は考えています。

それは、既存の優先順位とのせめぎ合いです。

お正月休みの期間というのは、ある意味で無重力空間でした。

クライアントからの電話も鳴らない。

明日の会議の資料を作る必要もない。

子供の学校の送り迎えもない。

つまり、あなたの時間を奪う外乱が極めて少ない、真空のような状態だったのです。

その中であれば、新しい行動(例えば読書や運動)という新しい取り組みを始めることは容易です。

抵抗がないのですから、少しの力でスイスイ進みます。

しかし、仕事始めというタイミングを境に、「日常」という重力圏に突入しました。

ここには、仕事や家事、育児といった、これまであなたが長年優先的に行ってきた、巨大なタスクがゴロゴロと転がっています。

そして、それらは単に存在しているだけでなく、緊急度という強力な引力を持っています。

「明日までにやらないといけない」

「今日中に返信しないといけない」

この引力は強烈です。

あなたが新しく始めた今年の目標は、多くの場合、「重要だけど緊急ではない」ものだと思います。

英語の勉強をしなくても、明日の命に別状はありません。

筋トレを一日サボっても、会社はクビになりません。

しかし、仕事のメールを無視したら、すぐに自分に跳ね返ってきます。

つまり、「日常の引力」の正体とは、この「緊急度の高い既存タスク」が、あなたのスケジュールとエネルギーを強引に奪い取っていく現象のことなのです。

ホメオスタシスという見えない心の働きというよりは、もっと現実的な時間の椅子取りゲームにおいて、新参者の新年の目標が、古参の強豪である仕事に弾き飛ばされている状態です。

では、どうすればこの強烈な引力を振り切って、新しい行動を継続し、結果に繋げることができるのでしょうか。

その原因を深掘りすると、見えてくる解決策があります。

多くの人が失敗するのは、「時間をねん出してやろう」とか「仕事を早く終えて余った時間でやろう」と不鮮明に考えてしまうからです。

残念ながら、日常の引力圏内において、そんな都合よく時間をコントロールすることはできません。

仕事は、空いている時間をすべて埋め尽くすように膨張する性質を持っています。(パーキンソンの法則なんて言ったりしますね)

この引力に対抗するためには、狙って時間を確保しなければならず、そのためには自分一人で戦おうとしないことが重要です。

一人の意志の力だけで、長年の習慣や、会社という巨大なシステムからの要求に抗うのは、正直言って難しいと思います。

どんなに屈強な人でも、日常の引力は簡単に振り払えません。

そこで有効なのが、第三者の力を借りて、人工的な推進力を作ることです。

マラソン中継を見ていると、ペースメーカー(ペーサー)という選手が走っているのを見たことがあると思います。

想定時間通りに淡々と走り、一定のリズムで引っ張ってくれ、時には風よけにもなってくれる存在です。

彼らがいるおかげで、選手は余計なことを考えず、ただついていくことだけに集中でき、結果として好記録が生まれます。

目標達成においても、この伴走者の存在があるかないかで、継続率は劇的に変わります。

一人だと、「今日は疲れたからいいや」という言い訳が簡単に成立してしまいます。

誰も見ていませんし、誰にも迷惑をかけないからです。

日常の引力に、抵抗なく飲み込まれてしまいます。

しかし、そこに誰かがいたらどうでしょうか。

「今日はここまでやりました」と報告する相手がいる。

「今週はどうでしたか?」と進捗を聞いてくれる相手がいる。

たったそれだけのことで、「やらなきゃ」という、良い意味での強制力が働きます。

これは、監視ではありません。

伴走者との約束であり、実際には自分との約束です。

人間は、自分との約束は簡単に破りますが、他人との約束は破りにくいという社会的な性質を持っています。

この性質を、ポジティブに利用するのです。

伴走者は、あなたのこと、あなたのタスクを気にかけてくれる人であれば、必ずしもプロフェッショナルを雇わないといけないということはありません。

まずは身近な人で十分です。

パートナーに、「今年はこれをやるから、毎日状況を聞いてくれない?」と頼むのも一つです。

職場の同僚と、「お互いに資格の勉強の進捗を金曜日に報告し合おう」と決めるのも一つです。

SNSで見知らぬ誰かに向けて宣言するのも、立派な第三者の活用です。

大切なのは、自分一人で完結させないという仕組みを作ることです。

外部との接点を持つことで、日常の引力とは別のベクトル(力)を発生させるのです。

「仕事」という引力に対して、「あの人への報告」という別の引力を作って対抗させるイメージです。

もし、周りに適当な相手がいない、あるいは家族や友人には近すぎて逆に言いにくい、という場合は、自分のような存在を頼って頂くのも一つの手段かと思います。

あなたが日常の引力に負けそうになった時に、隣で「こっちですよ」「ペース落ちてますよ、でも大丈夫ですよ」と声をかけ続ける役割であるプロの手を借りるのもありだと思っています。

一人で孤独に戦って、毎年同じ場所(重力圏)に留まってしまうくらいなら、誰かの力を借りてでも、大気圏を突破して見たことのない景色を見て欲しいと、心から願っています。

一応、自分は「始めた行動を結果に繋げる専門家」だと自負しています。(笑)

いずれにしても、日常の引力が強すぎて、お正月に始めたことが止まってしまっているのであれば、その引力から脱出するために、第三者という外部エンジンを活用してみて下さい。

「誰かと一緒に走る」

その選択ができた瞬間、あなたの行動は「点」で終わらず、「線」となり、やがて大きな「面」となり、確実な成果へと繋がっていくはずです。

もし一人で息切れしているようなら、誰かに「伴走して」と声をかける準備をしてみてはいかがでしょうか。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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