「成果が出ない」と嘆く前に知っておきたい成長の法則
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
読者の方は、日々目標に向かってがんばって走り続けている方が多いと思います。
そんなあなたへ、少し肩の力を抜いて頂くためのメッセージをお届けできればと思います。
テーマは「焦らず日々の進化を楽しむ」ことです。
高い志を持ち、理想の未来を描いて行動されている方ほど、ふとした瞬間に強烈な「焦り」や「徒労感」に襲われることがあります。
「こんなに毎日頑張っているのに、ちっとも前に進んでいる気がしない」
「理想の自分と現実の自分とのギャップが、あまりにも大きすぎてめまいがする」
そんな風に感じて、自分自身にがっかりしてしまうことはないでしょうか。
自分も目標達成コーチとしてプロジェクトを支援したり、あるいはランナーとして新たな目標を目指したりする中で、幾度となくこの壁にぶつかってきました。
計画通りにタスクを消化しているはずなのに成果が見えない。
練習はしているけど、体が重くてあまり動かない。
そんな時はどうしても「自分のやり方が間違っているのではないか」「自分には才能がないのではないか」と、ネガティブな思考のループに陥りがちです。
しかし、実はその「焦り」は禁物です。
そして、成果が出ていないように見えるその時間も、決して「無駄」ではありません。
なぜなら、私たちの成長や成果というのは、私たちがイメージするような直線的なものではないからです。
私たちは無意識のうちに「努力」と「成果」は比例すると思い込んでいます。
1の努力をすれば、1の成果が出る。
10の努力をすれば、10の結果が返ってくる。
右肩上がりの一直線のグラフ(リニアな成長)を頭の中で描いてしまいます。
だからこそ、10の努力をしたのに成果が1しか見えないと「おかしい」「割に合わない」と失望してしまうのです。
しかし、現実は違います。
成長の曲線は「指数関数的」に描かれることが多いのです。
最初はいくら努力しても、グラフは横ばいのまま地を這うように進みます。
低空飛行の期間が長く長く続きます。
そして、ある臨界点を超えた瞬間に、ググっと一気に上昇気流に乗って伸びていく。
これが成長のカーブです。
また、順調に伸びていたとしても必ず「踊り場」と呼ばれる停滞期が訪れます。
階段の踊り場のように平らな場所があり、そこを歩いている間は上に登っている感覚が得られません。
でも、それは決して止まってしまっているわけではありません。
次の段差を登るための筋肉を蓄え、足場を固めている極めて重要な準備期間なのです。
すぐに成果の出ないものが、無駄になるわけではありません。
むしろ、目に見える成果が出ない時期にこそ、水面下で根が深く深く伸びているのだとイメージしてみて下さい。
かつて、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズは「コネクティング・ザ・ドッツ(点と点をつなぐ)」という有名な話を残しました。
将来何かの役に立つとは限らないことでも、好奇心や直感に従って取り組んだこと(点)が、後になって振り返ってみると、一本の線に繋がっていたという話です。
別の言い方では、伏線回収と言ったりもしますね。
これは私たちの日常の努力にも、全く同じことが言えます。
今あなたが苦しんでいるその作業。
誰にも評価されない地味なルーティン。
上手くいかなくて悩んだ失敗体験。
それらは、今はただのバラバラの「点」に見えるかもしれません。
しかし、それらはあなたの内側に確実に蓄積され、いつかきっと意味を持つ「線」となって未来のあなたを助けてくれます。
無駄なことなど何一つありません。
すべての経験は、あなたの人生というプロジェクトを成功させるための伏線なのです。
ここで一つ、みなさんにイメージして頂きたいことがあります。
みなさんはロールプレイングゲーム(RPG)をやったことがあるでしょうか。
勇者が魔王を倒しに行く、あの冒険の物語です。
ゲームを始めたばかりの主人公はレベル1です。
装備は「ひのきのぼう」と「ぬののふく」だけ。
お金もなければ、魔法も使えません。
そんな状態で、いきなりラスボスである魔王の城に乗り込んだらどうなるでしょうか。
間違いなく、一撃でやられてゲームオーバーです。
だから、私たちはまずは最初の町を出て、近場のフィールドで弱いスライムと戦います。
地味な戦いを繰り返して、経験値を稼ぎます。
少しお金が貯まったら「どうのつるぎ」を買って攻撃力を上げます。
レベルが上がって、新しい呪文を覚えます。
そうやって、一つひとつ階段を上るように強くなっていくプロセスそのものを楽しみますよね。
「よし、レベルが上がった!」
「やっと次の町に行ける!」
その小さな喜びの積み重ねが冒険の醍醐味です。
現実の目標達成も、これと同じではないでしょうか。
私たちはついつい、いきなり魔王(大きな理想の目標)を倒そうとしてしまいます。
そして「今の自分じゃ勝てない」と絶望します。
でも、それは当たり前のことです。
まだレベルが足りていないだけなのですから。
大切なのは、道中を楽しむことです。
魔王を倒すことだけが目的ではありません。
そこに至るまでのプロセス、日々の小さな進化を楽しむ心を持つことです。
昨日までできなかったことが今日できるようになった。
先月は分からなかった専門用語が、理解できるようになった。
以前は感情的になっていた場面で、一呼吸おいて冷静に対処できた。
例えば、RPGで言えば、それまでは体力を回復するために道具屋で「薬草」を買わなければならなかったのが、レベルが上がって回復魔法の「ホイミ」を覚えたとします。
これによって道具屋に頼らなくても、自分の魔力(スキル)だけで傷を癒して冒険を続けられるようになります。
これは、ものすごい進化です。
「薬草代が浮いた」という経済的なメリットだけでなく、「自力で回復できる」という自律を手に入れたわけです。
私たちのビジネスや生活の中でも、これと同じような「ホイミを覚えた瞬間」がたくさんあるはずです。
「上司に聞かないと分からなかった判断が、自分でできるようになった」
「30分かかっていた資料作成が、20分で終わるようになった」
「朝、目覚まし時計が鳴る前に、スッと起きられるようになった」
そんなささやかな進化を見逃さないで下さい。
「こんなこと誰でもできる」と、卑下しないで下さい。
それはあなたが経験値を積み重ね、確実にレベルアップした証拠です。
昨日の自分よりも今日の自分の方が、間違いなく経験値は増えているのです。
理想の姿と現在地を比べて嘆くのではなく、昨日の自分と今日の自分を比べてその変化を喜ぶ。
その視点の転換ができるようになると、苦しい停滞期すらも「今は次の必殺技を覚えるための修行期間だな」と前向きに捉えられるようになります。
焦る必要はありません。
植物が種を撒いてすぐに花を咲かせないように、物事にはしかるべき時間が必要です。
自分がコントロールできるのは「結果が出るタイミング」ではなく、「今日どう行動するか」だけです。
結果は後からついてくる通知表のようなものです。
だんだん良くなります。
螺旋階段を上るように、同じような景色に見えても、確実に一段高い場所へと進んでいます。
そしてやがては、あなたが掲げた大きな目標も、気づけば「あれ、いつの間にか達成できているな」と思える日が必ず来ます。
魔王を倒せる強さは、日々のスライムとの戦いの中で養われているのです。
自分の本州縦断フットレースの時もそうでした。
1521km先のゴールを見たら気が遠くなりますが、「次のコンビニまで頑張ろう」と目の前の小さな目標をクリアし続けることでしか、あのゴールには辿り着けませんでした。
今のプロジェクト支援の活動も同じです。
毎日が試行錯誤の連続であり、理想の自分には程遠いと感じることもあります。
それでも、「今日得られた学びは何か」「昨日より少しでも改善できたことは何か」にフォーカスして、一歩ずつ進んでいます。
もし、今あなたが、暗いトンネルの中を歩いているように感じているなら、どうか歩みを止めず、出口を探し続けて下さい。
その一歩一歩が、あなただけの物語を紡いでいます。
自分のペースで構いません。
誰かと比べる必要もありません。
あなたなりの「レベル上げ」を、一日一日、楽しんでみてはいかがでしょうか。
そんなあなたの挑戦を、自分はいつも心から応援しています。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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