「平均値」という幻想を捨てて自分自身の「納得解」を生きる
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は価値観と自分にとっての「正解」という考え方にについて、お伝えしたいと思います。
私たちは、幼い頃から学校教育などを通じて、「正解」を求める癖がついています。
「普通はこうする」
「一般的にはこっちが良い」
「平均的にはこれくらい」
こういった言葉を、判断基準にすることが多いのではないでしょうか。
しかし、あえてこう言わせて下さい。
「一般的な正解なんて、あなたの人生にとって直接的な意味はない」と。
いきなり反論から入ってしまいましたが、これには理由があります。
よく「平均値」という言葉が使われますが、この平均値の正体を正しく理解している人は意外と少ないものです。
極端な例ですが、ここに「100」という数値と「0」という数値があったとします。
この二つの平均値は「50」です。
では、このデータの中に「50」という数値(実体)は存在するでしょうか?
答えはNOです。
平均値というのは、あくまで全体のデータを平らにならした計算上の「架空の数字」であって、必ずしも実在する誰かの姿を表しているわけではないのです。
私たちの人生における「世間一般の正解」も、これと同じようなものです。
多くの人の生き方を足して割っただけの、どこにも実体のない「平均値」。
そんな幻影に合わせて生きようとすることに、どれほどの意味があるでしょうか。
平均値に合致する生き方なんて、実は存在しないことの方が多いのです。
また、評価というものは立ち位置によっていかようにでも変わってしまいます。
そのことを改めて感じたのが、先日の勝田全国マラソンでの出来事でした。
自分の今回の記録は、自分がスタート地点を通過してからのネットタイムで3時間18分でした。
この記録を聞いて、どう思われますか?
ランニングをしない方や、これから走り始める方からすれば、
「えっ、3時間台で走れるの? すごい!」
「サブ3.5(3時間半切り)なんて雲の上だ!」
と、称賛の言葉を頂くこともあります。
実際に、知人たちからも「ナイスラン!」「速いですね!」という温かい言葉をたくさん頂きました。
それは本当にありがたいことですし、素直に嬉しいです。
しかし、私自身の内心(自己評価)はどうかというと、実は全く満足していません。
なぜなら、昨年の自分の記録よりも2分近く遅いですし、何より、自分が今年一年かけて目指していた「在るべき姿(目標タイム)」には届かなかったからです。
周囲からの「すごい」という評価と、自分の中の「まだまだ」という評価。
ここには大きな乖離があります。
でも、これも視点を過去に変えてみると評価はまた逆転します。
自分がマラソンを始めたばかりの頃、目標は「サブ4(4時間切り)」でした。
あの頃の自分からすれば、3時間18分なんていうタイムは、「神の領域」であり、手放しで大喜びするほどの大成功です。
つまり、何が言いたいかというと。
「3時間18分」という事実は一つですが、その解釈や評価には「絶対」がないということです。
その人の置かれている現在地、持っているベースライン、そして目指している「在るべき姿」。
それらと照らし合わせて、評価なんていくらでも変わってしまうのです。
同じ人間(私)であっても、過去・現在・未来のどの視点に立つかで、180度評価が変わるくらいですから、他人からの評価がいかに変わりやすいものか、お分かり頂けると思います。
だからこそ、思うのです。
周囲がどう言おうが、世間的な平均値がどうであろうが、そんなことはどうでもいい。
「自分自身が、その結果に納得しているか」
「自分の価値観に従って、全力を尽くせたか」
フォーカスすべきは、そこだけなのではないでしょうか。
もし、あなたが世間的には「失敗」と言われるような選択をしたとしても、それがあなたの美学や価値観に基づいたもので、あなた自身が心から納得しているのであれば、それは「大正解」です。
逆に、世間から「勝ち組」と賞賛されるような地位にいたとしても、自分の心が満たされず、在りたい姿とかけ離れているのであれば、それはあなたにとっての「正解」とは言えないでしょう。
最近、マーケティングの世界では「モノ消費」から「コト消費(体験消費)」へ、さらにその先の「イミ消費(価値観への共感)」へとトレンドが移り変わっていると言われています。
高級車やブランド時計といった「平均的にすごいとされるモノ」を持つことよりも、自分だけの体験や、自分の哲学に合ったストーリーにお金を使う人が増えています。
これは、多くの人が「平均値という虚構」に気づき始め、
「誰かの真似ではなく、自分の在り方(Being)を体現したい」
「自分だけの納得解を生きたい」
という根源的な欲求に目覚め始めている証拠ではないかと、感じています。
先日、自分は自らの仕事を「個人の目標達成のためのPMO」と再定義しました。
この仕事の本質も、まさにここにあります。
自分が提供しているのは、単に売上を上げる方法や、効率的なタスク管理術ではありません。
それはあくまで手段です。
真の目的は、クライアントが「クライアント自身の在りたい姿」を体現するためのお手伝いをすることです。
「売上は上がったけれど、家族との時間が犠牲になって不幸になった」
これでは、私のPMOとしてのプロジェクトは失敗です。
クライアントが何を大切にし、どういう人生を歩みたいのか(価値観)。
その「自分軸」を明確にし、その軸に従ってビジネスもプライベートも充実させていく。
そのための計画を作り、PDCAを回し、時に励まし、時に軌道修正をする。
それが、自分の役割だと思っています。
マラソンのタイムに正解がないように、人生やビジネスの成功にも、万人に共通する正解はありません。
3時間18分で悔しがる人もいれば、5時間で完走して涙を流して喜ぶ人もいます。
どちらも尊く、どちらも正しい。
大切なのは、自分がどちらを目指したいか、です。
私たちは、日々の業務に忙殺されて、ついつい「自分軸」を見失いがちになります。
周囲の声や、世間の常識、平均値といったノイズが耳に入ってくるかもしれません。
「普通はこうだよ」というアドバイス(という名の押し付け)に、心が揺らぐこともあるかもしれません。
そんな時は、一度立ち止まって、自分自身に問いかけてみて下さい。
「で、自分はどうしたいんだ?」
「自分が納得できる道はどっちだ?」
周囲に流されず、自分の軸をしっかり持って下さい。
正解は、教科書の中にも、Googleの検索結果にも、AIの回答の中にもありません。
あなたの心の中にしかありません。
自分らしく在るために、ご自身で考え、悩み、選択して下さい。
もちろん、一人で考えるのが難しい時や、壁にぶつかった時は、信頼できる周囲の力を借りるのも一つの選択です。
自分が勝田マラソンの最後で感じたように、最終的には「自分ができることだけにフォーカスする」しかありません。
納得のいく人生を、日々の行動で積み上げていきましょう。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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