「伝え方」を変えるだけで世界が変わる体験
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
本日は「伝え方」というテーマで、自分自身が最近体験した自分でもちょっと驚いたできごとをシェアさせて下さい。
ビジネス書やマーケティングの世界ではよく言われることですが、「伝え方を変えるだけで反応が劇的に変わる」という話。
頭では分かっていたつもりでしたが、実際に自分の身に起こると、その力に改めて驚かされます。
自分は現在、個人の目標達成を支援するサービスの一環として、無料の個別相談を行っています。
目標はあるけれど、どうしても行動が止まってしまう。
やりたいことはあるのに、日々の忙しさに流されてしまう。
そんな悩みを持つ方に対して現状をヒアリングさせて頂き、その結果から今後の行動の方向性を提案するというものです。
この個別相談において、自分なりに考えて導入していたのが「タイプ診断」です。
ただ闇雲にお話をお伺いするのではなく、事前にあるアンケートに答えて頂き、その方の行動特性を4つのタイプに分類します。
その上で、「このタイプの方は、こういう局面で行動が止まりやすいですよね」という傾向と対策を踏まえてお話しする。
そうすることで、限られた時間の中でより深い話ができますし、何より相手にとっても納得感のあるアドバイスができると考えていました。
時間効率も高まり、精度の高いフィードバックができると考えています。
この仕組みを導入したのが、昨年の12月頃です。
しかし、残念ながら、思ったほどのお申し込みがありませんでした。
自分が「良い」と思っている価値と、相手が「欲しい」と思う価値の間に、見えない壁があるような感覚でした。
「機能的価値」としては間違っていないはずです。
効率的だし、科学的だし、無駄がない。
でも、人の心は「機能」だけでは動かないということを、この状況が教えてくれました。
そこで、悩みながら、内容は変えずに、見せ方や伝え方をどう工夫すれば興味を持ってもらえるかトライ&エラーを繰り返しました。
そして、ある時ふと思ったのです。
「もっと直感的に、自分がどれに当てはまるか知りたくなるような名前にしたらどうだろう?」
そこで、4つのタイプ分類に、少し遊び心のある「キャラクター名」を付けてみることにしました。
そして、サービスを説明する際に、あらかじめその4つのキャラクターを提示するように変えてみたのです。
具体的には、こんな4タイプです。
一つ目は、「ハートのないロボット」。
なんだか少し冷たい響きですが、論理的で計画性はあるけれど、そこに情熱やワクワク感が不足していて行動が続かないタイプ。
「あ、自分かも…」と思う方もいるかもしれません。
二つ目は、「陸に上がってしまったペンギン」。
海の中ではスイスイ泳げるのに、陸に上がるとペタペタと歩みが遅くなる。
環境ややり方が合っていないだけで、本来の能力が発揮できていないタイプ。
三つ目は、「猪突猛進のイノシシ」。
とにかくエネルギーは凄い。
思い立ったら即行動。
でも、壁にぶつかっても方向転換できずに砕けてしまう、あるいは計画性がなくて空回りしてしまうタイプ。
そして四つ目は、「百獣の王ライオン」。
これが目指すべき理想の状態かもしれません。
圧倒的なパワーと、全体を見渡す視野を持ち、自らの力で獲物(目標)を確実に仕留めるタイプ。
いかがでしょうか。
「自分はロボットかな?」
「いや、イノシシに近い気がする…」
「ペンギンって言われたらどうしよう(笑)」
なんとなく、想像したくなりませんか?
実は、このように伝え方を変えただけで、驚くべきことに個別相談へのお申し込みが、従来の5倍以上に跳ね上がったのです。
サービスの中身は、1ミリも変えていません。
やることも、話す内容も同じです。
変えたのは、「入り口の看板」だけです。
「効率的なタイプ診断」という機能的な看板から、「あなたはどのタイプ?」というエンターテイメント性のある看板に掛け替えただけです。
当然ですが、実際どのタイプに当てはまるかは、診断を実施してみないと分かりません。
それでも、人は「自分が何者か知りたい」という欲求を持っています。
無機質な「タイプA」「タイプB」と言われるよりも、「陸に上がったペンギン」と言われた方が、「私のことだ!」と自分事として捉えやすくなるのです。
キャラクター設定をすることで、イメージが湧き、親近感が生まれ、「答え合わせ」をしたくなる。
そんな思いで、お申込みへの心理的なハードルが一気に下がったのだと分析しています。
この経験から、自分は本当に大切なことを学びました。
「自分の伝えたいこと」と「相手の知りたいこと」は違うということです。
自分はこれまで、「効率」や「精度」を伝えたがっていました。
でも、相手が知りたかったのは、「自分はどんな可能性を秘めているのか?」という、もっと感情的な部分だったのです。
いかに相手が興味を持つ文脈で、適切にボールを投げるか。
これがコミュニケーションのすべてだと言っても過言ではありません。
そしてもう一つ。
これは、頭の中で考えているだけでは絶対に正解にたどり着けないということです。
自分も、最初からこのネーミングを思いついたわけではありません。
反応が悪いという事実を受け止め、悩み、いろいろ試した結果として、たまたまハマったのがこの表現でした。
泥臭いトライ&エラーなくして、ヒットは打てません。
もし今、みなさんが何かを伝えようとしていて、反応がいまいちだと感じているなら。
それは、中身が悪いのではなく、単に「パッケージ(伝え方)」が相手のアンテナに引っかかっていないだけかもしれません。
「もっと分かりやすくするには?」
「もっとワクワクさせるには?」
「相手が思わずクリックしたくなる言葉は?」
少し視点を変えて、遊び心を持って表現を変えてみて下さい。
その小さな工夫が、5倍、いや10倍の成果を生む鍵になるかもしれません。
ちなみに、この「4つのタイプ診断」、実際に受けて頂いたには、真剣にご自身の課題と向き合って頂いています。
入り口はキャッチーでも、中身は真剣勝負。
それこそが、プロフェッショナルなサービスの在り方なのかなと、最近は感じています。
自分もまだまだ実験の途中です。
もっと良い伝え方があるかもしれません。
これからも、相手の心に届く言葉を探して、試行錯誤を続けていこうと思います。
みなさんも、ご自身の活動やサービスの「ネーミング」を一度見直してみてはいかがでしょうか。
意外な発見があるかもしれませんよ。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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