「三日坊主」を今日で卒業するために

おはようございます。

一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。

目標に向かって行動をしてみてはいるけども、ついつい、三日坊主で終わってしまう。

「自分は、なんて意志が弱いんだ」

そんな風に自分を責めてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、もし、あなたが本気で目標を達成したいと願うなら、まず、その「三日坊主」に対する認識を変える必要があります。

勘違いされている方もあるかもしれませんが、三日坊主というのは、そこまで悪いことではありません。

なぜなら、そこには二つの「事実」が存在するからです。

一つには、「三日坊主で終わる」ということは、少なくとも、あなたは「何かを始めている」ということです。

多くの人が「いつかやろう」と言いながらも、スタートラインにさえ立たない中で、あなたは、実際に行動を起こした。

これは、それだけで賞賛に値する「一歩」です。

そして、もう一つには「3日間も続いた」という、これもまた素晴らしい「事実」があります。

1日目に行動し、2日目も、3日目も行動を継続した。

その行動の積み重ねは、紛れもなく、あなたの「成果」なのです。

しかし、一方で、三日坊主で終わるということが、目標達成には、やはり足りていない部分がある、というのもまた事実です。

今日は、その「4日目の壁」をどう乗り越えるかについてヒントをお伝えできればと思います。

まず、一番シンプルな考え方として、三日坊主を過度に恐れる必要はありません。

3日続いたという事実を認識して、もし止まってしまったのなら、また改めて「再スタート」すればいいというだけです。

仮にもう一回チャレンジして、また三日坊主に終わったとしても、トータルで「6日」できたことになります。

目標が達成するまで、三日坊主を何度も、何度も繰り返せば、やがて目標に近づくという考え方も一つはできます。

しかし、おそらく、この「三日坊主を繰り返す」という行為は、あなたの自己嫌悪を深くするでしょう。

何度も止まっては、その都度、気合を入れ直して始める。

これは、精神的になかなかしんどいことではないかと思います。

なので、やはり、私たちが本当にやるべきことは、「なぜ、4日目に止まってしまうのか」というその原因を冷静に分析することです。

そして、その止まった要因を取り除くための「改善」を行うことが、必要になります。

ちなみに、この「止まった状況」の分析ですが、自分一人だけだと、なかなか客観的に分かりづらいところもあるかもしれません。

「意志が弱いからだ」という、漠然とした結論にたどり着きがちです。

しかし、多くの場合、原因はもっと具体的です。

自分が「ストレスを感じている部分」こそが、あなたの行動を止める阻害要因になっていると考えられます。

ストレスというほど、大袈裟なものではないかもしれません。

ほんのちょっとした「気分の乗らなさ」や「面倒くささ」、それだけで私たちの行動は驚くほど簡単に止まってしまうのです。

例えば、あなたが「資格の勉強をしよう」と、決意したとします。

しかし、いざ机に向かった時、下記のような状況が想定されます。

「まず、本棚からテキストを取り出して」

「次に、引き出しから、ノートを取り出して」

「そして、筆箱から、ペンを取り出して…」

その勉強を「始めるまで」のステップの多さに、あなたの「やる気」は、無意識のうちに削がれてしまってはいないでしょうか。

たったそれだけの、ささやかな「面倒くささ」が、あなたの挑戦への着手を遠ざけてしまうのです。

そうであれば、対策はシンプルです。

あらかじめ、机の上にテキストを開いておく。

ノートも開いたまま置いておく。

ペンもすぐに手に取れる場所に出しておく。

つまり「机に座るだけで、1秒後には勉強が始められる」という環境を整えておくのです。

これだけで、実行できるまでのステップは格段に減ります。

そして、何よりも「ちょっと、やってみようか」という、心理的な負荷が劇的に下がるのではないでしょうか。

自分の場合も、ランニングを日々行っていますが、ジムに行ってランニングしようとは思いません。

それは、準備であったり、移動時間であったり、ジムに行って走るという行為そのものに、多くの付帯的な労力を費やしてしまいそうだからです。

それであれば、自分の場合は、玄関を開けていきなり走り始められる状況を作るために、自宅付近の街中を走る、という選択をしています。

それによって、心理的な負荷を極限まで軽減しているのです。

(まぁ、自分の場合は、単にめんどくさがりなだけなんですが…)

このように、あなたの行動を阻害している、小さな、しかし、確実な「障害物」を一つひとつ丁寧に取り払ってあげる。

行動に移しやすい状況を、いかに戦略的に作るか、ということを考えて、環境整備をしてみる。

それこそが、根性論や精神論よりも、遥かに確実で効果的な「継続の技術」なのです。

この「環境整備」そのものを楽しむ、という考え方もあると思います。

どうすれば、自分がもっと楽に、そして、気持ちよく、行動できるか。

その最適な「仕組み」をデザインしていく。

その知的な試行錯誤こそが、あなたを三日坊主から卒業させてくれるのです。

ぜひ、今後の行動のヒントにして頂ければと思います。

今日も一緒にやり抜きましょう!

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