「コーチ」でも「コンサル」でもなく「個人のPMO」という立ち位置
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
実は、自分の中でずっとモヤモヤしていたことがあるのですが、最近それに対する答え見つかり、腹落ちできたので、その内容を共有させて頂ければと思います。
その問いとは、
「結局、自分は何屋さんなのか?」
ということです。
これまで、多くの方と日々出会う中で、自分の職業や役割を説明する時に、少し迷うことがありました。
「コーチングをやっています」と言うと、ひたすら傾聴して相手から答えを引き出す人だと思われます。
「コンサルティングをやっています」と言うと、正解やノウハウを教えて引っ張っていく人だと思われます。
どちらも間違ってはいないのですが、どちらも「それだけではないんだよな…」という違和感が常にありました。
しかし、最近クライアントに伴走させて頂く中で、ようやくしっくりくる言葉が見つかりました。
自分は、「個人の目標達成のためのPMO(Project Management Office)」なのだと。
企業にお勤めの方(特にITに精通されている方)なら、PMOという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
大規模なプロジェクトにおいて、プロジェクトマネージャー(PM)を補佐し、進捗を管理し、課題を可視化し、プロジェクト全体が円滑に進むように支援する専門部隊のことです。
私は、これを「個人」に対して提供しているのだと気づいたのです。
今日は、この「個人のPMO」という立ち位置について、そしてなぜその役割が必要なのかについて、お伝えしたいと思います。
まず、目標達成を支援する上において重要なのは、アプローチの使い分けだと考えます。
自分は、クライアントの状況に合わせて、「コーチ」と「コンサルタント」の役割を切り替えながら接していることに気づきました。
例えば、プロジェクトの始まりである「目標設定」のフェーズ。
ここでは、徹底的に「コーチ」として振る舞います。
なぜなら、「何をやりたいか」「どうなりたいか」というビジョンは、クライアントの中にしか存在しないからです。
コンサルタントが勝手に「あなたはこれを目指すべきです」と決めることはできません。
対話を重ね、問いを投げかけ、クライアントの心の奥底にある「ワクワクする未来」や「本当の願望」を引き出す。
これは完全にコーチングの領域です。
しかし、いざ「その目標をどう実現するか」という「行動計画(プランニング)」のフェーズに入ると、今度は「コンサルタント」の役割になります。
多くの人がここで躓きます。
想いはあるけれど、それを具体的なタスクに落とし込めない。
期限までに何をどういう順番でやればいいのか、ロジックが組めない。
ここで私は、PMとしての経験をフル活用します。
「その進め方だと、ここにリスクがありますね」
「このタスクが抜けていませんか?」
「まずはここから着手した方が効率的だと思いますよ」
クライアントのやり方や考え方に寄り添いつつも、プロの視点で計画の精度を高め、実現可能なロードマップ(WBS)に落とし込んでいく。
これは、ただ話を聞くだけのコーチにはできない、コンサルタント的な介在価値です。
そして、いざ実行フェーズに入ると、当然ながら計画通りにはいきません。
壁にぶつかったり、サボってしまったり、想定外のトラブルが起きたりします。
ここで重要になるのが、「PDCA」を回すためのハイブリッドな関わり方です。
仮に、クライアントが計画通りに行動できなかったとします。
この時、どう対応するか。
まずは、「コーチ」として問い掛けます。
「なぜ、出来なかったとお考えですか?」
「その時、どのように感じられましたか?」
相手の感情や、置かれていた状況に寄り添い、内面的なブレーキが何だったのかを引き出します。
そこから、原因分析のフェーズでは「コンサルタント」の視点を入れます。
「なるほど、モチベーションの問題というよりは、物理的な時間の見積もりが甘かった可能性がありますね」
「あるいは、タスクの粒度が大きすぎて、着手するハードルが高くなっていたのかもしれません」
構造的に原因を分解し、ボトルネックを特定します。
そして、今後の対策(Next Action)を決める時。
再び「コーチ」に戻り、
「で、本当はどうしたいですか?」
「どうなれば理想ですか?」
と、クライアントの意志を確認します。
最後にまた「コンサルタント」として、
「それなら、こういうツールを使ってみてはどうでしょう」
「朝のこの時間を活用するリスケジュール案がありますよ」
と、具体的な解決策(ソリューション)を提示し、アドバイスを送る。
このように、一つのセッションの中で、何度も何度も役割を行き来します。
時に寄り添い、時に引っ張り、時に後ろから支える。
場面場面で必要なスキルを総動員して、すべては「クライアントの目標達成」という一点のために動く。
これこそが、私が考える「個人のPMO」の役割です。
特に、自分の強み(売り)はここにあると確信しています。
「クライアントの頭の中にあるフワッとしたイメージをヒアリングして、具体的な行動計画にまで落とし込み、それを達成できるようにPDCAを回し続けること」
世の中には、モチベーションを上げるのが上手いコーチもいます。
優れた戦略を授けてくれるコンサルタントもいます。
でも、その両輪を回しながら、泥臭い「実行支援」まで担い、最後まで一緒に走り抜ける存在は、意外と少ないのではないでしょうか。
もちろん、偉そうなことを言っていますが、自分自身も完璧ではありません。
読み違えることもありますし、最適なアドバイスが即座に出せないこともあります。
まだまだ改善の余地(伸び代)だらけです。
でも、その改善すらも、クライアントと伴走しながら、実践の場(現場)で一緒に磨き上げていければいいと考えています。
「今回のアドバイスはちょっとしっくり来ませんでした」
と言われたら、
「なるほど、では次はこうしてみましょうか」
と、自分自身の関わり方もPDCAを回していけばいいのです。
結局のところ、使っている手法がコーチングだろうがコンサルティングだろうが、ティーチングだろうが、そんな名称はどうでもいいのかもしれません。
大切なのは、クライアントが止まってしまっている原因を明確にし、対策し、その先の見たことのない景色に辿り着くこと。
そのために、使える手段は何でも使う。
黒子(PMO)として、徹底的に支援する。
そう考えがまとまったことで、すごくスッキリした気分です。
「私は、あなたの人生というプロジェクトのPMOです」
これからは、自分の役割をそう伝えられそうです。(PMOという言葉を知らない方はまだ多いですが…)
もし、
「やりたいことはあるけど、形にできない」
「計画倒れで終わってしまう」
「一人だとどうしても行動に甘えが出る」
そんな悩みをお持ちの方がいれば、ぜひ「個人のPMO」という選択肢を思い出してみて下さい。
必要であれば、あなたの頭の中にあるビジョンを、現実の成果に変えるお手伝いをさせて頂きます。
さあ、あなたのプロジェクトをあなたらしく前に進める取り組みをしましょう。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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