「できた！」の積み重ねがやがて最強の自分をつくる
おはようございます。
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治（しゅんじ）です。
今日は、目標達成の土台となる「セルフイメージ」と、それを高めるための「計画」の関係性について、少し深掘りしてお話しさせて頂ければと思います。
みなさんは、「セルフイメージ」という言葉を聞いて、どのような印象をお持ちでしょうか。
なんとなく、自信があるとか、ポジティブ思考だとか、そういった精神論のようなイメージがあるかもしれません。
しかし、自分はこのセルフイメージが、行動できるかどうかの重要な鍵を握っていると考えています。
簡単に言えば、セルフイメージとは「自分自身に対する思い込み」のことです。
「自分は約束を守る人間だ」と思っている人は、自然と約束を守る行動をとります。
逆に、「自分はいつも三日坊主だ」と思っている人は、無意識のうちに三日坊主になるような行動を選んでしまいます。
つまり、行動を変えようとする前に、この自分に対する設定、つまりセルフイメージを整えてあげることが、遠回りのようでいて実は最短ルートなのです。
では、どうすればこのセルフイメージを高め、「自分はできる人間だ」という設定に書き換えることができるのでしょうか。
鏡に向かって「私はできる！」と唱えるのも一つの方法かもしれませんが、もっと確実で、地に足のついた方法があります。
それが、「計画を立てて、それを確実に実行する」というプロセスの繰り返しです。
非常にシンプルですが、これ以上の特効薬を自分は知りません。
自分で「これをやる」と決めて（計画）、実際に「やった」（実行）という結果を得る。
この「決めたことを守れた」という小さな実績の積み重ねが、脳に対して「ほら、自分はやるって言ったらやる人間でしょ？」という証拠を突きつけることになります。
この証拠が増えれば増えるほど、脳は「なるほど、確かに自分は行動できる人間らしい」と認識を改め、セルフイメージが書き換わっていくのです。
いわば、自分自身との信頼関係を構築していく作業と言えるかも知れません。
しかし、ここで多くの人が陥りがちな、非常に危険な落とし穴があります。
それは、早く変わりたい、早く成果を出したいと焦るあまり、「無理な計画」を立ててしまうことです。
自分も昔は、プロジェクトの期限に合わせて逆算で無理な日程を引いたことは数知れずです。
その結果、自分だけでなく、チームのメンバ含めて、徹夜仕事を強いてしまっていたことが多々ありました…
やる気がある時は、この「理想の計画」を立てているだけで、なんだか自分が凄い人間になったような気がして気持ちがいいものです。
ですが、現実はそんなに甘くありません。
いざ実行してみると、想定通りに事が運ばなかったり、割り込みが入ってきたり、体調が優れない日があったりと、計画通りに進まないことが当たり前のように出てきます。
そうするとどうなるか。
「あぁ、またできなかった」
「やっぱり自分はダメな人間だ」
「計画なんて立てても無駄だ」
そんな風に、自分を責め、失望し、結果としてセルフイメージを大きく悪化させることになってしまいます。
これでは本末転倒です。
セルフイメージを高めるために計画を立てたはずが、逆に自分を傷つける状況になってしまっているのです。
無理に詰め込んだ計画は、守れない確率が高く、自分への信頼を無くす結果になってしまうリスクがあります。
約束を破り続ける人と信頼関係を築くのが難しいように、自分で自分との約束を破り続けていては、自分を信じること（自信）なんてできるはずがありません。
なので、ここが大事なことなのですが、最初から無理な計画を立てる必要は全くありません。
むしろ、最初は「これなら絶対にできる」というレベルまでハードルを下げた計画で十分なのです。
マイペースでいいのです。
例えば、「毎日1時間勉強する」ではなく、「毎日テキストを1ページ開く」でも構いません。
大切なのは、タスクの難易度や量ではなく、「自分で決めたことを、確実にやった」という事実を作ることだからです。
その小さな「できた！」という感覚を確実に積み重ねること、そして達成感を味わうことが、何よりの栄養になります。
そうやって、小さな約束を守り続けていると、不思議なことに「もうちょっとやってみようかな」という欲が出てきます。
セルフイメージが、「自分は継続できる人間だ」という風に育ってきた証拠です。
そこまで来たら、少しずつ計画のレベルを上げていけばいいのです。
ゲームのレベル上げと同じで、いきなりラスボスには勝てませんが、スライムからコツコツ倒していけば、いつの間にか強くなっています。
徐々に負荷を上げていくことで、気づけば当初は「無理だ」と思っていたような行動量も、当たり前のようにこなせるようになります。
計画とは、自分を苦しめるためのノルマではありません。
自分を「できる人間」だと認めさせ、気持ちよく行動させてあげるための、最強のツールです。
もし、今立てている計画を見て、少しでも「ウッ…これはしんどいかも」と胸が苦しくなるようなら、それは詰め込みすぎのサインかもしれません。
勇気を持って、タスクを減らしてみて下さい。
そして、確実にクリアできる計画に書き換えてみて下さい。
その計画を涼しい顔でコンプリートした時、あなたのセルフイメージの経験値を確実に獲得しているはずです。
その地道な経験値稼ぎこそが、揺るぎない自信と、圧倒的な行動力への確実な道です。
焦らず、自分を育てていきましょう。
今日も一緒にやり抜きましょう！
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一緒にやり抜く限界突破パートナー 福井俊治（しゅんじ） 
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