今、この苦しみが、きっといつかの武器になる。
おはようございます!
一緒にやり抜くマネジメントコーチ、福井俊治(しゅんじ)です。
日々の生活の中で、様々な瞬間に直面しますね。太陽がさんさんと輝くような順調な日もあれば、分厚い雲が立ち込めるように、なかなか前に進めず苦労する日もあるのではないでしょうか。特に、今現在、何かしらの大変な思いをされている方の中には、「もう、いっそのこと、すべて投げ出してしまいたい」と感じることもあるかもしれません。
自分もこれまで、数えきれないほどの困難に直面し、時には絶望感を味わったこともありました。そんな時、心の中で何度も「逃げ出してしまいたい」という声が響きました。しかし、そのたびに、ある言葉が奮い立たせてくれました。それは、「今の苦しみは、いつか必ず自分の血肉となり、武器になる」という信念です。
「やり抜く力(Grit)」が人生を切り拓く
なぜ、自分がそう信じるのか。それは、物事を達成するために最も大切だと感じる「やり抜く力(Grit)」の重要性を痛感しているからです。この「Grit」とは、困難に直面しても諦めずに目標に向かって努力し続ける粘り強さのこと。日々の厳しい局面で、このやり抜く力がなければ、課題から目を背け、逃げ出してしまうかもしれません。
確かに、誰しも、楽な道を選びたくなるものです。ですが、本当に大切な目標、本当に成し遂げたいことのためには、最後の最後まで現実と向き合い、泥臭く解決へと導く、そんな踏ん張る力が何よりも重要だと思うのです。
「泥臭さ」を敬遠するなかれ
世の中には、頭の回転が速く、スマートに物事をこなす人がいます。もちろん、それは素晴らしい才能です。しかし、時にスマートな人ほど、目の前の泥臭い問題、地道な努力を敬遠する傾向にあるように感じることがあります。一見すると効率的ではないように見える「泥臭さ」の中にこそ、真の粘り強さ、そして最終的な成功への鍵が隠されているのではないか、と常々考えています。
自分自身の経験を振り返ってみても、本当に心から達成感を味わえたのは、決してスマートに解決できた時ではなく、むしろ、汗水たらして、決して諦めずにやり抜いた時でした。苦労を重ね、一つ一つの泥臭い問題を乗り越えてきた経験は、最終的に目標へと辿り着くための、揺るぎない粘り強さとなってくれます。
個人的な見解に過ぎないかもしれませんが、自分は最終的に、こうした泥臭い努力を厭わない人が、人生の様々な局面で勝利を収めると信じています。
今の苦しみが、あなたの未来を拓く
だからこそ、今、日常で苦労されているみなさんには、心から伝えたいのです。「今の苦しみは、いずれ自分が前進するための力を磨いている時間なのだ」と信じて、どうか、もう少しだけ粘ってみてほしいのです。
もちろん、無理をする必要はありません。無駄に粘りすぎることは、心身ともに大きな負担となってしまうこともあります。そんな時は、周りにいる信頼できる方々に相談することも大切です。家族、友人、同僚、そして機会があればコーチでも構わないと思います。一人で抱え込まず、時には誰かの手を借りながら、一歩ずつ前に進んでいくのも賢い選択です。
冒頭でもお伝えしたように、自分はこれまで、数えきれないほどの困難に直面してきました。しかし、その一つ一つの経験が、今の自分を形作っています。そして、みなさんの今の苦しみも、きっと未来のみなさんを、より強く、よりしなやかにしてくれるはずです。
泥臭さを馬鹿にせず、むしろそれを力に変えて突き進む勇気を持ってください。
あなたの未来を、心から応援しています。
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