そのレールは、誰が敷いたものですか? ~「良かれと思って」という呪縛から、自分を解放する方法~
おはようございます!
一緒にやり抜く限界突破パートナー、福井俊治(しゅんじ)です。
あなたは今、人生の岐路に立ち、どちらに進むべきか、深く悩んでいるかもしれません。
プランAか、プランBか。
右の道か、左の道か。
しかし、あなたが真剣に考えを巡らせている間に、ふと、こんな感覚に襲われたことはないでしょうか。
「あれ、いつの間にか、外堀が埋められている…?」
上司の、あのひと言。
同僚の、あの親切なサポート。
家族の、あの期待に満ちた眼差し。
その一つひとつが、良かれと思ってのことだと分かっている。
それなのに、なぜか、自分が進める道が、一つしか残されていないかのように感じてしまう。まるで、誰かが敷いた「見えないレール」の上を、ただ進むしかないかのような、あの息苦しい感覚。
もし、あなたがそんな状況にいるのなら。
どうか、一度だけ、深く、深く、立ち止まって考えていただきたいのです。
そのレールは、本当に、誰かがあなたを縛り付けるために敷いたものなのでしょうか。
それとも、あなた自身が「ここしか道はない」と、勝手に思い込んでしまっているだけなのでしょうか。
多くの場合、私たちは、他人の言動を、自らの「制約」として解釈してしまいがちです。
「あの人が、ああ言ってしまったからには、自分はこう動くしかない」
「ここまでお膳立てしてもらったのだから、この道を進まないのは申し訳ない」
この思考の裏にあるのは、あなたの誠実さであり、優しさです。周囲の期待に応えたい、親切を無下にしたくない、という人間として、とても美しい感情です。
しかし、その誠実さが、時として、あなたの可能性を狭める「足かせ」になってしまうとしたら。
それは、あまりにも悲しいことではないでしょうか。
ここで、一つ、思考の実験をしてみましょう。
あなたの進むべき道を決定づけたように思える、あの人の「ひと言」や「行動」。
その主語を、「あの人」から「私」へと、入れ替えてみてください。
「あの人が、ああ言ってしまったから、自分はこう動くしかない」
↓
「私が、あの人の言葉を『こう動くべきだ』という指示だと解釈した」
「あの人が、ここまでお膳立てしてくれたから、自分はこの道を進むしかない」
↓
「私が、このお膳立てを『この道以外に進んではいけない』というプレッシャーだと感じた」
どうでしょうか。
見えてくる景色が、少しだけ変わってきませんか。
多くの場合、相手はあなたに「良かれと思って」ヒントやサポートを提供してくれているだけであり、あなたの人生を縛り付けようなどとは、微塵も思っていません。
彼らは、あなたの選択を尊重する準備ができています。
問題なのは、相手の言動ではなく、それを受け取ったあなたが、どう「解釈」し、どう「意味付け」をしているか、ということなのです。
私たちは、自分自身の「思い込み」によって、勝手に選択肢を捨て、自らレールの上に乗り、そして「外堀を埋められた」と、嘆いてしまうのです。
では、どうすれば、この見えないレールから降りることができるのでしょうか。
その答えは、「感謝」と「宣言」です。
まずは、あなたのために行動してくれた相手に、心からの感謝を伝えます。
「先日のアドバイス、本当にありがとうございました。自分一人では気づけない視点でした」
「ここまで準備していただき、感謝しかありません。そのお気持ちが、本当に嬉しいです」
感謝を伝えることで、あなたは相手の「想い」と、自らの「決断」を、切り離すことができます。
そして、その上で、あなたは、あなた自身の判断を、誠実に、しかし断固として「宣言」するのです。
「いただいたアドバイスも踏まえ、すべてを自分で考え抜いた結果、私は、こちらの道に進むことに決めました」
その決断は、相手の期待とは違うかもしれません。
しかし、あなたが真剣に考え抜いた末の決断であることを、誠実に伝えさえすれば、相手はきっと、あなたの背中を押してくれるはずです。なぜなら、本当にあなたを大切に思っている人ならば、あなたが不本意な道を進むことなど、決して望まないからです。
あなたの人生の運転席に座る権利は、あなたにしかありません。
誰かの親切という名の助手席から、ハンドルを握られてはいけないのです。
外堀が埋まっていると感じたなら、それは、あなた自身が掘った「思い込み」の堀かもしれません。
どうか、そのことを忘れずに、あなただけの道を、あなたの足で、力強く進んでいってください。
今日も一緒にやり抜きましょう!
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